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Beauty Japan 2024を通して伝えたいこと。

こんにちは!
金髪の行政書士、髙橋志乃です。

"美しく社会貢献する女性を発掘する"
というコンセプトのBeauty Japan 2024 日本大会の
グランドファイナリストとして活動しています。

Beauty Japan 2024日本大会を通して、私が伝えたい『ペット信託』という仕組み。

今回は、私がこのテーマに真剣に取り組むきっかけとなった、ある犬との出会いについて書きたいと思います。


<脱走犬モップちゃんとの出会い>

愛犬ピノと近所を散歩していたある日のことです。
毛むくじゃらなモップのような物体を歩道で見つけました。

よく見てみると犬のようです。かなり汚れていて、迷子犬だと思いました。

※イメージですが、本当にこんな感じだったのです💦


その犬(以下、モップちゃん)は慣れた足取りで商店街を歩いています。

魚屋さんの前に来ると店主は、“また来たのか!”といった顔でオヤツをあげていました。

気になった私は、店主に「この犬って飼い犬なんですか?」と尋ねました。

すると店主は「そうなんだよね~、こう見えても近所のおばあちゃんが飼っていて、時々脱走してくるんだよ!」と。

まさかの飼い犬!?こうなると気になってしょうがありません。
質問も止まりません。

「でも、こんなに毛玉もできてるし、汚れているし、どうしてなんですか?」
「どうやって脱走してくるんですか?」などなど…

すると、この飼い主さん、高齢で少し認知症があるらしく、家の玄関の鍵を時々閉め忘れてしまうため、賢いモップちゃんは脱走してくること、
また、体が不自由になってきているせいで、キチンとしたお手入れができないんじゃないかと教えてくれました。

言葉を失っている私にモップちゃんは“撫でて、撫でて!”と言わんばかりにお腹を見せたり、体をこすりつけたりして甘えてきます。
とっても愛くるしい笑顔で✨✨

これだけ人間のことが大好きで慣れているので、飼い主さんは愛情をもって接しているのでしょう。

しかし、モップちゃんは、うちの愛犬ピノと同じヨークシャテリアという犬種で毛のカットやブラッシングなどのお手入れが必須の犬種だったのです。

お手入れされずに伸びた毛は固い毛玉になっていました。

お尻にも大きな毛玉があちこちにできていて排泄物がこびりついています。

愛くるしいお顔にもあちこちに大きな毛玉があります。さぞかし重たくて、体中痒そうで…

私はいたたまれない気持ちでいっぱいになりました。

その後、私は近くの交番までモップちゃんを届けました。

警察官は慣れた様子で「モップちゃんね、いつも脱走してきちゃうんだよね~。飼い主さんにはいつも注意してるんだけど」と。

その言葉を聞いてちょっと苛立った私は、
「この近くには大きな二車線の道路もありますし、事故とかなる前にもう少し何とかできませんか?😊💢」
と尋ねました。

しかし、警察としてできることは見回り強化くらいだそうで…

結局、その日はモヤモヤしながらその場を離れました。


<私がとった次の行動>

次の日になってもその次の日になってもモップちゃんのことが頭から離れない私は、ネットなどで調べていくうちに飼い犬をお手入れしないことは
消極的虐待(ネグレクト)
に該当することを知ります。

動物虐待とは、「動物を不必要に苦しめる行為のこと」です。

正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、
必要な世話を怠ったり、
ケガや病気の治療をせずに放置したり、
充分な餌や水を与えない
など、
消極的虐待(ネグレクト)と呼ばれる行為も含まれます。

このことを知ってしまった以上、黙っていることができなかった私は、保健所に相談しました。

お散歩やトリミングなど、困ったことがあればいくらでも協力すると飼い主の方にお伝えしていただき、万が一、モップちゃんが保健所預かりなどになるようなことがあったらうちの仔にする覚悟もあります!と。
(今思えば、うざったいくらいだったかもしれません…(^^;;))

保健所の方は、飼い主さんを訪問して今後の対策等決まり次第、ご報告してくださることをお約束してくれました。

3週間ほど経ったころに保健所から飼い主さんの娘さんがお母様とモップちゃんの面倒を見てくださることになりましたと連絡がありました。

その後、近所でモップちゃんの姿を見かけることはなくなりました。

きっと娘さんのところで飼い主さんと一緒に幸せに暮らしているのでしょう。

この方の場合、娘さんが面倒を見てくれることになりましたが、それは結果的にそうなったに過ぎないのです。

飼い主さんが認知症になる前に対策を立てておけば、モップちゃんはあんな毛玉だらけの体にならずに済んだのではないでしょうか。。。

この対策というのが『ペット信託』なのです。

『ペット信託』の仕組みを使うことで、飼い主が病気や死亡などの不測の事態に陥った場合でも、ペットの将来を心配する必要はありません。飼い主もペットも安心して過ごすことができるのです。

しかし、このようにとても良い仕組みがあっても、誰も知らなければ全く意味がありません。

私は、Beauty Japan 2024の活動を通じて、一人でも多くの方に『ペット信託』の素晴らしさを知っていただき、
飼い主がペットと安心して暮らすための選択肢として、ぜひこの仕組みを活用していただきたいのです。

そして私は、ペットと飼い主の絆を深める「ペットのミカタ」で在り続けたいと思っています。

ここまでお読みくださった方、本当にありがとうございます ⸜(ˊᗜˋ)⸝
今後とも応援よろしくお願い致します✨

#挑戦には意味がある

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