004.動物と植物とカンブリアの海
いや、noteサボっちゃってます。
今日は頭の中でモヤモヤ想像してることを好き勝手に書いちゃいます。
間違いがあれば、教えてください〜(˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
・カンブリアの海の想像図
行ってみたいナ、見てみたいナ、カンブリアの海ぃ〜!!
いやーーーーチョットまった!。
人生お疲れなんで、やっぱり平和なエディアカラの海がイイなぁ。
こちらは、捕食が始まったカンブリアの海の絵です。
いつの時代も生き残るって大変なんだなぁー(◞‸◟)
・カンブリア爆発?
「カンブリア爆発」ってご存知の通り、この時期に爆発的な進化が起きて「生物種の大半が出揃った」とされているんですけど〜。
でもこれ注意しないといけなくて「生物種がいきなり増えた」とは言い難いんですよ〜。ただ単に化石がたくさん見つかるようになっただけっていう…。勿論この時期に生命進化の大革命があったのは間違いです。
・1番目の大イベント(生命の誕生)
生命の起源を辿ると、海底火山の周辺で吹き出る熱水から、熱や硫化水素を得て増殖する微生物に行き着きます。もちろん噴出が途絶えればそこに生きる微生物たちは死んでしまいます。完全に環境依存の生活スタイルです。
しかし、環境さえ安定していれば、細胞分裂というメカニズムで遺伝情報を継承できるシステムを獲得しました。
・2番目の大イベント(エネルギー変換の革命)
そんな中、太陽の光からエネルギーを生み出せる生命が登場します。
もちろん海底火山に依存しなくてもよくなるので、生活圏を拡大し全海洋に進出していきます。こうなると今度は地球上の二酸化炭素が大量に消費され温室効果を失い、バランスを崩して大規模な寒冷化を引き起こし大量に絶滅したりと、生命にとっての苦難は続きますが、やがて猛毒の酸素を克服し呼吸による高い運動性能を獲得した動物たちが大躍進する時代が来るのです。
・3番目の大イベント(食物連鎖の開始)
多細胞な時代から、運動性能が向上した動物の時代になると、エネルギー効率を求め捕食の時代に突入します。生き残るためには「身を守るべき硬い殻」と「武器である強靭なアゴ」を発達させる必要性が高まります。
ボディーデザインの一新こそが、カンブリア紀の大革命です。
硬い殻は化石として残りやすく、生物の多様性が確認できるようになりました。これが先に述べた「カンブリア爆発」の本当の意味だと思っています。
この頃の生き物の特徴は言うまでもなく「殻とアゴ(歯)」ですが、獲物を見るために発達した「眼(複眼)」を持っているのも特徴です。
・常識に縛られないことも大切?
生物の分類分けで「植物か動物か」という興味深い話をすると、どうしても分類できない「境界にあたる生き物」ってのが出てきます。
これは定義の問題なので仕方がないと言われるかもしれませんが、生き残りを賭けた生命の歴史を見ていくと、少しだけヒントが見えてくるようにも思えます。
それは、少しでも優位に立とうと進化を繰り返した結果、カンブリア以前には自由に動き回れる鞭毛を手に入れた藻類「動く植物」や、葉緑体を体に取り込んだ動物「 光合成する動物」がいても、さほど違和感は感じません。
カンブリアの海で生まれた食物連鎖が、形を変えながら今日まで受け継がれているのですから、太古の面影が垣間見えている様にも読みとれます。
ところで、捕食するための「口」があることこそが動物の特徴の一つになりそうですが、どうなんでしょうか。(口のない動物なんているのかな?)
光に反応する植物由来の細胞が、あるとき突然変異で眼という組織なり、やがて神経や脊髄、脳の発達し、動物らしい敏捷性を生み出したとも言えるので、「眼」を獲得したことが動物への第一歩とも言えるように思います。
※アンドリュー・パーカー氏の光スイッチ説
そういう意味でも、カンブリア紀は生命にとっての大革命期だったんだな〜と思います。最後にお気に入りのオパビニアの絵を載せておきます。
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