2022/09/03 応援

・転職してから早二週間が経ちました。

・デザイナーのお仕事、正直言ってとっても楽しい。
・「うああ今日もなんて幸せだ」と感じながら自転車を漕いで帰る日が続いている。

・自分の好きなことど真ん中なことを毎日何時間も費やしていいことが、あまりにも自分の中では奇跡的なことで、毎日感謝をしている。

・それに、忙しくない。これもすごい。
・前職では分単位で時間に追われていたから、好きなように時間を使えることも新鮮で、未だに慣れていない。
・お昼休みが機能していることもすごい。ヒルナンデス見てる。
・イラレやフォトショが学べるのもありがたい。

・好きなことをさせてもらっている、なんてありがたいんだ。

・「自分の好きなこと第一位をやる」というのは、もしかしたら人生で初めてかもしれない。
(「教育を学んでいたこと」は高校で傷ついた私を救うための光だった。救済。)

・中高の部活も好きなものを選ぶことができなかった。(本当は演劇部や美術部に入りたかったけど父に反対され、それを受け入れてしまった。)
・大学選びも、好きなことではなく「できること」で選んでしまった。

・本当に好きなことを正面から行える日が来るなんて、思いもしなかった。発想すらなかった。

・しかし、拾ってもらえて本当によかった。なんで採用してくれたんだろう。こんな未経験者。いつか聞いてみたい。

・今までの人生で抑圧されていた部分の解放だから、心から幸せを感じている。

・こんだけ、今の環境に幸せ幸せしていると、自分にとって教育とはなんだったんだと思いそうになるけど、教育は傷ついた自分の心を癒すために行なっていたんだろうな。
・「こんな思いをこれからの子供達にはしてほしくない」という、使命感に近いものだった。
・だから、理想を掲げていたんだろうな。それでいろんな教育現場を見て、現実を知り、今は挫折中。
・向いてはいなかったんだろうなあと思う。教育を知ることはすごく面白かったけど。

・それに、いろんな子たちのサポートをしていく中で、途中から私の中で「私だって自分のやりたいことがしたい。私も絵を描いたり、ものづくりがしたい。」って抑えられなくなってしまった。
・やりたいことに没頭するみんなを見て、私は羨ましくなってしまった。刺激されてしまった。

・まずは自分のしたいことと向き合わないと、これ以上は生徒のやりたいことの応援を心からできないだろうと感じた。
・私はいつの間にか、生徒に嫉妬心を抱くようになっていた。
・私だってほんとは高校の時からやりたいことがやりたかった、って、心が騒いでしまう。
・なんで私は自分のやりたいことから目を背け、人の人生を応援しているのだろう。人のやりたいことをサポートすることで、自分がやりたいことから逃げていることへの免罪符にでもするつもりなのか。

・いつか教育とはまた関わっていきたいと思っている。
・けど、そのためには、一旦私が存分に自分したいことをやりきらなければいけないんだと思う。
・自分のことを十分にしてからじゃないと、私は次に進めない。
・これまで私は、自分の時間を人の応援に使っていた。けど、その前に私は、私のことを応援する必要がある。
・誰かへの応援は、その後やっと行うことができる。

・だから今は、自分のために、デザイナー業がんばるぞー!

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