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19/47 山口県 寂地山

活動記録


概要

山口県最高峰の寂地山に行ってきました。
もともとの予定では、去年11月ごろに広島の恐羅漢山と一緒に制覇しようかと思っていたのですが。ところがどっこい、天気が不安定で断念したのでした(恐羅漢山のときのログ参照)。リトライするにあたり、カタクリの時期がよさそうということで4月の中旬にしています。

計画

松ノ木峠から登ります。よく使われていそうな登山口はもう1つ、キャンプ場があり、こちらは滝を見ながら登っていくコースになります。秋とかよさそう。

今回はついでに冠山とかにも寄り道します。

道の状態

駐車場

7時前に登山口付近に到着し、朝の7時くらいに登り始めました。駐車するところは、ドッグランの施設の駐車場を使います。駐車料金は500円、施設が開いているときに支払いますが…9時からオープン。なので、下りてから払います、代わりに、500円以上の商品を購入してもいいようです。

登山開始

登山口までは車道を通り、峠のところで山道に入ります。植林されたところと雑木林の境界を歩いていく感じで、どんどん登ります。急に谷になっていたりするところもあれど、ほぼ上りですのでのんびり登るのみです。特に道が荒れていたりするところもなく、冠山への分岐までは歩きやすくなっています。ひんやりしていたこともあって、風が吹くとちょうどいいくらいです。

冠山へは、分岐からだいたい笹でした。長袖のシャツでよかった。結構繁っていて、たまに道がわかりにくくなっていたりしています。ピンクテープが頼りです。冠山が今回の山行で唯一、眺望がある山頂でした。休憩したあと、戻ります。

生い茂る笹

冠山の方など、メインルートではない道は笹がめちゃくちゃ茂っていて、笹はダニの話をよく聞く。特に島根とかで熱を出したとニュースになるので、正直不安ではあったけど、長袖でとりあえず良かったなあ思いました。あと笹が刈ってないと、クマが視認しにくくなったりするし、緊張度が上がります。メインルートはちゃんと笹が払ってあって、メンテナンスされていました。

後冠山へも寄りつつ、寂地山山頂に到着。ここまで誰にも会わず…そして山頂貸し切り。えっ休日ですよね…。となりましたが、早めの昼ご飯を食べたりしていたら、別の登山口からきた方たちがちらほらとやってきました。よかった独りじゃなかった。

山頂

山頂から、少し「別の登山口」のほうへ行くと、カタクリの群生地があるらしいのですが、今回登ってきた道の道端にも結構咲いていて、ちょっともういいかなってなっていたのもあって、行かずに下山しました。あとで、白いカタクリもあるのを知って、行っておけばよかったとちょっと後悔しました。

カタクリは寂地山の西側でよく見られるものと思っていましたが登山道に沿って、冠山の方へも生えていて、道端で花が咲いているのを見ると、これらは登山者が歩いて種を落としていってるんだろうなあ、と想像していました。

下山

下山のときは、近くにあった額々山にも行きました。こちらはなんとも道かどうかわかりにくいところを歩いていきました。細い若い枝が胸のあたりまで来ていて、ここもピンクテープが頼りです。なんとか山頂までたどり着きましたが眺望なし。直前にあった大きな岩が、どう巻けばいいのかわかりにくかったなと。
メインルートにヘトヘトになりながら戻ってきて、ハーハー言っていたら、おじさんが、「雪は残っていたか」と声をかけてきました。雪…。そうか…雪がないとそりゃあここはきついよなあ、そう思いました。

途中、最終局面の急登で足が攣ってしまったりしつつも、なんとか松ノ木峠まで戻ってきて、ドッグラン施設で冷たいドリンクを飲んで山行は終了しました。

道中のはなし

コンビニも何も無い

これまで、幾度となく遠征で早朝からの登山をやってきているわけですが、なかなか早朝に余裕をもって登山口に着くことが難しい。夜遅くに神戸を出発するも、途中のSAPAで休憩を挟むと仮眠タイムになり、その長さが地味に行程の遅延につながっている。今まででうまくいったのは、暇を持て余すくらい長く施設に滞在したパターンくらいです。

今回は広島の快活CLUBで仮眠する時間を確保できました。といっても、高速を走ってカーナビの到着予想時間から逆算して余裕がありそうかを確認しつつ、での決定だったのでもっと確実に泊まれるようにならないと…。(快活CLUBは以前に山口へ行ったときにも休憩に使いました。活用すべく株主にもなったのでもっと活用したいところ。)

登山口までにコンビニで朝食を購入して登る前か少し登って食べるのですが、中国道を下りたあとはコンビニがなく、朝ごはんを買えませんでした…!恐るべし中国道。

暑いホテル

松ノ木峠からは、徳山のホテルへ移動しました。予想よりも早くにホテルに着いてしまったので、結構暇を持て余していましたが、食べるところも探すのが億劫になって、ホテル併設の居酒屋で釜飯を食べて晩御飯にしました。食べるのも早すぎて、外に出てもまだ明るくて、本格的にすることがない…。

そして部屋で寝ようとするも、全館空調が動いていないのか部屋の冷房が効かない…めっちゃ暑い。まさかホテルで窓開けて寝るとは思わなかった…。

室温28℃!

翌日は、すぐ近くにある徳山港から、大津島への島渡り山行です。ここも、恐羅漢山のタイミングで行こうとして行けなかったところでした。

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