12/100 山口県平郡島 大嶽
しま山100選 vol.12 は、山口県にある平郡島です。山口県東部にあるしま山は固まっているので行けるときにまとめて行きたいところです。
特に、低山ともなれば夏は大変なこともあるので冬のうちに行くのが良いと思います。さらに平郡島はマムシが多いらしいので夏〜秋は気をつける必要があるようです。
計画
柳井港→平郡西港 8:30-9:30、平郡東港→柳井港 14:00-15:40
YAMAPの地図にはルート設定ができる道は西側、東側のピストンしかなく、島を縦走するには事前に調査が必要です。そして日帰りではこの便でしか組めません。もう少し遅めの時間にダイヤを組んでくれたら…とは思いますがいろいろあるのでしょう。
ルートは設定できないので他の人の記録をいくつも見比べ、危険そうなところがないか、そして自分のスピードで無事にクリアできそうか確認します。地図上では徒歩道がありそこを通っている人が多そうです。道があるなら行けそうです。
道の状態
そうして挑んだ平郡島、東から長深山へは最初に出てくる案内に従って進んでいきます。しばらく坂を登っていくと、家があったところなのか石垣に挟まれた狭い道になり、さらに進むと道が途切れて畑があったようなところを通ります。マークがあったりなかったり、そして蔓が伸びて狭い道にせり出したりと、本当にここを進むのかと怪しい気持ちになります。春からはもう通りたくない。
そんな道もとりあえず進んでいくと登山道の様相が出てきました。登山サークルの設置した案内などもあり、それらに従って登っていくと、再び道が途切れて進む方向がわからなくなりますが石垣にある階段を見つけて登っていきます。
結構暗めな登山道が続きます。植林されたのか、段々畑のような整地されたところに林があり、もう植えられてからずいぶん経っているようです。フユノハナワラビ、という珍しい?草もあるようで、注意しながら登ります。長深山へは1時間半弱で到着しました、眺望なしです。そしてここからの縦走路も眺望なしです。
縦走路、大変でした。ピンクテープだけが頼りですが、時々見失い、そのたびに試しに進んでみる、という行為が発生します。徒歩道に沿って進んでいてもそこに道がなかったり、廃道なところもありました。そしてピンクテープを再発見したときがまた面倒で、どっちが目的の方向なのかがわからなくなります。
結果
というわけで、なかなかスムーズに進まず、大嶽に到着したのは13時を回ってからでした。大嶽直前、大滝山の山頂標識からも大嶽への道に出るところまでに迷ってしまい、そこでも時間をロスしています。ロスがなければ余裕で大嶽に到達できたのでしょうけど、ここから港までは40分くらいしか猶予がありません。YAMAPの標準タイムでは、大嶽から登山口の神社まで50分という表示、どう見てもそのまま受け取ると間に合いません…。
滑り降りるようにして山を下りました。結構な急斜面もあり、登りは大変そうだなとも思いましたが、結果的には20分くらいで海に出ました。でもここで安心もできず。港まで急いでアスファルトの道を進みます。
10分くらいでなんとか港に到着。無事に乗船券を買って帰ることができました。どうなることかと思った。
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