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note01: 打ち出す意味のあるチラシに

こんにちは!
PinkySmile イラストデザイナー
中村衣見です。

2003年にイラストのお仕事を始め、
2011年からデザインのお仕事もするようになりました🙌

いろいろ積み重ねて行く中で見えてきたのは、ただ作るだけじゃ意味が無いということ。🙅‍♀️<ブッ

元々キャラクターデザインを専攻してきたからこそ、その背景がないと
キャラクターが、イラストが、
デザインまでもが、
自分の足で上手に立ってくれないことが身に染みてわかってきました🤕

今回はその経験から感じたことをmemoしていきます。

あくまで主観なのであしからず!


memo..なーんにも伝わらないチラシ。

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学生上がり。
仕事としてイラスト描きをするようになって
まだまだひよっこ、間もない頃のこと。

自分が描いたものにダメ出しが入ると
ちょっと"ムッ"となっていました。

それぐらい当時の私にとっては自信満々で提案したイラストだったから…

私と同じように提案したものが受け入れられなかった時、
"ムッ"
となってしまった方って結構多いんじゃないかと思います。

それはズバリ、
趣味の範囲で仕事をしていたからかも。

なんでこれじゃダメなの!?
というよりも、
\出来(あがっ)た!!/
と思ったものを、修正するのがちょっと面倒だったのかもね😅
もはや提案ではなく提出の域。

クライアントさんからすると、何も伝わってこないデザインに魅力を感じないのは当たり前です。
自己満足で作ったものほど、その答えは顕著に反応で返ってきます。

というのが今ならね!

当時のクライアントさんの気持ちがすごーくよくわかります💦

これがわかっただけでも、
ちょっとは成長できてるかな?💪✨

当時自信満々で作っていたデザインは、
今じゃ恥ずかしくて目を当てられない黒歴史です。
(もちろん今でも日々勉強させてもらってます💦)

今から9年前。
「ドヤぁー!!」
顔で作ったチラシがあります。

恥を晒そう。

それがこちら 笑

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😂 😂

これ作った当時は結構ね、
よし、作ったったぞー!
感が溢れる感じでした 笑

ほぼボランティアで作ったものではあるんやけど。

どうですか?

お金いただいて請けるにはちょっとあかんよね💦


でもね。

当時はそれがわからなかったんです。

本当にわからなかったー💦


このチラシを見た他のデザイナーさんに
「まぁ、素人が作ったチラシやね😅」
と言われてしまったのを今でも覚えています。

デザインのなんたるをわかっていなかった私。
そう言われてちょっと凹んだんだ( ;∀;)

でもね!!

このチラシ見て、
「おぉ!携帯乗り換えよう!!」
って思うだろうか?

…私は思わないです🤣

単純に最低限の情報だけ載せただけやんね🤔

自信満々で提案していた当時の自分が、本当に恥ずかしい…///

チラシにも想定される「背景」や「思い」、「ストーリー」があります。
長年やっていたイラストキャラクターデザインはきちんと設定して考えるのが当たり前だったのに、デザインに関しては必要な情報を盛り込むことで精一杯でした。

そう。

デザインだって、
ただクライアントさんにお願いされたものを作るだけじゃ意味がないです。

いろんなダメ出しをいただいて、
時には最初から作り直して、
時には校了直前に企画自体がなくなって😅💦
そうやって揉まれた、この長い年月の中でやっと気付けました。

パズルのように組み立てるだけじゃダメなんですよね。

2010年に起業を決意したけど、
その時起業しなくて本当に良かった😅

10年で身につけたものはすこぶる大きいです✊!


memo..販促物って、なんのために作るのか。

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これすごく大事。

高いお金かけて作ったチラシは、その後各ご家庭に配布されます。
そしてそのままサラッとゴミ箱に行っちゃったら意味がない。

どうやったら捨てられないチラシになるのかな??

まずはその前に、
チラシの効果を知っておく必要がありますね。

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不特定多数の世帯に折り込みチラシを配布すると、
0.3%反応があれば良い方と言われています。

この0.3%ってのは、
1000人中3人のアクション。

チラシ1000枚配ってやっと、
3人が購買してくれる。
3人が問合わせてくれる。

100人に反応いただくためには?

単純計算で33000枚を配布!

<ヒィー

まぁなかなかシビアな数字…!

そしたらもちろん、いかに1回のチラシでアクション起こしていただくかがデザイナーの腕にかかってくることになります。

印刷料金は1枚1〜2円として、
チラシのデザイン費はピンキリですが、個人のデザイナーさんは大体「相場」を意識されているのかなと思います。

なぜ原価のない技術に相場があるのか。

それは、"デザイン"と一言で言っても、
そこには時給技術を習得するための費用に加えて
・アプリケーションの利用料金
・フォントの利用料金
・その他、システムの利用料金や運営費
・確認用の印刷費等、諸費用

などなどが想像以上にかかってきます。
最近はクラウドシステムだから月額が痛い💦

なので相場が下がるとかなり切羽がつまり、クオリティが下がる。
=クオリティを下げないために、なるべく自分本位の金額設定で業界の相場を落とさないことが暗黙の了解。

じゃあ、高い!と思わせないデザインをするためにも、クライアントさんが目標とされる「効果」をあげるチラシを作成しなければならないよね🤔

ではどうやれば効果をあげるチラシができるのか。

つづく:次回でまとめあげます
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チラシを意味のあるものにするために
次回に引き続きnoteしていきたいと思います🙌


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PinkySmile
イラスト*デザイナー
中村 衣見

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