20センチュリー・ウーマン
ハマり‘衣’
エルファミング演じるジュリーが登場シーンのコーディネート。
これにチャリ+リュックサック。
かわいい!!
ハマり‘食’
垣間見える食事が気になる映画。
息子ジェイミーがパンクバンドのライブに行ったと知り、息子の分も作ったディナーを前に心配しながら、タバコをふかす。ワイングラスではないワインがいいーー
ハマり‘住’
頻繁に登場するキッチンがすごく素敵。
黄色や鮮やかブルーに、はげかけた壁紙、サビたコンロなど、絶妙な組み合わせ。
エル・ファニングがキャスティングされていると、どんな映画でも観てしまう。
あの危ない透明感がぞくぞくする。
姉のダコタより妹エル派。
まず観ていて心地よかったのは鮮やかな色づかい。
衣装やインテリア、食器や食べ物
1979年カリフォルニア州サンタバーバラを舞台にした映画だということが
この心地良い鮮やかな映像と関係しているのかもしれない。
嫌らしくない、度肝を抜かれる色の組み合わせ。
マンションの管理人をしているシングルマザーの主人公の食卓は
賑やかな時、殺風景な時、時間帯も同席人数も様々だが、カラフルなキッチンの色合いは印象的で、各シーンの雰囲気、時間帯で見え方が違う。
ポップでキッチュな色に囲まれて食卓を囲む画はとてもキレイで見とれてしまう。
ラフなグラスに注がれたワインとタバコがそこにあり、色んな会話がキッチンで交わされる。
食事がダイレクトに映り込むことはないが、レトロな食器の中が、何だか気になってしまう。。
70年代を意識していることもあるだろうが、衣装にも、鮮やかな色の組み合わせは沢山ある。
細すぎる体型が好みの私としては、やっぱりエルのファッションにクギ付けになった。Tシャツインのフレアスカート、スニーカーで自転車をこぐ冒頭のシーン、透明感がハンパない。
その他の登場人物も、ほどよく抜けているけど、キャラクターの主張も忘れていない、映画の世界観を表現したようなファッションが魅力的。
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