2022 秋華賞の予想

阪神11R
芝2000m 内回り
15:40発走


1.オークスから直行の春の実績馬
2.一度叩かれた春の実績馬
3.夏の間に力をつけた上がり馬
4.何とか抽選突破で滑り込めた馬

大きく分けてこの4分類で16頭のフルゲート
データ・追い切り・土曜の阪神の馬場傾向等も含めて上位に来る馬を検討していきたい




[昨年の結果]

2.01.2 良 (前61.2-後60.0 S〜Mペース)
1.⑫アカイトリノムスメ 戸崎圭 6-5-5-4
2.⑭ファインルージュ ルメール 11-11-10-10
3.⑨アンドヴァラナウト 福永祐 4-5-5-6
4→2→3番人気決着で3連単26,410円

1番人気④ソダシは10着
良い形で直線を向かえたように見えたが逃げたエイシンヒテンに並びかけたところで失速
結果的に逃げた10番人気エイシンヒテンは4着入線なので案外な結果

良馬場発表ではあったが前日からの雨の影響により時計のかかる馬場であったことと俗に言うグラグラ事件(ソダシがゲートに突進して頭をぶつけたことで歯が折れてグラグラしていた)があったからと言われている(影響については不明)

ディープ×キンカメ
キズナ×ボストンハーバー
キンカメ×ディープ

阪神コース相性の良い血統配合にはやはり要注意でソダシを除く人気どころの決着の割には配当はよくついた方だろう



[データ]
※集計は2019.1〜2021.12

1.阪神2000m芝コースの得意騎手

川田将 21-10-10-22 勝率33% 複勝率65%
福永祐 11-8-12-25 勝率20% 複勝率55%
松山弘 11-8-7-51 勝率14% 複勝率34%
武 豊 10-8-7-23 勝率21% 複勝率52%
ルメール 7-4-0-16 勝率26% 複勝率41%
岩田望 6-3-5-42 勝率11% 複勝率25%
坂井瑠 4-3-6-29 勝率10% 複勝率31%
デムーロ 4-1-2-12 勝率21% 複勝率37%
その他
池添謙→複勝率30%超えも勝率5%
酒井学→勝率12%も複勝率23%
※率は四捨五入

さらにその前の3年データにすると勝率と連対率はデムーロ騎手がダントツの存在であったが◯台系の有力馬への騎乗序列が著しく下がった影響で大きく順位を下げた

上位安定は川田将、武豊、福永祐、ルメール



2.秋華賞の東西所属別成績

関西馬(栗東) 8-6-10-82 
関東馬(美浦) 2-4-0-63
→3着内に来た対比24:6

数字の上では圧倒的に関西馬優勢だが
阪神開催の昨年は関東馬の1,2フィニッシュ
それまで3/4の好走データにあった勝ち馬に反して2着ファインルージュはデータ面では少し買いにくい存在ではあった


☆関東馬の好走例は2パターン
国枝厩舎所属
過去10年で4/6連対

2018アーモンドアイ 1着 1人気
2019カレンブーケドール 2着 2人気
2020マジックキャッスル 2着 10人気
2021アカイトリノムスメ 2着 4人気
→得意という言葉では片付けられない

4年連続連対馬輩出中
→⑬エリカヴィータで参戦

※2桁人気馬参戦時
2015年 
ホワイトエレガンス 10人気→11着
ディープジュエリー 11人気→12着
2016年
フロンテアクイーン 12人気→14着
→この3頭は秋華賞までに重賞競走での勝利・連対実績なし

この10年で4/7を連対させている厩舎力に関しては秋華賞で狙うべき厩舎としては【SSS】クラスと言えるだろう

エリカヴィータは秋華賞の好走条件となる
A.オークスから直行組
B.国枝厩舎で重賞勝利経験有り

果たして今年はどうなるか楽しみ


☆優駿牝馬(オークス)連対馬4/6
先述のアーモンドアイ、カレンブーケドール、アカイトリノムスメの他に2014年2着(オークス1着)のヌーヴォレコルト

例外の2頭
1頭は国枝厩舎
もう1頭は昨年データ的に好走が難しいと思われたファインルージュ

2021ファインルージュ 2着 岩戸厩舎
(オークス11着も桜花賞3着,紫苑S1着)

2020マジックキャッスル 2着 国枝厩舎
(ファンタジーS,クイーンCで2着,オークス5着)

関西馬断然のレースではあるものの
データ的に買える存在としてはオークス1〜4着馬 8-3-1-12で高野厩舎は近年成績◎

オークス直行組
国枝厩舎所属
斎藤厩舎所属
オークスか桜花賞で複勝圏

少なくともこのうち2部門の該当は必須と言える

→データ的に厳しくなる馬
①ウインエクレール
②ライラック
④ラブパイロー
⑯プレサージュリフト


基本は関西馬をベースに考えながら秋華賞の好走データにあたる関東馬を入れて予想する形がデータ上は望ましい



3.前哨戦

優駿牝馬 4-0-0-14
ローズS 3-4-7-56
紫苑S 3-4-0-41
→勝ち馬に関してはいずれかの出走馬かつ4着以上の成績を収めてきた馬に限られる

※ここ4年連続で確立されたオークス直行組が優勝している
その一方で勝ち馬以外は4着以下という点も頭に入れておきたい




4.消去法データ

生産者が社台系を除く馬で前走2000mを使った馬は0-0-1-29と2020年のソフトフルートを除けば全てが馬券外

②ライラック
③タガノフィナーレ
⑥メモリーレゾン
⑩アートハウス
⑪エグランタイン
⑮サウンドビバーチェ

といったあたりには苦しいデータになりそう


関東馬かつ前走がオークス、紫苑S、ローズS以外からのステップ 0-1-0-14で2014オークス馬のヌーヴォレコルト以外全滅

①ウインエクレール
④ラブパイロー が該当



☆特注データ
桜花賞、オークスを制した二冠馬の成績

過去6頭が参戦して5-0-1-0
→二冠馬の取りこぼし
2009 ブエナビスタ2→3着降着
※実質のところ二冠馬は5-1-0-0

→スターズオンアース
強烈な買いデータ
この馬の1,2着流しが最も無難な感


☆オカルトデータ
春の二冠牝馬出走時の異変

2012 アロマティコ 6人気→3着
2018 ミッキーチャーム 5人気→2着
2020 ソフトフルート 9人気→3着
→この3頭の共通点は春のクラシック不出走
春〜夏以降に条件戦で賞金加算した組

なぜか過去10年の二冠牝馬参戦レースで起こっている珍しい出来事と言えるがその後の各馬を考えると妥当な結果とも言える

今年注意が必要そうなのは
①ウインエクレール
③タガノフィナーレ
⑤ストーリア
⑥メモリーレゾン
⑪エグランタイン
⑭ブライトオンベース
と6頭が該当してしまう

もっと絞り込むと重賞出走経験もない馬は
①ウインエクレール
⑤ストーリア
⑭ブライトオンベースの三頭

サウンドビバーチェのオークス除外まで考えるとキリがないので個人的にはこの中で該当する馬で⑤ストーリアと⑪エグランタインの2頭に注目したいがあくまでオカルト要素程度で考えておけば良いというところ

消去法などから割り出される浮上馬候補
→⑤ストーリアが断然



5.種牡馬データ

これについては秋華賞で見ると9/10が京都2000mでのデータになってしまうので今回は特に取り上げないが阪神2000mに限れば以下の種牡馬の産駒が好相性

勝率・連対率・複勝率の三部門すべて
ディープインパクト、キングカメハメハ、ドゥラメンテが独占

次いでキズナ、エピファネイア、ルーラーシップ、ハービンジャー、ハーツクライも複勝率に関しては30%前後の水準にある


以上、挙げ出したらキリがないのでデータについてはこの辺りにしておくがデータ面から挙げられる激走注意人気馬と危険な人気馬を挙げてみた

人気薄での激走注意候補
⑤ストーリア
⑪エグランタイン
⑬エリカヴィータ

上位人気での危険な人気馬
⑩アートハウス
②ライラック
⑯プレサージュリフト



おまけデータ

サイン馬券(訃報・世相反映・大きなニュースが馬券で現れる現象)について

先々週は偉大な功績を残した方々の訃報が相次いだがその直後に行われたレースでサイン(こじつけ)があったことを確認した

10/2 スプリンターズS
低評価を覆して制覇したのは中山巧者のジャンダルムで鞍上は荻野極J
奇しくも当日は燃える闘魂アントニオ猪木氏の訃報が報じられた

INOKIはプロレス界のレジェンドであり
OGINOKIWAMUがGⅠを初制覇
OG 「INOKI」 WAMUが縁遠かったGⅠを初制覇となったが2着には闘魂レッドが勝負服カラーにあるウインマーベルが入り、3着のナランフレグは3枠の赤帽子
そしてアントニオ猪木氏が出場することのなかったG1(CLIMAX)を優勝した猪木JではなくOG INOKI WAMU騎手、なんともできすぎたサインであった


またその2日後の金沢で行われたJpnⅢの白山大賞典はケイアイパープル号が制覇しましたが、同じく訃報があった三遊亭円楽師匠の勝負服?(着物のカラー)である紫が名前にある馬でした

敬愛パープル、ご冥福をお祈りいたします


今回どう?秋華賞のサインある??
みたいな会話をしている人を街中で見かけたらある種なかなかの変態だが、世相とは関係ないローズSの馬番結果と連動しているというのは有名な話です

ローズSの結果 / 秋華賞の結果
2016年 7→1→3 / 7→3→15
2017年 14→16→6 /14→7→4
2018年 13→5→4 / 11→13→2
2019年 4→11→8 / 5→8→14
2020年 1→13→8 / 13→12→8
2021年 12→10→14 / 12→14→9
2022年 8→6→9 / ?→?→?

ここまで来たら胡散臭い投資話を持ちかけてくるおっさんみたいですが、たまたまとは言えロト系で数字読みやる人の感覚になりますね

個人的にアテにしたことはありませんが⑧ナミュールと⑨スターズオンアースが入っていることを思うと今年も・・という気にはなりそうです


確か1週前の京都大賞典の結果も馬番連動していたはずですが、そうだとすれば②⑩⑪あたりが絡むことになります(もう半ばめんどくさいです)


大きなニュースとしてはJAXAのイプシロンロケットの打ち上げのニュースがありました
スターズオンアースという名前はいかにもな感がありますが、、打ち上げ失敗してるのがなんとも言えない気持ちになりますね

これがスターズオンアース凡走サインだとかなんとか言われていますが、ロケットは「飛ばなかった」わけなので競馬で言うところの飛ばないというのは良い意味のサインになるかも?

またイプシロンという名前はギリシア文字の第五文字で今回打ち上げようとしたのはイプシロン6です
5,6あたりの数字に加えて5+6=11あたりの数字にも注意が必要かもしれません

今回JRAのポスターもCMも昨年覇者のアカイトリノムスメとなっています
アカイトリノムスメの母はアパパネ=三冠牝馬で三冠牝馬誕生のサインと言われたり、キングカメハメハ×アパパネ産駒のアカイトリノムスメでポスターに目立つのは「葉っぱ」

名前のハとかパとか葉とかリーフから連想されるものを想像してみると母にパールコードがいて自身の名前がアートハウス

もしくは長谷川厩舎で母にメモリーパフィアがいるメモリーレゾンといったあたりでイプシロン6号とも親和性のあるこちらにサインは傾く?

これ作るのが一番億劫なのでこの辺でやめときます



[馬場について]

土曜阪神の馬場は懸念していた内の傷みもほぼ無く直線走路ではある程度内側に寄っての決着が多かった

先週は雨の影響があったにもかかわらず上がりは速い時計が計時されていたので今週はその辺りがどうか見ていたが変わらず内回りコースのレースでも速い上がりのレースが多い


・参考レース(10/15)
阪神10R 2勝クラス
芝2000m 
2.00.7 前後5F 61.5/59.2

7頭立ての少頭数でかなり緩いラップだったが後方に構えたダノンドリーマーと最後方待機のピノクルの1,2フィニッシュ
ジュタロウは芝でコントロールした逃げの3着は良かったと思いつつあの内容で粘りきれなかったこと、3,4番手の馬には交わされなかったことで良くも悪くも評価は難しい

前々で運ぶ馬が多く流れやすいコース設定を考えると差し勢を軸に馬券は買いたいイメージが強くなった

開幕2週目の阪神内回りでこういう決着は正直意外ではある

仮に1.58.5という基準時計を設定した時に59.5-59.0という道中で緩んだ流れから3コーナー直線になるところで後半加速になり前後半を分割した時のラップが若干の後傾となれば前は評価しにくいかもしれないという印象

それでも直線よほど内が渋滞して捌ききれないことにでもならなければ追い込みタイプの7,8枠に関しては道中の位置取りが鍵になることは間違いない



[追い切り過程と内容について]

1位.スタニングローズ
陣営が紫苑Sから上積みしかないとコメントしていた通り、背中に若干の疲れはあったものの調教(坂路)に戻してからのこの2週の坂路の状態を考えれば加速力とフォームの躍動感は全馬の中で最も迫力ある動きができている

2位.ナミュール
登坂時にあちらこちらを見る癖は変わらないがこの馬も1位のスタニングローズ同様に高野厩舎らしく坂路で末を加速させる好走パターンの調整で追えばもっと伸びる気配も◯

3位.スターズオンアース
2週前→1週前と緩やかな状態上げのように感じるものの明らかに走りが良くなっている過程は◯で最終追いも全く無理させずに南Wで加速した動きを見て併せた馬がラスト追いつこうと必死になったのに反してこの馬をほぼ馬なり
もともと叩きながら成績を上げてきた馬なので休み明けは半信半疑でレース当週まではどこまで評価を下げられるかしか考えていなかったがこれは困った

4位.プレサージュリフト
折り合い重視で2週続けて南Wでの調整
1週前は遥か前にいる3勝クラスの併せ相手にじんわり追いつくとラストは特にそこまで仕掛けなくても素晴らしい動きで追いついて併入
最終追いはかなりゆったりと併せ相手に先行して相手に追いつかせて併入といろいろなパターンを想定した調整をしてきたなという印象

5位.ライラック
南坂路での最終調整はしっかりと抑えが効いて一週前の南Wでの好追い切りの状態を維持している印象で好調維持のイメージ


その他、一週前に強い負荷をかけたことで最終追いで迫力を感じなかったのがアートハウスとメモリーレゾン
極端に落としすぎたり上げすぎたりする調整課題で春は失敗してきたアートハウスに関してはまたもやかという印象を持ったところはある


[各馬と展開について]

今回は外からサウンドビバーチェ、ブライトオンベース、ウォーターナビレラ
内からはタガノフィナーレ、ラブパイローが叶うならハナ狙いの競馬
なるべくインでロスなく回りたく1コーナーまでの先行争いは坂を迎えても決着がつくかどうか

その後ろのインからウインエクレール、ストーリア、エリカヴィータらの位置を見つつアートハウスとスタニングローズが後続を警戒しつつ3角からの進出

スターズオンアース、ナミュール、プレサージュリフトらはごちゃつくとこを避けるように乗りながらも隙間を見つけたら馬体を数度ぶつけても桜花賞で馬込みを捌いたスターズオンアースは外からではなく間を割る競馬

ナミュールとプレサージュリフトは後ろすぎた場合は大外回しよりは空いたコース狙いでそこまで外を狙うかどうか

ライラックあたりはゴチャつく内をいかに捌くかが鍵になるだろう

道中で若干の緩みがあったとしても前3Fと後3Fは確実に速い流れになるので内回りと言えどもスッと反応する瞬発力と長く脚を使えるキレのある馬を上位に推したい



・有力馬について

1.ウインエクレール 松岡
意外と底を見せてない感があり、前回惜敗した勝ち馬はその後の新潟記念4着とレベルそのものは一定水準はありそう
ただ前走の相手が新潟記念を走りすぎただけの感も否めないので急にこの相手は?


2.ライラック デムーロ
中山2000と阪神2000は黙って買う騎手だったのは2017年以前の話ではあるが滅法得意な舞台設定
大レースは大きく詰まるか大きく出遅れるか激走するかという騎手ではあるが馬の実力については中山1600mでスターズオンアースに勝利していることで穴人気になる
紫苑Sで一番インパクトのあるレースをしたのはこの馬ではあるが前哨戦までの馬というイメージが覆せるかどうか


5.ストーリア 松山
騎手は目下大レースで絶好調続き
馬にもこれまでの6戦で3-2-1-0と底を見せていない魅力があるもののどうしても気になるのは使える右回りのレースを避け続けて左回りの広いコースだけを選択してきた陣営にある
コメントでも広いコース向きと明確に言っているので真ん中より上の着くらいで阪神2000mでもそれなりにやれることがわかった程度の結果で良しとしそうなイメージがあり個人的にほぼ評価はしていない


7.スタニングローズ 坂井瑠
オークス2着で紫苑Sは危なげない内容での勝利と一気に評価を上げた馬でレースセンスの高さで上位に来ている感じが阪神内回りにはピッタリの感
ただ、同じようなアートハウスという馬の存在もあって前々が流れた時に瞬発力勝負になったレースで大きく崩れたこの馬が上位入線するレースとなるとそれなりに落ち着いた流れで後続が追いつくのにモタつく展開なのかな?というイメージは今回想定するレースの流れに合うとは思いにくい
先々週は7年目の荻野極JがGⅠ初制覇で坂井瑠Jが続けば秋のトレンド入り確実だが果たして


8.ナミュール 横山武
横山武Jの阪神芝コースの騎乗回数自体が47回と少ないものの3度の勝利のみは騎手的な要因はマイナスに働きそう
エフフォーリアでの2度の敗戦のイメージも強いが2017〜2021は阪神コース1/37しか勝っていなかったことを思うと2022はむしろ改善傾向にあり5/10馬券内は今年の騎手成績的にはむしろ追い風かも
ナミュールが前哨戦で強い競馬をしてきたのに本番では・・というタイプだったので狙うならばいきなり勝負の今回かもしれない
追い切り後の馬体重が450kgを超えていたのでパワーアップした馬体により更にキレが増せばこの世代でもともとトップと言われていた実力がようやく覚醒するかも


9.スターズオンアース ルメール
オークス後に両前脚の骨折判明でお休み中にも緩めながら乗っていた馬に比べると調整に関しては他馬と比較して相当難しかったはず
ルメールJとしても直線長いコースは合うが阪神内回りは明確に苦手な部類にあたる
ただし二冠牝馬が5-0-1-0という馬券外がないレースでもあることと、追い切りの動きだけを見れば本当に骨折して休んでいた馬なのかという水準にありそう
ドゥラメンテ産駒の阪神で必要とされるパワー面の心配が無いのも心強い
個人的には秋競馬でなかなか波に乗れないルメールJの方に不安要素はより大きい気はしている


10.アートハウス 川田将
オークスでは伸びる外で失速、ローズSも出来に余裕を残しての参戦ではあったがラストは余裕を残したというよりはあれ以上のギアはこの馬にはないとも感じられる内容
よほどのセーフティリードを保って競馬するイメージの方がこの馬には合うかもしれないし、何よりも使った次走で確実に着順を落としてきたこの馬のキャラが4〜5ヶ月で本当に変わっているのかどうかというところ
母が3着だった雪辱に燃えてアートハウスを選んだ川田Jの判断が過大評価の原因とも思えてならず実際に下してきた相手やラップ構成を考えると本当に強いのか?という疑問は消えない


11.エグランタイン 池添謙
春先とは別馬のような成長曲線を描き少し後ろの位置になったローズSはむしろそれで良かったと思わせる内容だったし、追い切りに騎乗した池添Jが前回より断然良い!!と興奮気味に語ったとかなんとか
人気は無いと思うが前々が得をするレースでも瞬発力勝負になった場合でもある程度の対応ができる下地は見せてくれたので今回も馬券内には入れておきたい


12.ウォーターナビレラ 武豊
前回があまりにもという内容
かなり前が有利になった桜花賞で2着と展開が向けばそれなりにやれて良い能力はあるしこれだけ人気が落ちるのも魅力的
ただ今回どうこうなるだけの力は感じない


13.エリカヴィータ 福永祐
オークスの時は伸びない内を選択したことと周りにたくさん馬を置くとダメになる精神力が云々とのことなので周りに馬を置かずにレースを進められるかどうか
国枝厩舎が送り出すので侮れない存在ではあるがタイプ的にアーモンドアイやマジックキャッスルという競馬ができそうにもないので、カレンブーケドールのようになれるかどうか
個人的なイメージとしてはフロンテアクイーンとか寄りかな?というところ


15.サウンドビバーチェ 岩田望
実は控えても競馬はできるし阪神と中山では良い結果を得ているので最も過小評価されているのはこの馬という印象はある
ドゥラメンテ産駒のイメージにぴったりで前々から溜めを作った時の激走には注意したい


16.プレサージュリフト 戸崎圭
個人として秋華賞連覇がかかる戸崎J
この春は高評価し続けてきて案外だった馬
オークスは映像を見ると確かに距離が長かった感はあるし伸びなくなっていた進路にしか行けなかった点も災いしたし桜花賞はあの流れであの出遅れは挽回不可
今一度2000mならというところに期待してみても良いかもしれないが思った以上に人気はしている印象はある


[最終結論]

本命候補で悩んだのは以下の3頭
⑧ナミュール
⑨スターズオンアース
⑯プレサージュリフト

理由としては私がこのレースは上がり瞬発力がかなり問われる展開・流れになると見ているから

最後の三冠で大外のピンク帽子でなくなったスターズオンアース、並び的にポジションと進路取りに苦労しそうにないナミュールとプレサージュリフト、最終的にキレ味鋭いこの辺りの馬が首位争いしてくれると考えているので3〜4強対決と言われているが個人的三強はこの辺りになった


◎⑯プレサージュリフト
オークス直行組の中で最も条件替わりが活きると信じている馬、出遅れがあるならまだこの枠の方が良い

◯⑧ナミュール
春に恵まれなかった馬の中では最も雪辱に燃えるのはこの馬だろう
ごちゃついた場合に追えずという内容もあるので本命にしたプレサージュリフトとはそこだけの差

▲⑨スターズオンアース
二冠牝馬に敬意を表してこの評価
どうしても怪我のことが頭から抜けないが最終追い切りの動きの素晴らしさは頭から抜けないし、桜花賞のような全く向かなかったレースを勝ちきったことが世代最強の証明

△⑪エグランタイン
狙いすぎの感はあるかもしれないが池添Jの手応えを信じたいところとローズSで◯つけたからというところ
よく言えば機動力もキレもあるタイプで悪く言えば器用貧乏に立ち回れる
そんなところに期待

△⑦スタニングローズ
逆にこの人気ならここまで下げたいし馬券外の可能性の方を信じたいがアートハウスとの比較でこちらは切れないと判断した

3着薄く買う紐
※今回は買う必要なしと考える
   敢えて入れて楽しむのであれば
⑥メモリーレゾン
⑬エリカヴィータ
⑮サウンドビバーチェ の3頭

本線馬券
⑧⑨⑯の三頭ボックス 6点(金額強弱)

△の3着入れ馬券
⑧⑨⑯→⑧⑨⑯→⑦⑪ 12点
△まで2着に入れた裏返し
⑧⑨⑯→⑦⑪→⑦⑧⑨⑪⑯ 18点

推奨は以上の36点


遊びで買うにしても
⑧⑨⑯→⑧⑨⑯→⑥⑬⑮
100円で18点とか、ですかね


いつも以上に買いたい馬と切りたい馬が上位で分かれたので今回はこんな感じで

みなさん良い週末競馬ライフを

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