2022 平安Sの予想
中京11R
ダ1900m(左) 15:35発走
注目は59kg背負でドバイは回避しての初戦となるテーオーケインズが実力を発揮できるかどうか
調教の動きと毛ヅヤを画面越しに見る限り海外帰りの反動は心配なさそうだが、大きな出遅れをする可能性も同居しているだけに単勝人気ほどの信頼度があるかどうか悩ましいところ
テーオーケインズに対しては中京3-1-0-1のオーヴェルニュ、末脚確実なメイショウハリオらがどこまでやれるか
[展開]
ハナ固執タイプは居ないものの、前傾気味のハイラップを刻んだ方が好結果を得るタイプのオーヴェルニュが番手で控える形になればサンライズホープ以外はハナに行くには二の足を踏みそう
ケイアイパープルとオーヴェルニュがサンライズの動きを見ながらの番手追走で、普通に出ればテーオーケインズはこの後ろの好位ポジションで出遅れならある程度3コーナーで前に詰めてくる形
先行争いにダノンファラオが加わってくるような状態に持って来れていれば自分のリズムで運んだ時にまさかの好走があるだけに怖さは少しあるものの、一度隊列が決まればレースの動きはあまりありそうにないので後ろすぎては厳しそうなメンバー構成
1000mを60〜61秒、残り900mが55〜57秒程度の攻防になれば中京巧者の各馬が上位を賑わすか
[予想]
オーヴェルニュがサンライズホープに手こずって前が全て残るようなゆったりした流れになった場合は諦めようと思う
中京は2ハロン目にかけてかなりペースが上がった後の3ハロン目のラップが12秒台になればまず前の馬は1〜2頭が残るので、テーオーケインズの前にいる馬で買いたいのはケイアイパープルとオーヴェルニュの2頭
このうちどちらかしか残らない展開もしくは両方が沈むような激しい流れになった時に買いたいのはメイショウハリオを筆頭に中京1900mでハマれば強いペルセウスシチーとダートでは常に掲示板程度の闘いが続くもののハマりきってイン差し決まった時のカデナあたり
◎ 3 ケイアイパープル 藤岡康
前哨戦として最も好走歴の多いアンタレスS組であれば中京ベストのオーヴェルニュ指名が筋だろうが、前走のアンタレスSの5着はグロリアンムンディに早めに捕らえられたものの前崩れの展開の中でギリギリまで3着争いには残った
交流メインでの活躍ゆえに評価は相変わらず低いままのようだが、競馬の内容そのものは良くなっているし名古屋でクリンチャーを封じ込める寸前のレースをした内容は今回のメンバーの果たして何頭が再現できるか
マイルではスピード負けする一方で2000mを超えてくると終い甘くなるのでこの辺りの距離で4角先頭から結果を出したい
◯ 2 オーヴェルニュ 福永
やはり中京コースであれば信頼度は非常に高い
ピークはもしかしたら過ぎているかもしれないし湿っていれば尚良いが、今の中京ダはまだまだ前有利なので普通に考えればこちらの本命が妥当
逃げ馬が居ないからこそハイラップになることはよくあるが、ケイアイパープルかサンライズホープを見ながらインをしっかり締めて3角後の勝負でテーオーケインズと2kg差があれば逆転を期待したい
▲ 4 テーオーケインズ
本番前の仕上げということと中間の雰囲気など伝え聞く部分ではベストには遠そう
それでもチャンピオンズカップが強すぎる内容だったことを思えば59kgの休み明けでも頭を買わないのは自殺行為かも
そういった意味で3番手の単穴評価としたが、帝王賞に向けてのステップということを考えればゴール前で無茶するとも思えず、実践稽古のような形で寄せきれずの場面は考えておきたい
△△16 ペルセウスシチー 和田
前々走で僅差負けしたハヤブサナンデクンは東京のL競走で即2着しているだけにオープンクラスのメンバーでも勢いで好走可能で中京2-1-0-0とコース実績もある
大外枠は明確に心配ではあるが、適性と勢いと人気面を考慮してメイショウハリオとの比較で僅かにこちらを上とした
△ 5 メイショウハリオ 浜中
追込みに期待する一方で左回りではコーナー後の立て直しが若干微妙で今の中京で極端な追込みとなると着争いから2,3着争いまでといったイメージ
△ 1 カデナ 武豊
インにこだわりきった時の鋭進だけ怖い
中京ダートはJRAコースの中では芝馬でも割とこなせるコース設定だけにその辺りに期待
△ 6 ブルベアイリーデ デムーロ
特定のコース以外ではこの馬の力はそこまで評価して来なかったが左回りで変則ペースになりやすい中京左回りの好位差しならこの馬はやれる
1列目②③④
2列目②③④⑯
3列目①②③④⑤⑥⑯
この形なら45点になる
パドックも観てからもう少し考えるが、テーオーケインズさえ着順を落とせば良い配当は見込めそう