GW重賞チャレンジ⑤ 京都新聞杯+谷川岳Sの予想

①新潟11R 谷川岳S
芝1600m(外) 15:25発走

過去に重賞勝利・好走馬は休養明けでリステッド競走で好勝負やGⅢで少し足りないかレベルの馬で十分勝負になるレース
昨年は3連単1番人気での決着だったが前走が重賞2着→L競走1着→L競走3着という着順だったことを思えば今回は前走馬券絡みの馬が1頭も居ない低調なメンバー構成な上に1,2番人気が共に小回り向きの逃げ脚質とあって一筋縄ではいかない可能性もある

馬柱を見た時点で是が非でもやりたいレースでもないが、買い材料のある馬がそこまで多くないことから少ない点数で参加だけして人気戦だったら仕方ないくらいの割り切りが必要か


簡単な傾向(過去10年※施行が8回)
・開幕週で内目の逃げ、先行有利

・勝ち馬は上位人気か穴馬で1〜3番人気6勝の一方で12,14番人気馬の勝利あり
→中でも1番人気の信頼度高(3-3-0-2で連絡みか飛び)で次いで3番人気(1-2-2-3)

・当該レースの種牡馬成績は圧倒的なダイワメジャーだが本年は該当なしで勝利がないディープ産駒は新潟1600mの条件では複勝率25%弱とまずまず、モーリス産駒は近年上昇しており複勝率は34%強でキンカメ産駒も26%弱と全体的に悪くないのでこれらの産駒には心強いデータか
→過去の勝ち馬はサンデー系かダイワメジャーかリファール系にロベルト系と種牡馬にこだわりすぎる必要は無いかもしれない

・騎手では津村の複勝率41%強を筆頭に西村の31%が次ぐ、その他では菱田が27%,三浦が25%,丸山が21%といったあたりで乗鞍が少ないものの荻野極はここ1番での勝利がある
→菱田は2着の多さの一方で勝利がなく三浦も勝率はかなり下がり勝率と複勝率では津村と西村が断然

・斤量は56kg(牝54)が断然で58kg以上は馬券絡みなし

・馬齢は5歳が圧倒的に好走、次いで4歳が良く7歳以上から不振で8歳以上は馬券絡みなし


[予想]
ベレヌスとウインカーネリアン共に本質的には小回りの逃げ馬というイメージだが広いコースが全くダメというわけではない
この2頭が3〜4角まで仲良く回ってくれば後続にはキツい展開になるが、お互いに欲を出して乗る場合に脚を溜めて伸ばした各馬での決着となる可能性は見ておきたい
先行有利の形になる可能性は高いと見ている一方で時空的な買い方は個人的には避ける

逃げ馬2頭の序列に関してはより内目に入ってコントロールしやすいベレヌス>ウインカーネリアンという形にしたが、騎手的な要素と元々キングマンボ系の相性に加えて左回り1600mベストのアオイクレアトールに高い評価はつけて複系の馬券を狙うならこれを本命扱いとしたい

左回りマイル実績と血統面から絶好の狙い目になりそうなルークズネストも順調であれば上位候補だが、スパッとキレるタイプでもなくもともとマイラーズCか京王杯SCに向かう発表からのここへの参戦が微妙
調教は映像を観ていないので何とも言えないが時計そのものはしっかり出しているが幸とのコンビ解消後の内容的に大きなことは言えず紐候補の1頭までにとどめたい

狙ってみたいのは2頭
昨年このレースは6着に敗れたもののプリンスリターンには先着を果たしたサクセッションはこのメンバーに入れば中団から脚を伸ばす形でも好走は十分可能で大きく減らした馬体が今回どうなっているかパドック気配を見てから買い目に加えてみて面白いかも

もう一頭は暖かい時期になってホウオウピースフルが左回りのマイルで復活があってもというところ

ジナンボーはもしかしたらマイルが抜群に合う可能性もあるが、好走データ例からは推せる材料が無さすぎるために無印とした

◎ ⑩ アオイクレアトール
◯ ① ベレヌス
▲  ⑦ ウインカーネリアン
△  ④ サクセッション
△  ⑨ ホウオウピースフル
×  ② ルークズネスト

⑩→①④⑦⑨→①②④⑦⑨
①⑦→⑩→①②④⑦⑨
①⑦→①④⑦⑨→⑩
計30点



②中京11R 京都新聞杯
芝2200m 15:35発走

西の東上最終便として昨年に引き続き中京開幕週での開催となるため京都施行の当該データはそこまでアテにしづらいが、昨年はゆきやなぎ賞勝ちのレッドジェネシス→毎日杯4着のルペルカーリア→大滝桜賞勝ちのマカオンドールの順での決着
今年もこの条件に該当する馬がそれぞれ出走してきている点とセレクトセールで5億円台の落札価格を叩き出した2頭が盛り返せるのか等も含めて注目したい

京都施行時から前走からの連勝でここでも好走する馬が多いことから今回も前走勝ち馬はしっかりチェックしておく
最低でも前走は1勝クラス以上である必要があり未勝利勝ちからここに挑んだ馬は0-0-0-27と馬券絡みなし
→リカンカブール、ミスターホワイト、ストップザタイムが該当
ミスターは初芝で圧巻の走りだった前走からそこそこ人気をしそうだが今回は同型の存在もあるのでデータを信じて切りたい

前走1勝クラス勝利組からは負けずの連勝を飾ったブラックブロッサムは中京2000→2200mのパフォーマンスが秀逸で良・重どちらにも対応できるので個々の結果次第では皐月賞組以外では唯一日本ダービーでも楽しみになりそうな素材
課題は速い時計決着が未経験で今回は前2走よりも多少後ろの位置になりそうなところか
追い切りもかなり動いているし何が何でも日本ダービーへ向かうという陣営の気迫のようなものも感じるので人気でも自信を持って買いたい

5億ホースのショウナンアデイブとリアドは内容的にどちらもここで勝ち負けというイメージが湧きにくい
だがリアドに関しては渋った馬場と押し出されるように逃げてしまってコントロールできなかったことを2戦の敗因にすればデビュー戦で見せたあの脚を溜められるかもしれない

ポッドボレットは枠的にメイショウがスローの逃げを狙った時に外から2番手を取りきって落ち着かせられるかが鍵になりそう
2戦前のゆりかもめ賞ではリズム良く運べなかった失敗から折り合いに苦労するなら自分から逃げて後続に脚を使わせる展開まで鞍上は考えていそう

権利を行使せずに不向きの皐月賞ではなく日本ダービー狙いでここに向かったヴェローナシチーは1-1-3-0と崩れの無い点は好感が持てる一方でキレ不足の現状から前が総崩れになるような助けが無いと厳しそう

中京での岩田望起用で初めて乗り替わるアスクワイルドモアは前回の休み明けで反応の悪さを見せた点に不安が残るものの、当時に比べればメンバーも軽く頭数的にも自分のレースをすれば3着以上があっても良い

狙いたいのは一貫して2000mを使ってきた前走で2400mに延長した前走がキレにキレたボルドグフーシュ
坂のアップダウンを繰り返す中京2200mでスタミナを活かせられれば長く脚を使って一躍トップに躍り出てもというところ

[予想]
展開的にメイショウラナキラとポッドボレットが行く3番手に何が入るか次第で前が潰れる可能性はあるが、3〜5番手あたりで前を追うブラックブロッサムが今回は仕上げに仕上げてきた印象で騎手起用に関してもダービーを見据えたというよりはここを絶対に取りに来た印象を受けるので素直に信頼

最内と大外の逃げ・先行馬の兼ね合いがうまく行かなければ2番手に少し捻って狙うと宣言したボルドグフーシュ

以下、ポッドボレットにリアド、アスクワイルドモア、ヴェローナシチーまで

◎ ⑩ ブラックブロッサム
◯ ⑨ ボルドグフーシュ
▲  ⑫ポッドボレット
△  ⑦ リアド
△  ③ アスクワイルドモア
×  ⑪ ヴェローナシチー

⑩→③⑦⑨⑫→③⑦⑨⑪⑫
⑨⑫→⑩→③⑦⑨⑪⑫
⑨⑫→③⑦⑨⑫→⑩

30点



③東京11R プリンシパルS
芝2000m 15:45発走

比較が難しすぎてまともに予想はしなかったが、開幕週の東京2000mで11番枠から外の1着は余程の力差が無いと厳しいはず

でもドーブネの頭は買いたくないしグランディア一択かな?といった感じです
でも時間ないのでちゃんとした予想はやはりやめときますが、グランディア=セレシオン>ショウナンマグマ=キングズパレス=ドーブネ=セイウンハーデスくらいの印象です

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