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覚悟が決まる時

恥ずかしい子と言われてきた。

出来が悪くて恥ずかしい。
そう言われてきた。
これと決めたらすぐ行動できる子
今回そう言ってもらえた

恥ずかしいことしないで
言われた事だけをやって。
そう言われてきた。
言ったこと以上をできる子
今回そう言ってもらえた。

好きな事だけやって、遊んでしかいない。
周りの子と違うのが恥ずかしい。
あんたには出来る訳ないんだから。
一体、何考えてんの?
そう言われてきた。
この子は天才だと思う
今回そう言ってもらえた

どうしてやってくれなかったの?
結果を残してくれなくて恥ずかしい。
そう言われてきた。
よく頑張ったね。
今回そう言って貰えた。

泣くのは恥ずかしい。みっともない。
人前で泣くな。
泣いてなんかないで、言い返せ。仕返しをしろ。
そう言われてきた。
講義外の時間で、
あなたが泣いてくれて嬉しい。
今回そう言って頭を撫でて貰えた。

失敗したら、
あなたのせいで私が恥ずかしい。
周りに私がなんて言われると思う?
もうどっかいって。
そう突き放され言われてきた。
成功したら、
自慢ができる。
私が産んだ。
そう言われてきた。

今回、目標は達成出来なかった。失敗した。
落ち込む事ない、こういう現状もあった。
魅力が無いわけじゃない。大丈夫。
そうすぐに駆けつけ言ってもらえた。

ずっと言われてみたかった
されてみたかったことだった。

負、汚点、恥、マイナス、デメリット、
そう言われてきたもの、そう思ってたもの
それが逆転した。 

凄かった、カッコよかった、素敵だった
よくやったと思う。多くの人に言ってもらえた。

ずっと
嫌われたくないから、
怒られたくないから、
恥をかかせるわけにはいかないから、
誰かの為生きる事が私の存在理由と思ってた。
そう生きるべきと思っていた。

今は気づけば自分がやりたいと思う事を、
自分で選択してできている。
自分らしく生きても良いし、間違ってない。
そう思えている。
今、自分の人生を生きている。

今、日本人の約8割と言われている、
アダルトチルドレン達はそう思えていない。
恐らく、他人の人生を生きている。

私は他人の理想というお城を抜け出した。
自分らしく生きられる世界の暖かさを知った。


お城に閉じこもっている大人達はまだ多くいる。
誰もが自分らしく生きても愛されると証明したい。

私にとって覚悟が決まる時。
誰かに恥をかかせないためこうすべきだ
と思った時ではなく…

自らこうしたいと思えた時。
そして、感謝の気持ちを示したいと心から思った時。


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