『蒼き流星SPTレイズナー』ではなく『ブレンド・S』

こんばんは、にしおです。
今日も今日とてなんにもない。
一日中YouTubeで『蒼き流星SPTレイズナー』のOPを見ていました。
あの、サビ前にその回のハイライトが入る演出が本当にたまんないんですよね。

涙〜キスで〜ぬ〜ぐった〜\デデデン!/

「誰か説明してくれよ!」

ロンリーウェーイ

第一話ですね。
何かとネットとかでも使われることの多いこのフレーズ。これだけ印象付くのもOPのこの演出あってこそのものだと思います。マジでスーパーカッコいい。
OPだけ見てたら、久しぶりに見直したくなってきました。
確か今度、SMP「ニューレイズナー」が出るとのことなのでこちらもゲットしたいです。前回のスーパーミニプラの時の「レイズナー」は入手のタイミング逃してしまって、気づいたらかなり高騰していたのでこれはありがたい限り。

それはそれとして。
今回は最近見直したアニメ『ブレンド・S』を軽く紹介したいと思います。
散々話していましたが、『蒼き流星SPTレイズナー』ではありません。こっちはまた見直して記憶が新しくなったら書きたいと思います。

『ブレンド・S』は、2013年よりまんがタイムきららキャラットで連載されている作品で、2017年にアニメ化されました。

軽いあらすじ
海外留学の資金集めのためアルバイトを探していた主人公、桜ノ宮舞香。彼女に一目惚れをした喫茶店「スティーレ」のオーナー、ディーノは彼女をスカウトする。この喫茶店「スティーレ」は、従業員が様々な属性を演じて接客を行うというメイド喫茶的なお店だった。
生まれついての目つきの悪さから、「ドSキャラ」の属性を付与された舞香が同僚達と過ごすアルバイト日常系アニメ。

この作品の魅力はやはりキャラクター。
ただでさえ可愛い女の子たちの、本来の性格に加えて接客時の「属性」になり切った姿まで見られる。一度で二度美味しいという贅沢な内容です。
あらすじにも書いた通り、本当はお嬢様だけど「ドSキャラ」な舞香。
普段はゲーム好きで友達が少ない「ツンデレキャラ」担当の夏帆。
成人済みの大学生で、中身は大人だが見た目は子供の「妹キャラ」な麻冬さん。
真面目なお姉さんかと思いきやエロ同人作家。人間観察のために「スティーレ」で働く、「オトナなお姉さんキャラ」の美雨さん。
自分の可愛さをみんなに認知させるため「スティーレ」で働く、実は男の娘のひでり。
このような個性豊かなメンバーで「スティーレ」は構成されています。
一度作品を見ればきっと贔屓の女の子に出会えること請け合い。劇中に登場する客と同じような目線になっていきます。なので、作品への没入感もすごいですよ。
ちなみに僕が大好きなのは麻冬さんです。子供っぽい見た目だけど中身はものすごく落ち着いているというギャップ。加えて更に、だけど実はキッズアニメが大好き。という…。何段階の魅力を秘めているんだこの女性は。

そしてこの作品、いわゆる「きらら枠」の作品と比較するとかなり変わった特徴があります。
それが、男性キャラクターの数と立ち位置。
「ブレンド・S」にはあらすじにも挙げた「スティーレ」のオーナーであるディーノ以外にもキッチン担当のバイト、秋月くんもレギュラーキャラとして登場します。
女の子同士のゆるい日常メインが多い「きらら作品」の中でも、この男性レギュラーキャラの数はなかなかに異質だと思います。
そして、それゆえに恋愛要素も強め。
ディーノと舞香の間、秋月くんと夏帆の間にそれぞれ恋模様が見えてきて、物語が進むにつれて、特に前者はストーリーのメインとなってきます。

更にこのバイト先、イベントごとも結構明るめ。バーベキューしたり海行ったりスノボ行ったり。そしてそこで恋が少しずつ進展していく。
僕が見てるのは本当にきらら作品なのか?と一瞬自問してしまうほどに、しっかりキラキラしています。
この辺に関しては人を選ぶところではあるかと思うのですが、僕は案外こういうの好きです。
絶対に手の届かない世界すぎてむしろ平気というか。眩しすぎて、「グギギ...」とはなるもののそれが逆に心地いいというか。なんとなくわかりますかね?この感情。

というわけで、「きらら作品」のキャラクターと空気感の素晴らしさと、それまでの「きらら作品」とは一線を画す特徴を併せ持つ『ブレンド・S』。全12話で見やすいのでぜひ見てみてください。

ありがとうございました。


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