アニメ 『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』

こんばんは、にしおです。
昨日はノート更新できずすみませんでした。
最近たまに更新できない日がちらほらとあるので、気を引き締め直さねばなりませんね。

それはさておき
実は何と本当に嬉しいことがありまして。
というのも、先日書かせていただいた『ニチアサ以外はやってます!』の感想のノートを何と作者である猫にゃん先生に見ていただきました!信じられますか?まさかこんな弱小底辺芸人が細々とやっているノートを見つけていただけるなんて思ってもおりませんで…。
好きってことを好きな人に伝えられるって、こんなに幸せなことなんですね。
さらに、更にですね。
Twitterの方でメッセージまで頂きまして、もう感動感動&感動。
元々そのつもりでしたが改めて、『ニチアサ以外はやってます!』を永遠に応援することを誓います。

そんな訳で、興奮冷めやらぬ中ではありますが、今日はそれにも負けないくらいの熱を抱いている、そんな今期おすすめアニメを紹介したいと思います。
それがこちら、『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』です。
こちらの作品は第一話の時点で感想のnoteを書きそびれてしまったのですが、とにかく作品のノリが最高に好きだったので是非おすすめさせて下さい。

軽いあらすじ
ヨーロッパのとある国、ナフレスで暮らすイヴと呼ばれる少女。
天才的なゴルフの腕前持つ彼女は、生活のため、子どもたちのために賭けゴルフで稼ぐ日々を送っていた。
ある日彼女は、大企業の令嬢で同じく天才的なゴルファー、天鷲葵と出会う。
生きるため、荒々しいスタイルでゴルフをするイヴと、心の底から楽しんでゴルフをプレーする葵。
正反対の2人の天才は、お互いに惹かれ合いながら、ぶつかり合う。

このノートを書いているのがちょうど第3話を見終えた直後くらいなのですが、いや、本当に面白い。見た直後なので3話の内容に触れることが多いですがご了承ください。
正直僕はゴルフの細かなルールとかは良くわかんないんでなんとなくで見てるんですが、それでも面白い。とにかく熱い。

この熱、このライバル関係、何だか懐かしい感じがするんですよね。それもそのはず。
この作品のシリーズ構成、脚本を担当されているのは何を隠そうあの黒田洋介氏。そう、『スクライド』です。
勿論、違った魅力はたくさんありますしそれは後述しますが、まず一つ目の大きな魅力がコレ。

この作品が女子ゴルフ版『スクライド』とも言えるほどの熱いものだということです。
主人公イヴの、荒んだ環境で自分の身を守るためだけのゴルフをしてたが故の荒々しさや力強さ。彼女の生き様、プレースタイル(戦い方)はカズマそのものです。第二話で蒼井との初対面の際、自己紹介で「苗字はない。ただのイヴ。」と言っていたのとかもうセルフパロディなんじゃないかと。
イヴは器用さはゼロだけど本当にまっすぐ。カズマに重なるキャラなんだからそりゃかっこいいんですわ。
特に痺れたのが直近ですが第3話。ここで、それまで彼女が使っていた決め技「直撃のブルーバレット」が「渾身のブルーバレット」に進化しましたね。しかも、その進化はただ純粋に技のパワーを、火力を増したというだけのこと。こんなストレートで熱い展開、心を燃やさない男の子なんている訳ないじゃないですか。
対して、もう1人の主人公ともいえる葵は劉鳳とはちょっと違う。これもいい!
彼女は世界選手権という大きな場面でも、プレッシャーや重圧、周囲の目を気にすることなくただひたすらにゴルフを楽しむのが最大の強み。しかし実力は圧倒的。だからこそ周りの心を知らぬ間にへし折っていくという。
こういうキャラクター性がいい。バトル系ではこのタイプのキャラはゲストに収まってしまいがちなイメージがありますが、ゴルフが題材だからこそ、イヴの対として光る。このキャラクター性がストレートに伝わってくる。競技だから最大限に活きるキャラこそ葵なのではないかと思います。
そんな「無邪気な暴君」こと葵に折れることなく、心を燃やして食らい付いていくイヴ。
しかし、かと言ってどちらかが一方的に負けるでもなく一進一退が続くという、お互いがお互いを常に意識し続けるという関係性。
最高のライバルなんですよ、もう既に。

そして、今しがた葵の魅力の点でも少し触れましたが、この作品の更なる魅力は「ゴルフがテーマであること。」だと思います。さっきも言ったように僕はゴルフよく知らないんですが。
それでも、ゴルフだからこそ発生しうるシチュエーションを最大限に活用しているように見えたんです。
それを如実に感じたのがまたも今回、第3話です。
ここでは、世界選手権でのイヴと葵の対決が描かれているのですが、2人は一緒にコースを回っているわけではないんですね。
2人とも、その場で戦ってるのは当然一緒にコースを回っている人だけど、2人が本当に意識して戦っているのはお互いだという。直接対決じゃないからこそ、その中で2人が戦っているのがめちゃくちゃかっこいい、この魅せ方。これができるのはゴルフだからこそなんじゃないかと思います。しかもサブタイトルが「2人だけの試合」。たまんねえよ。
更に、見てるこっちとしては直接対決じゃないからちょっともどかしさもあったりして。でもそれはきっとイヴと葵がどっちも感じていることだと思うんですよね。ここでゴルフを知らない僕でも彼女たちとちょっと意識を共有できる感覚、これも嬉しかったです。

そんな訳で、本当は合間に挟まる謎の劇画調止め絵とか、ちょくちょく見られる演出の面白さとか、それが作品へハイテンションで乗っかれる一要素になってるんだとか、そういうことも伝えたかったんですが、またもやちょっと長くなってしまったのでそろそろ終わります。





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