記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

JOKER2

ネタバレを含むのでご注意ください。










前作のJOKERが最高すぎたので、続編が制作公開されると知った時から今日の今日までずーーーーーーーーーーーーっと、期待して待ってた。
ヒースのJOKERで好きになって、ホアキンJOKERも最高すぎて、待ってたんだよ!!!!

結果だけ言わせて。
「歌わなくていいじゃん」
これに尽きる。
もうこの一言だけがずーっと帰宅中頭をぐるぐる回ってた。
ガガが出てても歌わなくていいじゃん?
ハウスオブグッチでも歌ってないよ?演技だけでイケるよ彼女???
しかも前作にミュージカル要素ないじゃん?おかしくない?
例えばさ、ドリームガールズの続編ができました!
全編歌なしです!なんで?みたいなものじゃない??
もうタモリばりにミュージカル嫌いになりそうだったよ!!!!!!

と不平不満はそこぐらいだったので、ストーリーについて。
全米公開した時に賛否両論だった原因って、「アーサーが一人の弱い人間」に戻ったからだよね。
我々は、この社会や世界に鬱憤を持っている。
だからJOKERみたいにぶっ壊してくれる人に酔いしれる。(まあ一部の人間になっちゃうけど作中のリー含めJOKER派はね)
だから、ぶっ壊れたJOKERじゃないとリーは認めなかったんだよね。

彼女が好きだったのは、極刑になろうがなんだろうが、ブッ飛んだ殺人鬼のJOKERであって、アーサーじゃなかった。
でも、小男の元同僚のゲイリーの一言で彼を一人のアーサーに引き戻してしまった。
「君だけは僕をバカにしなかった」
「あれから眠れない、君を目の前にすると怖い」

自分を認めてくれてたのは、リーじゃなくてゲイリーだったんだよね。
なんかそこは観ていてとても刺さった。

上手く表現できないけれど、バッドエンドかもしれないけれど、
アーサーの優しさを理解してくれる人間がいたんだってことは救いであり、
そしてその理解者を自ら傷つけてしまったという絶望、それがこの映画の中で一番のクライマックスだったように思う。

ラストの突然の死!から、バットマンダークナイトへどう続くのか原作未読なのでわからず。勉強不足反省。
歌がなかったらそこもちょっと描写できたんじゃないんかーい!!!!!

ホアキンとガガの演技は文句なし。圧倒です。
ガガが歌うのはわかるけど、ホアキンが歌いだした時吉本ばりに「お前がうたうんかい」って心の中でつっこんでしまった。

というわけで今回のJOKER2 続編はなかったものと自分の中で処理をして、バットマン2を楽しみに待とうと思います(オチがひどい)

あーーーーーーーーーーーミュージカルにしてほしくなかったーーーー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?