連載 読みたくなる!パワーポイントの作り方 前哨戦

このブログをご覧のみなさま、しがないパワポ屋のふくみんと申します。
noteで「読みたくなる!パワーポイントの作り方」の連載記事を書こうと思い立ち、いよいよPCに向かいました。

簡単に私の自己紹介をします。
私は1999年に某大手IT会社入社し、2006年までは営業を担当しておりました。

2007年に今所属している部署に異動し、2009年から営業がお客様へ提出する営業用の「提案書を書く」ことにフォーカスを当てて業務に取り組んでいます。毎年おおよそ30~40冊の提案書を作成する案件、ここ数年は年間100冊前後の提案書の製作に携わり、日々、いかに魅力的でわかりやすい提案書を書くかについて工夫を重ねています。

ここまで読んでいただくと一部の皆様は、「今日の記事の内容は大手企業の書類の書き方についてかな」とか「これは自分の業務には関係ないな」と思われて、読み進めることを止めてしまう方もいるかもしれません。

しかし、今日ここでご紹介する内容は提案書はもちろんのこと、現在の世の中のどんな職種でも有用なスキルで、さらにいえば世間一般に幅広く僕が身につけてもらいたいと願うスキルです。
それはズバリ「読みたくなる!パワーポイントの作り方」です。

提案書をはじめ、業務において資料を作る際に、資料が読みにくかったり、読み手となる相手が資料を読む気にならない、読んでも らえないようでは、資料の中身 がどんなに素晴らしくてもそもそも話しになりません。「資料の内容は素晴らしいのに、見た目の美しさもさることながら、『読みやすさ』があまり考慮されていない資料を目にするたびに読む気が失せてしまう」という読み手の声があるとしたら、とても残念な気持ちになってしまい ます。つまり、資料の内容うんぬんを考慮する前に、読み手にとって魅力的な資料を作るということは大前提と してとても大切なことなのです。

ただそれでは資料をむやみに装飾すればいいのかというと必ずしもそうとは限りません。

みなさんもこれまでパワーポイントを触ったことがある人なら、たとえ装飾がなくシンプルなレイアウトでも「これはいいパワポーイントだな」と思われたものがあると思います。

年間100冊前後の提案書を書いた経験のある私の見地から、「これはいいパワーポイントだな」と思う資料は以下の3つの条件を満たしているものです。

①読みやすい (これは必ずしも見た目に美しい、とは違うので注意が必要です)
②作る負担が少ない
③再編集がかけやすい (特にパワーポイントの場合は、次に同じ資料を再利用して別の資料に作り変える可能性を考慮して、再編集がかけやすいように作ることが要求される)

このブログでこれからお伝えする3つのルールを守ってパワーポイントの資料を作れば、内容のいかんに関係なく、これらの条件を満たした素敵な資料が作れます。

次回からは僕がこれまで身につけたノウハウについてちょっとずつご紹介していきたいと思います。

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