【歌詞】追憶
今はどうかと聞かれたならもちろん
「幸せ」だと答えるだろう
あの頃はどうかと聞かれたならもちろん
「幸せ」だったと答えるだろう
並んでさ ねえ笑ってさ
せめてぎこちない笑顔を今でなら
作り直すことができたろうに
誰の目に触れやしないように
たくましい君の手をただ眺めていた
いないことにされる存在だと諦めながら
ただ時間を蔑ろにして過ごしていたの
次の角 ねえその次の角と
一緒に帰っていたはずなのに
僕だけが遠回りしたまま
君の知らない角を今も曲がっている
誰の耳にも入らないように
ささやいた想いがまた僕を突き刺してく
間違ってる、許されないだろうと繰り返しながら
ただ未来を蔑ろにして過ごしていたの
・・・否定することはできないのだと
甘い悲しみが僕を襲っている
否定することのできないほどの
苦い悦びが僕を悶えさせる・・・
いつのまにか流れる時代
いつのまにか変わる世界
いつの日にか消えるのであろう
そういつかの僕らの孤独
誰の目に触れてもいいように
いない事にされた存在だとされないように
ただ僕を蔑ろにして過ごさないように
ここまで生きたよ
だけどね
そうあの時も
誰にも伝えられなかったけれど
誰にも話せやしなかったけれど
追憶の中の僕が今もなお
君を忘れないでほしい、
と願っている
君を憶えていてほしい、
と願っている
Lyric:雑地区好餌(ピンクとターコイズ)
Music:高根流斗(ピンクとターコイズ)
※歌詞を転載、引用する際は、上記クレジットを入れてください。
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