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残業100時間ペースのリモートワークで思い出した…!産後の体調

4月から転職するのだが、現在働いている会社は昨年3月に入社したベンチャー企業。人手不足で、どういう訳だか大型プロジェクトの統括までやらせていただいている。自分で決めた営業案件だし、大きなチャンスと思って10月から準備を進めてきたが、どうしたって人が足りない。足りない分は仕組みで解決したいがそんなことできる時間もない。
人員がもう少しいれば落ち着いて俯瞰してみることもできるのであろうが、本来5〜6人で回す規模のプロジェクトを2人で進めている。
もちろん深夜まで残業。体調管理なんて二の次。

そんな中、息子の高校入試もあるし犬と猫の世話もある。秋からずっと楽しみにしていたサカナクションのライブも行かなきゃ行けないし友達の恋愛相談ものりたいし、大好きな来宮神社にも行きたい。

オミクロンが猛威をふるいだし、本当に泣きながらライブは諦めたけどそれ以外は仕事しながら、全部乗りこなしたつもりだった。

ある金曜遅くに仕事が終わって「さー目覚ましかけないでねちゃうぞー!夜更かししちゃおー」と床につき寝たのは明け方。目が覚めたのはお昼前だったがベッドから体が離れない。
運動をしたわけでもないのに節々がいたいし気分も落ち込んで何か悲しいし、イライラしたり焦燥感があったり急に思い出し怒りで上司ほぼ八つ当たりのLINEを送ったところで「あら、わたしどうかしちゃってない?疲労感やばいし情緒不安定すぎる…」と気づきルナルナを見たが生理前でもなかった。
「ついに更年期きたかー」とGoogle先生に聞いてみたけどちょっとちがう。
働きすぎで思考停止してしまっていたのでだいぶしてから「もしかして、過労で自律神経がいかれてるのでは?」としばらくして気づいたのだが休日もやらなきゃいけない仕事があるのでどうにかおきあがり、仕事をこなし合間に夕飯をつくりたまっていた洗濯やキッチンの掃除などをこなし犬と猫の世話をしてルンバをオンしてひと段落つこうとソファに座ったとき「あれ、こんな感じのメンタルと疲労感と焦燥感前にもあったなあ…」と思い出した。

それは15年前、息子が産まれてから4ヶ月ぐらいの頃。ワンオペ育児+義実家同居の夕飯づくりとストレスで急性腸炎になってぶっ倒れた日の前を思い出した。

内祝いを買いにデパートに車にベビーカーつんで息子と2人で行き親戚ごとに別の品を送りたいという義実家のご意向に沿うべく探しまわった。
はじめは久々のお出かけで楽しかったんだけど、ベビーカーを押す自分の手を見つめながら「いまここで私が倒れちゃったら息子どうなるんだろ?」思い巡らせるほどめまいと倦怠感に襲われぐずる息子といっしょに授乳室で泣きながら授乳をした。
その時も「あれ、わたしどうかしちゃってない?疲労感やばいし情緒不安定すぎる。実家にかえりたい」と心から思ったが「平日はムリ」と断られた。

元夫の「俺だって土日は休みたいから」という理由で息子と2人で平日に内祝いを買いに来て「え、専業主婦でしょ?」という家庭内の雰囲気で床上げ前から夕飯作りと洗濯はしていたし、夜の授乳ももちろんあるから睡眠不足。
朝起きたら「息子くんももう4ヶ月になったのだから旦那様の朝食作りやお見送りした方がいいんじゃないですか?」と食卓に義父から手紙が残されていた。それを知っていた夫も義母からもフォローなし。

そう、あの頃の体調とメンタルと酷似していたのです。
乳児のワンオペ育児は残業100時間ペースで働いているのと同等の体力とメンタルの消耗であることを身をもって体感しました。ソースは私です。
世の中のワンオペ育児になんとも思っていない父親たちに声を大にして伝えたい!

いうなれば、新生児〜一歳になるまでのママは2月の私とほぼ同等の体とメンタルと言っても過言ではないはず。ご自分に置き換えて想像してほしい!

【2月のわたし】
「起きて仕事、寝るまで仕事、ごはんも仕事しながらで、休みの日もほぼ仕事で、メンタルも体調も最悪で尿路結石にもなったしその時あまりに痛すぎて寝る前に「明日目が覚めずに体冷たくなっていたらどうしよう…」と感じたことのない痛みと不安感に襲われながら朝を迎えた日もあった。なんで頑張れるかって待ってくれてるお客さまもいるし、その仕事やる人私しかいないから。仕事の結果やお客さまからのありがとうで元気が出る日もあるけど疲れてるもんは疲れてる!」

辛い時期をケアしてくれなかった義家族は今でも許してないし、元夫は論外。
実の親も「そこまで大変だと思ってなかったごめん」と謝ってくれたが、許しきれていない器小さおばさんです。(自覚あり)

叶うなら、22歳のわたしに「全部自分でやるのが当たり前じゃないよ!意見言え!」って説教しながらそして、HERBSのケーキとお寿司の桶持って労いたい。
息子産んだ直後のわたしの誕生日ごはんリクエストなんでもどうぞって聞かれたから「お寿司がいいです」っていったら半額シールのついたスーパーのパック寿司を並べられて、ケーキもなく忘れられない誕生日になりました。
入籍前は、ちゃんとお寿司屋から出前取ってくれたのにな…

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