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「英語を話すための基礎」を作るだけでいい

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この記事は
マガジン「英語苦手な私からわたしを生きる私へ」
chapter5になります。
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この記事では
英語を話すプロセスについて書いています。
日本語を話すプロセスとの違い
いわゆる、「英語脳」については
chapter1のこちらの記事も参考にされてみてください。


「英語を話すための基礎」を作るために知っておきたいこと


✴︎英語を話すプロセスは3歳児から学ぶ


「英語を話す」とは、

「伝えたいイメージを英語で、口から出す」

と言うプロセスです。

  


英語を話すというのは、2つのプロセスがあり       

①イメージを英語に変換
②その英語を口から出す

という作業になります。

そしてそれぞれを

①英語脳
②運動脳

と私はよんでいます。

ですから
英語脳を作りながら、
運動脳も同時に作っていくこと、
つまり口を動かすトレーニング


を楽しくやれるといいと思います。

さて、
このトレーニングを日本語でやっているのが、
子どもたちの発語のプロセスなのです。

例えば、上図の犬のイメージを
3歳さんぐらいのお子さんに見せると

ワンワン(犬)きた!
とか
ワンワン(犬)走ってるね!

など、すでにいろんな表現を
言えるようになっています。


それはなぜでしょうか?
大人は無意識かもしれませんが、
こういう場面に出会った時に
「ワンワン来たね~!」
とか
「犬が走ってるよ!」
など子どもに話しかけているから

だと思うのです。

そして子どもは
目の前で起こっているこの映像と

ワンワンがきた!
とか
犬が走っている
というフレーズが結びつき、

こうやって言うのだなと
フレーズとして記憶して覚えていきます。
(日本語脳)


そして赤ちゃん時代から、
喃語として
「バババ」「ブブブ」など
口を動かす練習をしていますが、

2歳ごろには、
文の一部分だけを言えるようになっていき、
3歳ぐらいになると
一文が言えるようになっていくのだと思います。
(運動脳)



フレーズを記憶していき、
口を動かしてだんだん長く言えるようになってきて、
それがある時から自然に話していくのが、
子どもが母国語を習得する過程ですね。

英語を習得する過程も同じで、
この場面ではこのように言う、
と言うイメージを蓄積していき
(英語脳)

口を動かすトレーニングをして、
だんだん話せるようになっていきます。
(運動脳)



ですから

簡単な英語脳と運動脳を作っておけば、
後から自分で必要な英語を
載せていくことができます。


フレーズが思いついた後に(英語脳)
その通りに英語を口から出す(運動脳)、
という一連の回路


が出来上がっていれば、
インプットされた英語は、
そのまま口から出せるようになるからです。


水泳で言えば、
伏し浮きだけできるようにしておくことです。
あとは、手足の動きをつけて、
クロールや、平泳ぎに発展させることができます。




✴︎簡単英語絵本の活用


それにぴったりなのが、
日常で使うフレーズを繰り返している絵本です。
日本語の絵本にもありますね。


いろいろなシチュエーションで
同じフレーズで書かれているので、
子どもはこの場面で、このフレーズを使うのだ
ということを理解していきます。

英語で話しかける育児をしなくても、
1つのフレーズが繰り返される英語絵本なら、
読む親の方も敷居が低くなりますし、
繰り返し読んでいる親も、
場面(イメージ)がそのフレーズと結びついて、
英語脳が出来上がっていきます。


と同時に、
読むことが、口を動かすトレーニングになっているので、
親の英語の運動脳も出来上がってくるのです。



そして親子で同じフレーズを共有することになり、
気がつけば、生活の中で
とっさに英語のフレーズが出てきます。

英語だけが特別なのではなく、
日本語の絵本でも
同じようなことが起こった経験をお持ちの方も
多いと思います。


chapter1のこちらの記事
でお話しした様に、

学校の英語教育は
日本語と英語を結びつける訓練で、
イメージを伴いません。


しかし絵本は絵がついているので、
フレーズとそのイメージを結びつけて
覚えることができるのですね。


英語絵本はどんなものがいいか?
はその目的にもよると思いますが、
私は「絵本で日常会話を習得したい」
と思っていましたので、
日常で使われるフレーズをたくさん展開している

・CTP社のlearn to read シリーズ
・Oxford社の Oxford reading tree/stage 1,2,3


の中から、
これから使えそうなフレーズが載っている絵本を
探して読むようにしました。
これらはamazonなどで単品でも購入できます。

さて「英語絵本を上手に読めない」
という方もいらっしゃると思いますが、
今はyoutubeに絵本名を入れて検索をかけると、
英語絵本の朗読の動画が上がっているので、
それらを使わない手はありません。
英語は習うよりも慣れる方が早いと思います。
学ぶは真似ぶとも言います。


✴︎発音のポイント


また発音というよりは、
「英語はリズムが大事」なので、
読む人のリズムに意識してみてください。


英語のリズムは、

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