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「英語を話すための基礎」を作るだけでいい
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この記事は
マガジン「英語苦手な私からわたしを生きる私へ」の
chapter5になります。
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この記事では
英語を話すプロセスについて書いています。
日本語を話すプロセスとの違い
いわゆる、「英語脳」については
chapter1のこちらの記事も参考にされてみてください。
「英語を話すための基礎」を作るために知っておきたいこと
✴︎英語を話すプロセスは3歳児から学ぶ
「英語を話す」とは、
「伝えたいイメージを英語で、口から出す」
と言うプロセスです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734398438-aRMNB0mrcVHLIuveq4CYiJ6w.png?width=1200)
英語を話すというのは、2つのプロセスがあり
①イメージを英語に変換
②その英語を口から出す
という作業になります。
そしてそれぞれを
①英語脳
②運動脳
と私はよんでいます。
ですから
英語脳を作りながら、
運動脳も同時に作っていくこと、
つまり口を動かすトレーニング
を楽しくやれるといいと思います。
さて、
このトレーニングを日本語でやっているのが、
子どもたちの発語のプロセスなのです。
例えば、上図の犬のイメージを
3歳さんぐらいのお子さんに見せると
ワンワン(犬)きた!
とか
ワンワン(犬)走ってるね!
など、すでにいろんな表現を
言えるようになっています。
それはなぜでしょうか?
大人は無意識かもしれませんが、
こういう場面に出会った時に
「ワンワン来たね~!」
とか
「犬が走ってるよ!」
など子どもに話しかけているから
だと思うのです。
そして子どもは
目の前で起こっているこの映像と
ワンワンがきた!
とか
犬が走っている
というフレーズが結びつき、
こうやって言うのだなと
フレーズとして記憶して覚えていきます。
(日本語脳)
そして赤ちゃん時代から、
喃語として
「バババ」「ブブブ」など
口を動かす練習をしていますが、
2歳ごろには、
文の一部分だけを言えるようになっていき、
3歳ぐらいになると
一文が言えるようになっていくのだと思います。
(運動脳)
![](https://assets.st-note.com/img/1734398471-HfbWmC7DFckGPhwr0LeAZ9gS.png?width=1200)
フレーズを記憶していき、
口を動かしてだんだん長く言えるようになってきて、
それがある時から自然に話していくのが、
子どもが母国語を習得する過程ですね。
英語を習得する過程も同じで、
この場面ではこのように言う、
と言うイメージを蓄積していき
(英語脳)
口を動かすトレーニングをして、
だんだん話せるようになっていきます。
(運動脳)
![](https://assets.st-note.com/img/1734398514-ugG6S3QYRhaZKj9qMx8ewckz.png?width=1200)
ですから
簡単な英語脳と運動脳を作っておけば、
後から自分で必要な英語を
載せていくことができます。
フレーズが思いついた後に(英語脳)
その通りに英語を口から出す(運動脳)、
という一連の回路
が出来上がっていれば、
インプットされた英語は、
そのまま口から出せるようになるからです。
水泳で言えば、
伏し浮きだけできるようにしておくことです。
あとは、手足の動きをつけて、
クロールや、平泳ぎに発展させることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734398557-c46Ve78mwOFrtAiXdfgaNHvC.png?width=1200)
✴︎簡単英語絵本の活用
それにぴったりなのが、
日常で使うフレーズを繰り返している絵本です。
日本語の絵本にもありますね。
いろいろなシチュエーションで
同じフレーズで書かれているので、
子どもはこの場面で、このフレーズを使うのだ
ということを理解していきます。
英語で話しかける育児をしなくても、
1つのフレーズが繰り返される英語絵本なら、
読む親の方も敷居が低くなりますし、
繰り返し読んでいる親も、
場面(イメージ)がそのフレーズと結びついて、
英語脳が出来上がっていきます。
と同時に、
読むことが、口を動かすトレーニングになっているので、
親の英語の運動脳も出来上がってくるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734398598-G89Q5JSEaI6UczpAoKTNtLqB.png?width=1200)
そして親子で同じフレーズを共有することになり、
気がつけば、生活の中で
とっさに英語のフレーズが出てきます。
英語だけが特別なのではなく、
日本語の絵本でも
同じようなことが起こった経験をお持ちの方も
多いと思います。
chapter1のこちらの記事
でお話しした様に、
学校の英語教育は
日本語と英語を結びつける訓練で、
イメージを伴いません。
しかし絵本は絵がついているので、
フレーズとそのイメージを結びつけて
覚えることができるのですね。
英語絵本はどんなものがいいか?
はその目的にもよると思いますが、
私は「絵本で日常会話を習得したい」
と思っていましたので、
日常で使われるフレーズをたくさん展開している
・CTP社のlearn to read シリーズ
・Oxford社の Oxford reading tree/stage 1,2,3
の中から、
これから使えそうなフレーズが載っている絵本を
探して読むようにしました。
これらはamazonなどで単品でも購入できます。
さて「英語絵本を上手に読めない」
という方もいらっしゃると思いますが、
今はyoutubeに絵本名を入れて検索をかけると、
英語絵本の朗読の動画が上がっているので、
それらを使わない手はありません。
英語は習うよりも慣れる方が早いと思います。
学ぶは真似ぶとも言います。
✴︎発音のポイント
また発音というよりは、
「英語はリズムが大事」なので、
読む人のリズムに意識してみてください。
英語のリズムは、
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