見出し画像

2002年、憧れの地、サンフランシスコ、ヘイトアシュベリーにて(写真)

70年代初めにクラシックロックを聴き、私の人生そのものが変わる。
人生観が変わる程のROCK MUSICとは…?
それまでわりとシャイだった性格が、反骨精神やFREE SPIRITに目覚めたようだ。
小学生の頃は漫画家になりたかったが、ラジオから流れるT.REXJeep StarROCKの洗礼を受け60~70年代の様々なジャンルのROCK/POPSそしてTHE BEATLESに超夢中になり、英語の勉強をしようと進学のため1976年に上京。
さて、初めての日本武道館へ同級生のM君とBACHMAN-TURNER OVERDRIVEを観に行った時の事である。
武道館の外でロン毛の男性が熱心に「GENESISという凄いバンドがいるので来日実現のための署名活動をしているので署名して欲しい」と声をかけられた。初めて聞くバンド名だった。記憶が定かではないが、署名したと思う。
さて、公演後、外に出ると何やら騒動が…
拡声器のようなものから「武道館の外(お堀だろうか)に火炎瓶が投げられました!」というアナウンスが…

誰も騒いでいないし炎らしきものを見ていないのでM君と銀座方面へ歩き出した。
とその時、築地署の刑事だという男が声をかけてきた。
彼は、私に「過激派の犯人に服装が似ているから署に来てもらえないか」
私は当時流行していたオーバーオールを着ていた。

まぁ、デートに出かける格好でもないらしいし、M君はただの同級生。
で、私はその刑事を名乗る男に「本当に刑事なんですか?警察手帳を見せてください!」と問い詰めた。彼はポケットから何か取り出し、ささっとポケットに戻した。妙だなぁと思い、立ち尽くしていたら、武道館がある方向から誰かが走って来て「過激派の犯人が捕まりましたぁ〜」刑事仲間らしい。
馬鹿馬鹿しい。貴重な時間を無駄にしてくれてありがと!:P

翌日、M君が教室で私に「強いねぇ!」と言ってくれたが…
たぶん私がおとなしそうに見えたのであろう。 





いいなと思ったら応援しよう!