ベアドゥと巡る春の函館-10-
ようやく最終日。
朝からセイコーマートに朝食を買いに行ったりして、北海道ならではの旅の締めくくり。
特に普通のコンビニと変わらない品を買ってしまったけど、初セコマだからなんとなく嬉しい。
ホテルの窓から通りを見下ろしたら、ちょうど修学旅行生が通りかかって、前に男子3人組、後ろに女子3人組が間を空けて歩いていたので、ちょっとおかしかった。多分6人グループなんだろうけど、自然と同性の3人ずつに分かれたんだと思います。
11時のチェックアウトになんとか間に合わせて、とりあえず向かったのは摩周丸。
青函連絡船の記念館として中に入って見学が出来るようになっています。門馬さんに薦められたので予定になかったけど、ホテルからも近いので足を運んでみました。船も好きだしね。
青函連絡船は乗ったことがないのが悔やまれます。津軽海峡・冬景色じゃないですけど、一度は乗ってみたかったなぁ。長距離フェリーも乗ったことがないので、北海道や九州まで船の旅がしたいです。
古き佳き時代の船と言った感じの重厚さ。鉄の塊ですね。
JNRは日本国有鉄道(Japan National Railway)の略称。久しぶりに見ました。感慨深いものがあります。そう、青函連絡船は国鉄の路線なんですよね。
アナログの極致の計器盤や受話器。レトロ好きにはたまりません。デジタルにはない味ですよね。ちょうどガイドさんが説明していて一緒にどうぞとおっしゃってくださったので、途中から説明を聞かせてもらいました。終わった後もひとり残りかつて国鉄で働いていたと言うガイドのおじさまにいろいろお話を聞かせてもらえて嬉しかったです。川崎から来たと言うと、国鉄を辞めた後に船の検査の仕事で横浜や川崎にいたことがあるそうで、ラゾーナ(川崎駅北口に出来たオシャレなショッピングモール)の名を函館で聞くことになりました。びっくりです。
船内、甲板上、桟橋とあちこちで写真を撮っていたので摩周丸に1時間も居ました。時間に余裕があれば1日でも居られるくらいに気に入りました。何度も言いますけど、現役時代に乗りたかったです。
たまにフェリーで旅に出ようと思うのですが、今や船の旅は贅沢なものになり、時間がかかることもあって、なかなか実現しません。そう言えば寝台特急に乗りたいけど、これも同じ事情でまだ乗れてませんね。
最終日は予報では曇りとか時々雨とかだったのに、結局この日も晴れて良いお天気でした。白と青の摩周丸が映えました。
まだまだ続きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?