8泊9日台湾旅行記①~台北初日後編~
西門の電影主題公園付近のグラフィティアートやウォールアートに興奮しながら撮り歩きした後に、ぐるっと周って入り口の繁華街に戻る。
そこから繁華街を撮り歩き。
やっぱり雰囲気が渋谷や原宿に似ている。
西門から一旦ホステルの方に戻り、たまたま見つけたカフェでようやく食事にありつく。
ちょうどホステルの真裏の通りに面したLOUISA COFFEEで、DOUTORみたいなセルフのお店で空いてるお店が少ないから混んでいる。
珈琲拿鐵(カフェラテ)とケーキにしたのだけど、ケーキだと思ったものはミートパイみたいな甘くないものだった。
食事がしたかったので却って良かった。
ラテは70TWDでパイはメモし忘れたけど多分同じくらいの値段。
4人座れるカウンターに座っていたら、後から4人組の台湾人のおばさまたちが来たので、身振り手振りで譲ることを伝えて別な席に移動する。
カフェでひと休みしてから少し早いけど、ホステルで休憩することにする。
思っていたより暑くはなかったけど、朝から歩き回って汗かいたし、徹夜だからさすがにちょっと疲れた。
日本のホステルやゲストハウスではあまり考えられないけど、シャワーブースに脱衣スペースが付いてないのには驚いた。
扉を開けるといきなりそこはシャワーブスーなのだ。
洗面所の奥にシャワーブースが並んでいる。
扉には表にフックが付いているので、それにバッグなどを掛けろってことなんだろうか。
タオルをかけるバーもないし、使い勝手は最悪だった。
幸いエコバッグ2つに着替えやポーチを入れて来たので、ブースの中のフックに引っ掛けて、濡れないように気をつけながらシャワーを浴びた。
そこそこ熱いお湯が出るし水圧も十分だったから、これで脱衣スペースさえあれば文句ないのになぁと思った。
それと室内用のサンダルがレンタル出来たんだけど、この時は知らなくてシャワー洗面コーナーの手前の荷物置き場でブーツを脱いで靴下で歩いたから、濡れた床が気持ち悪かった。
(サンダルは夜になってレンタルした。バスタオルもレンタル)
昔の海外旅行記とか読むとお湯なんて出る方が珍しいとか水さえ出なかったとか、想像を絶するのが安宿みたいだから、こんなことで文句を言うのは罰当たりかも知れないけどね。
安めのホテルの設備の悪さにさえ文句言うような人たちには絶対にホステルは無理だと思う。
去年くらいから国内でもドミトリーに泊まるのが当たり前になり、割り切って慣れてしまえばそんなに不満はないし、昨今の高騰するホテル代は払えないので、ホステル万歳だと思っている。
シャワーを浴びてさっぱりしたところで、近くにある二二八和平紀念公園に出かけた。
ここはリスがたくさんいると言うことで楽しみにしていたけど、実際にはそんなにいなくて、タイミング次第なんだと思う。
現地では全く知らなかった二二八事件のことを調べたら、台湾のことを何も知らなかったことを知る。
この事件が起きた1947年から1987年まで台湾は戒厳令下にあり、1992年にようやく民主化されたとのこと。
そう言えば以前に観た映画「幸福路のチー」でもこの暗黒時代のことが出て来たけど、理解していなかった。
日本の統治時代のことも知らないし、ただ現在でも非常に親日的であることだけしか知らない。
もっと台湾の歴史に付いて知らなければと痛感した。
この予備知識を持って二二八和平紀念公園を訪れるべきだったな。
公園から台北駅の前の一画に向かいます。
新光三越の裏辺りは飲食店などがひしめく路地になっていて、台湾を初めて訪れた時にCDを買ったのもここにある五大唱というお店だった。
台北駅は日本で言えば東京駅に当たるけど、東京駅のすぐ近くにこんな庶民的なお店が密集するエリアなんてない。
そもそも台北市内は都心地区でも現代的なビルと古くて雑然とした雑居ビルやアパートマンション、更に個人商店が混在している。
明確にエリア分けされていない気がする。
ホステルに戻り買って来た駅弁とミルクティーで簡単な夕食にする。
お肉は柔らかくて美味しかった。
でも、ご飯が多くて(多分普通の量なんだけど)残してしまった。
明日の朝食とシャンプーや洗顔フォームを買いに西門駅の方に出かける。
前にも書いたけど、出来れば地元系のHi-Lifeをなるべく利用しようと思うのだけど、西門エリアにはあまりなくて、見かけたのはここだけだった。
小さくて品揃えが豊富とは言えず残念。
右隣は確か杏仁豆腐専門店。
ドラッグストアでトラベル用のシャンプーセットを探したら、なかなか見つからなくて店内をグルグル歩きまわることになった。
ようやく見つけたのはマシェリのセットで、もう少し量の多い台湾のメーカーらしきセットもあり、そちらの方がお得な感じだったけど、髪に合うか分からないのでマシェリにする。
洗顔フォームも小さなものがあまりなくて、多分台湾メーカーらしいものにした。
これは使い切れなかったので、帰りの空港で捨てて来た。
円安もあり以前より総じて高く感じた。
CANMAKEのファンデーションが日本の倍以上だった。
安かったら買おうと思ったけど、もちろん買わなかった。
写真のデータを整理してSNSの投稿を終えて就寝。
前夜が徹夜だったからハードな1日だった。
お疲れさま、自分。
晩安台北!
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