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ベアドゥと巡る春の函館-5-
函館2日目。
早起きして市電に乗って再び函館どつくに行きました。
朝早ければどつくで働く人たちもあまり来てなくて、写真も撮りやすいに違いないと思ったからです。
特にセルフポートレイトを撮りたかったので、邪魔されたくないし。
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案の定、昨日はいっぱいあった路上駐車のクルマも少なかったです。
お天気も上々。
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どつくの横にはマリーナがあり、前回もこのクルーザーが泊まってました。
マリーナの中に入って良いのかわからなかったので、柵の外から撮影。
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昨日の夕方よりは人は来なかったですけど、それでも朝のジョギングとかで横を通る人がいるので、ちょっと恥ずかしかったけど、そんなこと言ってるとセルフは撮れないので気にしないことにします。
セルフィースティックなどの自撮りではなくて、三脚とセルフタイマーによるセルフポートレイトを最近では旅先でも撮るようにしています。
旅先ならではのロケーションを背景にして、その土地ならではの写真になるので撮影意欲を掻き立てられます。
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函館どつくの構内には八重桜が咲いてました。
朝からお花見。
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窓格子の劣化具合と錆び具合が素敵。
観光レトロにはない本物のレトロです。
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入舟漁港に移動しました。
ここは今回初めて訪れた場所です。
函館の特産のイカを釣る漁船が停泊してます。
船上には独特の集魚灯がずらっと並びとてもフォトジェニックです。
舷側から伸びているのは自動イカ釣り機のようです。
夕方に出港して翌早朝に帰港する大変ハードな漁のようで、こちらでも後継者不足が悩みの上に、このところスルメイカの不漁など問題山積です。
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イカ釣り漁船の象徴の集魚灯。
漁火の元です。
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入舟漁港からも函館山は近くに望めます。
函館山のおかげで市内にいる時はある程度の方角が判るので、とても便利なランドマークですね。
夜間の漁を終えて港は静まり返ってました。
周囲にある水産加工場に出入りする従業員が時折歩いているだけです。
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どつく前の電停に戻ると保線員が軌道のゲージをチェックをしている貴重な場面に遭遇しました。
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一旦ホテルに戻ります。
ホテルは函館駅前の電停のすぐ近くで。どこに行くにも便利でした。
電停から湯の川温泉方面に向かうと、すぐに交差点のカーブになるので、撮影ポイントです。
いろんなタイプ、塗装の電車が走っているので見ていても楽しい。
撮り鉄ではないし、鉄ヲタでもないので詳しいことは知りませんが、ガタガタうるさいくらいの音と揺れとは裏腹に、のんびり走る路面電車に乗っていると、昭和の世界にタイムスリップした錯覚に陥ります。
一度ホテルに戻ったのは、昨日と同じワンピでセルフを撮ったので、本日の衣装に着替えるためです。
基本的に服は日数分のセットを用意します。
最近は事前にその日のコーデも決めておきます。
その日の予定とお天気でどの服にしようか考えるのも、事前の楽しみになりました。
毎日着替えるから必然的に荷物が多くなります。
でも、それは譲れません。
オシャレは大事。
まだまだ続く。