この映画のクラウドファンディングを本気で応援したいと思っている話
この映画『パラレルワールド・シアター』に出演する広瀬斗史輝さんのファンです。
<あらすじ>
東京の小劇団「クオンタムフィジックス」の主宰・佐々木(須田暁)は、30歳を目前に控え、グダグダになっていた劇団を立て直すために数年ぶりの大きな公演を打とうとする。それは、パラレルワールドを行き来する時間旅行者たちが最後のタイムトラベルを通して破滅していく、悲しい運命を描いたSF作品だった。しかし、相棒として旗揚げから一緒に活動してきた看板女優の中川(空美)はすでに就職。他の現役メンバーや元劇団員も、それぞれに事情を抱えていた。果たしてギリギリの若者たちは、失われかけていた「ありえた自分たちの未来」を、この演劇を通してつかむことができるのか?
映画は自主制作とのことで、2月からクラウドファンディングが実施されており、2018年5月21日23:59が締切になっている。
ファンとしてもちろん始まってすぐ支払いは済ませたのだけど、あらすじを読んだり堤監督が更新してくださるアップデート記事を読んだり、ブログを読んだり、エキストラに参加して撮影を目の当たりにしたりして、なんだかもうそれだけでは済まなくなってしまった。
長年のジャニオタでもあるので、「自担のブロマイドを買えば自担に肖像権代が入る」とか「公式ツイートのRTが増えるほど自担の人気が偉い人に伝わる」とか「CDの売り上げで次のコンサートが左右される」とか、そういう意識はもともと少しはあるけれど、今回はそれとはまた別だ。
私はこの映画自体に成功してほしくなった。出来る限りのことで協力したいと思った。リツイートだけでちまちまやってる場合ではない。ツイッターでもブログでも、思いつく限りのことはやった。でもまだ足りない。なんとしてでも私の手で少しでも多くアクセス人数を増やすのだ。
そこで、とにかく情報のアクセス元をなんとか増やせないかと、以前からいろんな方の記事を読んでいたnoteにアカウントを作ることにした。非公式もいいところです。(公式からツッコミが入ったらすぐに消します)
堤監督のブログやアップデート記事には、達成への不安と作品への愛情がぎっしり詰まっていた。私からすれば自力で映画を作るというだけでも考えられないすごいことなのに、製作費の350万円は自費だと読んでとても驚いた。それだけかけて、金儲けに走らず自分が好きなものを作ろうとする情熱に感銘を受けた。そんな作品に広瀬さんが出演してくれるなんてとても嬉しい。
クラウドファンディングがスタートする前日の堤監督のブログには
正直、めちゃめちゃ、ビクビクしています。
「今、自分が作るものの価値」と、もう一度客観的に向き合いたかった
と書かれていた。
私はエキストラに参加した前週と前日、趣味でハンドメイドのイベントに出展した。場所代1万円程度のイベントだったけれど、それでも前の日は「お客さんが一人も来なかったらどうしよう」「一つも売れなかったらどうしよう」「場所代と交通費で大赤字になるかもしれない」と不安でたまらなかったし、なにより、「頑張って作ったものが1つも売れない=誰からも必要だと思われない」という現実を突きつけられるのではないかと怖かった。私の趣味の範囲でそれなのだから、こんなに多くの人とお金が関わっている映画という作品で監督さんが感じる不安は計り知れない。共感の足元にも及ばないと思う。
これまでの3か月、堤監督の気持ちの詰まった記事を読んだり撮影に携わる皆さんの様子を見たりしてきて、必ず目標金額を達成してほしいしいろんな人に見てほしいと思った。
エキストラに参加したとき、スモークも照明もダンスも、担当している方々それぞれが細かなところにまでこだわっているのを目の当たりにした。動作やセリフひとつひとつが納得いかなければやり直すという役者の皆さんの姿勢も、自信を持ってOKを出せるまで撮り直すという堤監督の様子も見ていた。どんな映画もそうやって作っているのかもしれないけれど、私が映画の撮影を見たのはこれが初めてで、全てが新鮮で、とてもワクワクしたのだ。だから成功してほしい。
そして何より、自担の出演作品には「目標金額を達成した作品」として記録に残ってもらいたい!
ぜひ、この記事を読んでくれた人は拡散していただけるとありがたいです。あなた自身は興味を持たなくても、もしかしたら、あなたのフォロワーの方の目に留まるかもしれない。それでこの映画を見たい人が増えるかもしれない。
タイトルにこのクラウドファンディングを応援したいと書いたけれど、ここでの『応援』というは単にお金を出すだけではなくて、この映画の情報がたくさんの人の目に触れるお手伝いをしたいのです。