大川未愛の●●的本読み
書店編はざっくり次のようだ。
これも8歳の頃、英語塾の帰りに立ち寄る本屋さんがあり
一階がコミックやら週刊誌やら、回転の早いもの。
二階には出版社別に棚があって今はもうない
「旺文社文庫」が全作品揃っていた。
そこでやはり迷いなく手にしたのは
「ジェーン・エア」 シャーロット・ブロンテ 作 神山妙子訳 上・下刊
速攻で買い求めて繰り返し読み
途中手放したことを後悔してまたネットで古書を買ったという。。
この本もまた挿絵が味わい深くて、
夏場まりもはハートを鷲掴みにされたわけ。
何度も映画化されているため、DVDもできる限り集めてある。
何がこんなに私を惹きつけるのかというと
ドラマティックなストーリーに加えて、
聡明な女性が成長して、生きていくことのしんどさみたいなのをあからさまに描いているためだ。
或いは覚醒した人間の生き辛さのようなもの。
そして当時の英国社会の富と知性の不均衡とか。
今後も読み続けたい一冊。
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