ひどい虫垂炎で緊急入院した話

前回の投稿から1年半もたってしまいました。仕事と子育てで時間が全然なかったわけですが、虫垂炎で入院することになって書く時間ができちゃったというお話です。

入院に至った経緯はこんな感じ。

  • ひどい腹痛と発熱で病院(内科)にいく

  • 食中りを疑われ(ただし、思い当たる節は無し)、まぁ、胃腸炎ですねということで整腸剤のみ処方されて終了

  • しかし、いったん小康状態になるものの、腹痛と37.0度強の微熱が1週間以上続く

  • 症状がおかしいので、専門の所が良かろうと思い別の病院(消化器内科)を受診

  • しかし、ここでも胃腸炎でしょうねと言われて整腸剤のみ処方され、どうしてもということであれば大腸の内視鏡検査をしましょうということになり、数日後に検査の予約をする

  • しかしその後容体が急変し、腹痛は強烈に、発熱も39.0度前後に跳ね上がる

  • さすがにヤバいので、検査の日を待たずしてもう一度受診。前回とは別の先生だったが、すぐに検査しましょうとなり、エコー検査。

  • ひどい虫垂炎(先生曰く)が見つかり、三井記念病院を紹介され、救急からHCUに即入院となる

というわけで、その後一般病棟に移りましたが、10日ほど経った現在も入院中です。

まぁ、経過などはともかく、どうするのが正しかったのかなぁというのは考えてしまうところです。
虫垂炎にも段階はあって、概ね

  1. 虫垂が炎症を起こす

  2. 炎症からウミが発生するなどして悪化

  3. 虫垂が破裂、体内に細菌をばらまく

  4. 他の臓器に炎症が派生

  5. 血中にも細菌が入り込む

  6. ???

こんな感じかなと思うのですが、自分の場合は5.までいってました。
炎症は上行結腸の大部分と小腸にまで及び、血中からも細菌が検出されて「手術ができない状態」でした。
ここまで進行してしまうと入院も長期になり、仕事にも穴を空けちゃうし治療費も高額になるしで良いことは何もありません。
できれば1.で食い止めておきたかったところです。

しかしながらなかなか難しいのは、「そもそも腹痛って滅茶苦茶痛い」からなんじゃないかと思うのです。
食中りやノロによる腹痛も経験したことはありますが、正直、初期の虫垂炎とどちらが痛かったかというと微妙なところです。
もちろん、虫垂が破裂した(と思われる時点)よりも後の痛さは別格でしたが、そこまでいったらもう手遅れなわけです。

そんなこともあって、お腹が滅茶苦茶痛いですーと言って病院に行っても「胃腸炎ですね」で済まされてしまうのかな、と。
強硬に主張して検査してもらうこともできるとは思うんですが、検査にも安くないお金がかかりますし、難しいですね。

自分はどう行動すべきだったか、自問自答してますが、なかなか結論は出ないです。

ところで、自分は医療保険等には入っていない(入れなかった)ので入院費については戦々恐々としていたのですが、どうも健康保険が充実しているおかげで大丈夫そうな感じです。それはまた別の話。

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