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クラスター新聞を使ってWin5を考える

Win5を的中させるためには
兎にも角にも1番人気の取捨です。

10頭立てのレースがあった場合
A.強い1番人気VS弱い馬9頭
B.強い1番人気VSそれなりに強い馬9頭

同じ10頭立てのレースでも
Aの1番人気の方が信頼出来ますよね?
馬単体の能力ではなく相手関係。パワーバランスの話です。Aのレースは下級条件に多く、Bのレースは上級戦に多いのが特徴ですがそれはレースにもよりますよね😆

そこでクラスター新聞の出番です。
クラスター新聞とは出走馬のパワーバランスに着目したAI新聞です。RPT(レースパターン)は1〜13まで分類されています。数字が高いほど能力差があり堅い傾向。

まずはこちらの表をご覧下さい。
※ C1.2.3はクラスター新聞内での人気

パワーバランスは
三強 RPT13.10
二強 RPT12.8
一強 RPT11.9.6.3
※数字が低くなれば信頼度は下がる。
ならば一点突破レースは見えた🤩
と思いきや、そんなに簡単にはいきません🤣
それでは有馬記念の回のWin5をクラスター新聞を使って回顧していきましょう。

Win1
中山9R グッドラックHC
芝2500 2勝クラス RPT3(一強も低RPTで混戦)
◎レッドバリエンテとしました。理由は前走の勝ち馬が3勝クラスを突破し3着馬も2勝クラスを突破。2着だったレッドバリエンテも能力的に2勝クラスは順番待ち。有馬記念と同コースで有利な内枠を引き当てここは確勝かと。
RPT3のC1の勝率は32.4%に対してレッドバリエンテの勝率は35.7%と申し分なし。C2の勝率が15.5%に対してモーソンピークの勝率が8.6%しかないため一強傾向強め。ところが勝ったのは7番人気の差し馬アケルナルスターでした。このレースは去年も人気薄の差し馬が勝利しています。2勝クラスで芝2500に出るような馬は基本的に強くはない。そんな馬が暮れのタフな中山2500を先行すればバテる。漁夫の利的に差し馬が台頭する。これは来年も覚えておきたいロジック。皆んなで購入したWin5もレッドバリエンテ+内枠の上位人気で敗退。高RPTなら1番人気がコケても上位人気で決まる可能性が高いが低RPTは1番人気がコケた場合、安易に上位人気に保険をかけるより展開が恵まれそうな下位人気に広げるのが得策。

Win2
阪神9R 鳥取特別
ダート1800 2勝クラス RPT1(大混戦)
馬柱をみてもかなり混戦にみえた。
◎ペルアアとしました。理由は前走のタイムが同日の3勝クラスとも遜色がなく力が抜けている可能性あり。
勝ったのは逃げ馬のサンマルレジェンド。1900→1800距離短縮で変わり身をみせました。最も低いRPTなので人気馬を過信しない事。ペルアアは2着。前残り想定。逃げ馬との馬連51倍を2点でゲットできたもののWin5は外れ。共同購入のWin5は低RPTにもかかわらず全て上位人気だった。下級条件のダートで前残り。RPTを考慮しても逃げ先行馬を抑えるべきだった。


Win3
中山10R フェアウェルS
ダート1200 3勝クラス RPT1(大混戦)
2R目と同様でRPT1の大混戦。ところがこの日の中山ダートは圧倒的に前残り馬場。印は前に行く馬につけた。結果は1番人気のチェイスザドリームが逃げ切り勝ち。Win5は的中。RPTの概念はあくまでも能力比較におけるパワーバランス。騎手、枠、調教、脚質、バイアス、展開などの要素は含まれていない。このレースはRPT1のため下位人気を中心に買いたい衝動にかられる。しかし前残りのバイアスを考慮すると上位人気の先行馬を中心に買うのが正確。同じRPTの2R目とは対照的な結果になった。RPTに引っ張られるのではなく全体的なパワーバランスを把握した上で加点、減点が大切。


Win4
阪神10R サンタクロースS
芝2000 3勝クラス RPT2(全RPTの中でC1の勝率が最も低い)
 C1はムジカ。クラスター新聞の勝率をみてもC2やC4より低い事が分かる。馬柱でもムジカかは2.3着続きの勝ち切れない馬。Win5では買いづらい。
◎はビッグリボンとした。長期の休み明けだが二走前に3勝クラス2着続きのノースザワールドを子供扱いしており、能力を出し切れるなら突き抜けるとみた。結果は的中。この日は内が死んでいなく好位を立ちまわれる馬が有利なバイアス。2着も1枠のアナゴサン。クラスター新聞をみるとリフレーミングを買いたくなるが後方脚質のため軽視。ビッグリボンが能力を出し切れたため順当だったがRPTとバイアスを考慮するとアナゴサンを抑える必要がある。低RPTらしく3着にはC9のアウスヴァールがクビ差できている。ビッグリボンがコケたと思うとゾッとする。


Win5
中山11R 有馬記念
芝2500 G1 RPT10
今回のWin5で唯一の高RPT。クラスター新聞に馴染みのない方は分からないと思いますがクラスター民にとって高RPTは的中して当然。どうやって儲けるか?のレベルです。特にRPT10は C1.2.3- C1.2.3-C4.5.6の三連複をベタ買いすれば回収率100%を超えます。今回の有馬記念。外枠不利、内枠有利を考慮してC1.3-C1.3-C4.5.7の3点で25倍の三連複が的中。Win5もC1.3で的中。難易度はかなり低かったと思われます。


まとめ
今、思えば後半3Rは簡単。前半の2RをRPT、バイアス、展開を考慮して恵まれそうな穴馬に流しておけば373万円の高配当を手に出来たと反省。RPTでパワーバランスを把握しておき、騎手、枠、調教、脚質、展開、バイアスで加点、減点を加え恵まれそうな馬をピックアップしていけばWin5的中は近いと確信しました。
今年から始めたWin5ですが的中は0。但し収穫はありました。コロナ禍の三年間で予想力、馬券力、投資術、立ち回り、そしてWin5。たくさんの事を学びました。2023年は集大成の年。この記事を読んでくださった皆様と喜びを分かち合えればと思っています。最後になりましたがこの記事をもちまして暮れのご挨拶とさせて頂きます。今年一年ありがとうございました🙇‍♂️

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