配慮
先日、韓国で放送されたドラマ「彼女はキレイだった」のリメイク版を見ていたんですが、途中で違和感があり、放送終了後に色々と調べてみました。
というのも、劇中で使用していた車のエンブレムが銀の丸いプレートに変えられており、メーカーが分からないよう配慮されていたんです。
車はTOYOTAのカローラスポーツだったのですが、仮にTOYOTAがスポンサーであれば隠さないはずですし、かと言って公共放送でもないのに特定メーカーの宣伝になるからとわざわざエンブレムを隠す必要もないはず。もし日産がスポンサーなら日産車を使えば良いだけですし、どうも解せない。
何故エンブレムが隠されていたのか。調べてみると面白いことが分かりました。
結論から言うと「ネガティブな要素が含まれるときにはエンブレムを隠す」ということでした。
劇中にネガティブな要素あったっけ?
と振り返ってみると、男性が運転中に操作を誤って脱輪してしまうシーンがありました。
いやいや、ただの操作ミスですやんw
とも取れますが今どきの安全性能に優れた車であれば脱輪も警報や自動操作により未然に防げちゃうんですよね。
つまり「TOYOTAの車は安全性能が悪い」というネガティヴキャンペーンになりかねないという訳。
いや〜そこまで配慮しなきゃドラマを作れないんですね。
ただ逆に言うと、今後劇中にエンブレムが隠された車が出てきた場合
「おっ、何か事故が起こるぞ」
と軽いネタバレになってしまうのでドラマを純粋に楽しめないですね。
クレーム入れときます。
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