2020/03/21 春にして君を想う
ここ数日各地の桜が咲いているツイートを見ていて、はて花咲かぬこの地はどうなっているのかしらんなどと思っていた。
とはいえ、勤務校があるキャンパスには短いながらも山桜の並木があるのだけれど、その蕾も遠目に分かるほどにいよいよ存在感を表しはじめていた。
帰り、正門を出たところで1本だけ咲き始めているのを見つける。朝、出勤時に気が付かなかったことが不思議なほどに、たくさん花をつけていた。
桜の頃に聴きたくなる音楽がある。
思い出す人がいる。
時間が経つことの美点は、醜いものや痛みは置き去りにして、美しい思い出だけを取り出すことができることにあると思う。
もう会うことがなくても、幸せでいてくれたらいいと願う。色々あるけれど、わたしもちゃんと幸せでいるよ。
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