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2020/05/28 ひとつの課題/おやつ番長

今日は会議日。明日も登校日ではあるのだけれど、来週から生徒の登校が増えて、徐々に学校を動かしてゆくための打ち合わせなど諸々が進む。

職員室とはまた別に、我々の職場は各フロアに担当学年の教員が仕事をする、病院の「ナースステーション」のようなものがある。そのものずばり「ティーチャーステーション(TS)」という。わたしは日頃の仕事はそのTSで行うが、フリーアドレス制を敷いている職場なので、他の場所で仕事をする人もいる。

今わたしがいるフロアは司書カウンターも併設されているので、去年から仲良くしてもらっている司書のKさんとも話す機会が増えた。今日、彼女が言うには、「去年はTSに寄り付かなかった若い人が今年度になってからはTSで仕事をしているし、中学担当教員が入れ替わって居心地が良くなったのかもね」とのこと。あくまでKさんの見立てだし、本人とそんな話をしたわけではないけれど、そのとおりだったら嬉しい。わたしが学年を預かる上で大事にしたい課題の一つが、生徒だけでなく教員も気持ちよく仕事ができる環境づくりだ。だから、去年よりも仕事がしやすいと感じてもらえているなら、わたし一人でできたことではないにせよ、やはり嬉しい。

居心地の良さということならば、副担任で学年にいてくれているN先輩の存在も大きい。6人で動く学年で、ただ一人わたしより年長で教員経験もかなり長い。しかも前任校でも一緒に働いていた気心知れた人だ。学年の動きをよく見ていて、4月以来さりげなくフォローしてくれている。とてもありがたい。そんな彼は、会議の時には必ずおやつを提供してくれる「おやつ番長」でもある。年長の人がそんなふうに呑気な様子を見せてくれることが、チームの雰囲気をよくしていると思っている。すごくありがたいことだ。

生徒が本格的に学校に戻ってきてからも、ある程度今のようなちょっとした余裕は持っていたいと強く思う。新しい人も、昔からの人も、縁あって職場を同じくした者同士、気持ちよく働きたい。

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クボタエリナ
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