2020/01/02　本読む暮らし

昼にかけて、箱根駅伝（往路）をテレビ観戦する。ここ数年の勢力図が大きく変わる展開にはらはらする。万全を期しても、思い通りにいかないことがあると改めて思う。人の走る姿は格好いい。

初詣も済んでいるので、ずっと家にいる。昨夜録画した細野晴臣さんの「イエローマジックショー 3」を途中まで見た。途中で母の見たい番組が始まるというので、残りはダビングしたものを家で見ることにする。

夕食後、千葉雅也『デッドライン』を読む。場面や視点の切替が小説らしくなく、映画のような、映像的な印象を持った。途中で見た、twitterのタイムラインには千葉さんの実家でのつぶやきが流れてくるので、それが小説の一部であるかのような感じかした。修論執筆の行き詰まりや先生とのやりとりがなどは昔の自分と重なる。別稿でもう少し詳しく書きたい。

テレビを見たり、家族と話したりで、没頭したわけではないけれど、それでも落ち着いてその日に読み終える読書は久々だ。今年は本読む暮らしを充実させたい。（本買う暮らしではなく。）

写真：季節外れの白い紫陽花。紫陽花好きの母のために、姪（5歳）が選んだらしい。