思春期の思い出（学校総会サボったら）

元ヤンです。バカな事ばっかしてました。
でも、「空手3段の生活指導に膝蹴りで体が宙に浮いて、片方鼓膜破られるほどの悪い事はしてない！」エピソード。

高2か高3か、覚えてない。
なんか、クラスの女子に声かけられた。
女子Ａ：「○○君、このあとちょっと時間ある？」
俺　　：（好みの子じゃない。ゴメン！断るか．．．）
女子Ａ：「声楽部の○○ちゃんが、あんたと話したいんだって。」
俺　　：（オレ、ヤンキー！セ．イガ．クブ？シラナイ．．．
　　　　　待て！美人だったらどうする！）
　　　　「良いよぉ。」
女子Ａ：「良かった。断られたらどうしようかと思った。ありがと。」

授業が終わったので女子Ａと移動した。声楽部の部屋ね。

俺　　：（こんなとこ、学校に有ったんだ？へえ。）
女子Ｂ：「良かった。来てくれたぁ。あ、私、○○です。
　　　　　声楽部の部長、よろしくね。」
俺　　：（あ、車いすの娘。声楽部の部長だったのか。おっと、女子Ａも声
　　　　　楽部だったっけな。で、何の用だ？車いす大変そう。）
　　　　「おう！」
女子Ｂ：「ズバリ！○○君！歌、上手いって聞いたから、今度、コンクール
　　　　　出てくれない？男子足りないの。」
俺　　：（？？？？誰に頼んでいるのか知っているのか君は？まて、誰だそ
　　　　　んな事言いふらしてるのは！！！）
　　　　「誰から聞いたか知らないけど、合唱とか無理、一人で歌うのもや
　　　　　だ！俺の見た目で判断してくれ！」
女子Ｂ：「えええ！絶対いい線行くのに、もったいないよぉ！ね？ね？
　　　　　よく考えようよ！」
俺　　：（まて！お前俺の歌聞いた事ねぇし！あ、もしかして！）
　　　　「もしかして、○○ちゃんとお友達？それか○○ちゃん？あと○○
　　　　　ちゃんとか？」
女子Ｂ：「ちっちっちっ！それは言えない、というか全員お友達。」
俺　　：（宍戸ジョーか！ちくしょう！あいつらのうちだれかだな。）
※当時カラオケＢＯＸは無い。普通にＰＵＢとかに行ってたのは内緒。
　　　　「まあ、でも唄うのはちょっと。」
女子Ｂ：「ねえねえ！この曲知ってる？」
　　　　譜面出してくる。強引な奴だ。
俺　　：「・・・・知らねぇ。」
女子Ｂ：「じゃあさ！じゃあさ！」
車いすでピアノに近づいて、女子Ａが手伝って椅子に座る。
俺　　：（やっぱ、大変だな。車いす。）
女子Ｂ、コード流して、その後、Ａメロ弾きだす。
俺　　：（よく見ると、この子、派手じゃないけどかわいいな。）
※男子諸君！わかるよな！女子諸君！狙ってやるのは卑怯だぞ！
女子Ｂ：「行くよ！歌って！」
伴奏始まる。
俺　　：（だめだ。もう、可愛くしか見れない。）
第一、自称博愛主義者の俺は、細い指でピアノを弾く彼女にひどい事なんかできるはずがない。

昭和の時代、学芸会の劇で主人公が8人なんていう時代じゃなかった。
小学校1年の頃から毎年独唱とかアンサンブルで楽器とかやらされてたから、なんとなく唄えそうだった。
俺　　：（そうだ！カラオケで女の子口説く勢いのあれで歌ってあげよ
　　　　　う。声楽部だからオペラ風の発声で．．．）
※曲名は書けない。万が一女子Ｂがこれ読んだら思い出して身バレするか
　も。
　喉開いて、あご引いて、腹膨らませて、圧入れて．．．

※省略、サビの途中までしか歌えず。

俺　　：「かぁああああ！ごめん、もう無理、続けらんねぇ。
　　　　　つか、息続かねえ！」※息切れはしない。声つなげないだけ。

女子Ｂをみて、胸をえぐられた。な、泣いてる。

俺　　：（まて、泣くな。俺は悪いことしてねぇぞ！泣くな！
　　　　　これでも一生懸命唄ったぞ！口説くつもりで．．．）

女子Ｂ：「今まで、どこにいたの？なんで歌ってないの？なんで？」

俺　　：（答える？とにかく泣くな！可愛いなぁ！こいつ！白くて細
　　　　　くて弱そう。誰か守らねぇと。）
　　　　「ずっと卓球部で、中3でレギュラーやったから。知ってるだろ？
　　　　　ウチの学校、ほかの部活は入れねぇ。」

・・・

女子Ｂ：「ごめんねぇ。勝手に泣き出したりしてぇ。ウチの男子のケツ！
　　　　　けってやりたいくらいだわ！」
女子Ａ：「ほんと！良かった！」涙を人差し指で拭いながら。
俺　　：（お前も？泣くのか！そこ泣くとこか！）
※後で知ったが、唄一生懸命な人で才能ある人はしょっちゅう泣くらしい！
　感受性が強いとかだって。

で、なんか、いろいろ話して、時間が過ぎて。

女子Ａ：「あ！総会！」

俺　　：「そっか！まあいいじゃん！みんなでサボっちゃえ！」

女子Ａ、女子Ｂ、ともに真面目系だったが、サボるで合意したらしい。

で、なんかいろいろ話してた。二人とも笑ってくれた。

俺　　：(この子は可愛いぞ！うん、可愛い！）

・・・

「ガラガラツ！おい、お前ら！こんなところで何やってんだ！」
はい生活指導に見つかるぅ！、切れぎみぃー！つかキレテルゥ！

「お前とお前は教室行ってろ！お前は来い！」
当然俺だけ呼ばれるぅ。この生活指導には散々どつかれてるぅ。
あいつ、俺の事個人的に嫌い。というか今思えば羨ましかったんだろうね。

体育館の前に立たされる。
見下す俺。（心じゃなくて物理ね。パンチパーマ？流行らねえ！）
「お前な！今はそうやってちやほやされてるかもしれんけど！今だけだぞ！
　人生をしっかり考えろ！」
（おい！ガキ！誰に向かって口きいとんじゃ！ぼけぇ！）
※あ、今でも同じセリフですね。あいつには！

中等部の女子「団子」通過！「せーんせー！しつれーいーしまーす！」

俺　　：(こら！こいつはロリ〇ンだ！知らねぇのか！俺のどつかれる量が増
　　　　　える！やめろ！ハリキラセルナ！）

はい、両耳つかまれるぅ。膝蹴り交互に来るぅ！
「どふぅっ！どふぅっ！どふぅっ！どふぅっ！」
俺の体、５ｃｍくらい浮くぅ！何回蹴ったか知らないぃ。

でも平気！腹筋鍛えてるから！
※ジャッキーの映画見て試したから間違いない。
　血が出たけど５ｃｍの角材、折れたから。腹で。
　ちな、友達にフルスイングしてもらった。
　おれはバカだから。

俺　　：(はいはい。ぴよぴよのケリは効かないよ！）

生活指導、疲れたか？

はい、両手で張り手スタートぉ！
何往復か覚えてない。

俺　　：(あ、鼓膜いった。ヤっても良いかな？
　　　　だめだ。卒業しないとおっかぁが．．．）

我慢した。あいつきっと俺が怖かったんだろうな。

「教室戻ってろ！」

俺　　：(卒業式！家じゃなくて病院に一泊な！てめぇ！）

右耳が聞こえません。「きーーーーーーーーーー！」
口あけるとゴソゴソします。
で、普通に教室戻ります。
※鼓膜敗れるのは初回じゃないので、割と平気。
　で、そいつは卒業式の日いなかった。
　生きてたとして、今の俺に会ったら泣いて詫びるんだろうなぁ。
　ほかの奴と一緒で。
　断っておきますが、普通のサラリーマンで、妻子持ちです。

今だったら、裁判沙汰でその教師、クビですね！

で、声楽部の部長にはその後コクられて、彼女出来たんで断っていろいろあって、女子Ａからは「私の友達がぁ、○○君にセーター編みたいって言うからサイズ計らせて！」とか言われて、バレンタインデーに本人から手編みのセーター貰って、「おっかぁ！どうしよう？」って母親にアドバイス求めたりして、当時中等部の子と交換日記してて、その子が声楽部で女子Ｂの事しってて、「先輩！どうするんですかぁ！」とか言われてとか、
いろいろあって．．．

みたいな感じだった。

時期曖昧だけど、そのちょっと前の総会中に体育館の倉庫で真っ暗な中、今回登場しない女子と二人でいたとこ見つかった後だったから、逆鱗に触れたかもね。（その時は生活指導じゃなくて担任に見つかった。）
断っておくけど、あまりしゃべったことない女子で、体育館で話が始まって、なんか気が会っちゃって、総会始まっちゃって、倉庫に逃げただけで、その女子がが見つからないように電気消したわけで有って、暗いし、指一本触れてないからね。（嘘です。間違ったふりしてちょっとだけポヨンしました。）体は密着してたけど、バクバクしてたけど。あとちょっと見つかるのが遅かったら．．．

じゃないからね。

その子も可愛かった。

はい、今回はこんな感じ。みんなもいろいろあるよね？
金ないし、車ないし、真冬に何時間も外で抱き合ったりしたよね？
10円玉、めちゃ用意して公衆電話で長電話したよね？

面白いと思ってしまった方はコメください。
バカ話はいっぱいあります。
ま、生き物としてバカなんで。

「ばかですかぁー！ばかになればなんでもできる！１，２，３！ダー！」