ネガティブな出来事もポジティブに解釈する
昨日の帰り道。
駅の改札へと向かう道すがらでの
出来事です。
歩道の端を歩いていた私。
反対方向から、私より体1/4ほど
内側を歩いている男性が、
早足で近付いてきます。
私の方がより端に近いところを
歩いていたので、
先方が避けるだろうと思いつつ、
こちらも若干体を斜めに傾けて
すれ違おうとした瞬間でした。
相手はほぼ避けることなく、
減速をすることもなく、
すれ違う瞬間に私のことを
まるで邪魔なものを腕でグイっと
振り払うかのような挙動に出て、
そのまま何事もなかったように
歩き去っていったのです。
「てめぇ、ふざけるな!」
とつい声が漏れましたが、
喧噪の中で恐らくその声は
届かず、私も追いかけていって
胸ぐらをつかむような野蛮さは
持ち合わせていないので、
一瞬立ち止まったものの、
そのまま改札に向かうことに。
しかし、何とも後味の悪い、
イライラさせられる出来事な
だけに、歩きながら、そして
電車に乗りながら、様々な
思いが頭の中をグルグルと
巡ったわけです。
左側通行のところを逆行していた
などの落ち度があったわけでは
ないので、基本的にこちらは何も
悪いことをしていません。
とはいえ、起きたことは事実、
きっと私に何かを教えてくれる
レッスンだったと思うしかない、
そう気持ちを切り替えることに
しました。
さて、どんなレッスンだと解釈
することができるでしょうか?
①怒らない練習
怒りというのは、ロクな感情では
ありません。
怒ったところで、自分に何かしら
しっぺ返しがくるのが関の山。
何があっても怒らない、
そんな仏門の修行僧のような境地に
至るべく練習をしていると思えば、
そういう機会を与えてくれて
むしろ有り難いと思えてきます。
②見た目が大切
私は身長こそ183㎝と高いものの、
比較的細身なので、あまり強そう
には見えないと思われます。
今回のような人は、自分よりも
弱そうな人にはやたらと強く出る
タイプに違いありません。
もっとガッシリと強そうな見た目に
鍛え上げるべきだという、
天の示唆と受け取れそうです。
③リスク回避促進
すれ違う前から、
「なんかこいつは怪しい」
という臭いを感じ取って、
そもそもすれ違わないように
こちらが軌道修正をしておけば
衝突は避けられたかもしれません。
自分のリスク回避行動が、
不十分だったと反省する余地が
多少はあると言えるでしょう。
④言語化の機会
普段はビジネス、マーケティングを
主な話題として、ここnoteで色々
書いています。
今回のような出来事を振り返って
こうして記事にするというのは、
普段のテーマとは微妙に異なる
領域の話なので、言語化の訓練と
しては決して悪くない話ですよね。
なので、そういった機会を与えて
もらったのだと解釈することも
可能ではないでしょうか。
以上、4通りほどの「屁理屈」
もとい「解釈」をしてみました。
ネガティブな出来事も、
その場で感情的に反応せず、
後から客観的に観察し解釈する
ことで、あくまでポジティブな
行動へとつなげていくことを
心がけようというお話でした。