自分の望みは何?願いは何?
そろそろ師走モード。
あと一週間で12月、今年も過ぎてみれば
あっという間。
ということで、今年の総括をぼちぼちと
始めつつ、来年何をやるかを考え始める
タイミング。
「来年こそは〇〇するぞ!」
というように、今年と来年をきっちり
分け隔てる形で目標設定をすることも
必要だが、年が明けても一日一日の
大切さ、重みは変わらない。
人生をかけて何を達成するかを
踏まえて、来年をどう使うのか、
じっくりと考えたいところだ。
ここ数ヶ月にわたり、パーソナル
コーチングを受けている。
この時に「コーチを雇うぞ!」と宣言し、
その言葉通り速やかに契約。
以来、4週間に1度くらいのペースで
お願いしている状況だ。
勤労感謝の日だった昨日、通算で5回目の
セッションを受けた。
昨日の自分にとってのテーマは、
冒頭に触れたことと同じ、
今年の総括と来年の目標設定を考える
ために頭の整理をしたい、ということ。
自分自身で色々と書き出しながら考える
のも悪くないのだが、やはり第三者の
「適切な質問」によって自分の考えが
引き出され、それによって頭の整理が
着々と進んでいく感覚に、非常に高い
価値を感じている。
来年は50歳になる。
人生100年時代と言われる今、丁度
折り返し時点ということになる。
残る半生をかけて、一体何を達成して
いこうか、改めて考えるのにはとても
良いタイミングである。
一体自分は何を成し遂げたいのか?
心の底から実現したい望みは何?
何としても叶えたい願いは何?
そんなことをじっくり考える時間を
近々に確保する予定だが、その際に
考え始める「とっかかり」を、昨日の
セッションを通じて得られたように
感じている。
自分の強みは、自分自身がそうだと
思っているものとは異なることが多い、
ドラッカーもそのように指摘していた
と記憶している。
人から指摘されて「ハッ」とすることで
強みに気が付くこともままあること。
コーチングのセッションを通じて、
そのような気付きに遭遇することが
あり、これはある意味宝物である。
エグゼクティブがこぞってコーチを
雇う理由がよく分かる。
引き続き、コーチングセッションから
得られる学びを糧に、自分の成長を
加速させていきたいところである。
冒頭の写真は、長野善光寺を管理して
いる尼寺、浄土宗の「大本願」。
この「大本願」の文字を見て、
「願い」とか「望み」という言葉が
浮かび、昨日のセッションの話と
結び付けて書いてみた。
ちなみに、善光寺を管理している
もう一方のお寺は、
天台宗の「大勧進」。
由来を調べると、なかなか興味深い。
来年は、7年に1度の「善光寺御開帳」の
年にあたる。
コロナがどうなっているか、現時点では
分からないが、無事盛大に催されるのを
祈るばかりである。