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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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2023年10月の記事一覧

掃除がなぜ経営改善につながるのか

掃除がなぜ経営改善につながるのか

イエローハットの創業者である
鍵山秀三郎さんが、とにかく掃除を
徹底的に極め、それが経営の改善に
大いに役立ったという話は、
かなり多くの人が知るところだろう。

たかが掃除、されど掃除。
「掃除道」を提唱されるに至り、
「日本を美しくする会」を立ち上げ、
今も掃除活動に関わっていらっしゃる。

掃除をすると、当たり前だが、
その場がきれいになる。
きれいだと、気持ちが良い。
気持ちが良くなれば、

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「死」が「生」を意識させる

「死」が「生」を意識させる

齢50も過ぎると、周囲で病気の話が増え、
親戚縁者のお通夜や葬儀に出席する機会も
増えて来る。

突然母から電話がかかってくると、
よもや父に何かあったか?と
一瞬ドキッとして身構えてしまう。

先週末に電話がかかってきたときも、
ご多分に漏れずドキッとしたのだが、
今回は別の悲しいお知らせであった。
伯母の訃報をそこで知ったのである。

父母の兄弟姉妹は、アラウンド80以上。
既に鬼籍に入られた

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侍ジャパン・栗山監督が語る世界一への軌跡

侍ジャパン・栗山監督が語る世界一への軌跡

との感想を友人から聞き、ずっと手元で
積読状態だった『致知』2023年10月号を
早いところ読みたい!読まねば!
そう思いつつ、他にも色々読みたいもの、
観たいものが尽きずで、この三連休にて
ようやく読むことができた。

テーマは、
「世界の頂点をいかに掴んだか」
というもの。
3月のWBCで、侍ジャパンを世界一へと
導いた名将・栗山英樹監督が、
致知ではおなじみの臨済宗円覚寺派管長
でいらっしゃ

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「情報」社会から「情緒」社会へ

「情報」社会から「情緒」社会へ

「IT」という言葉を初めて知ったのは、
まだ学生だった1995年頃だったと記憶
している。
Windows95が出て間もない頃、
これからは「IT」だと言われて、
見せてもらった本には
「Information Technology」 の略語
であり、「IT」がこれからの時代を
制すると力強く書かれていた。

当時はまだピンと来なかったが、
あれよあれよと「IT」の波、
いや津波が次々に押し寄せて

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感謝と笑顔が自分と世界を救う

感謝と笑顔が自分と世界を救う

昨晩は、私にとっての「サードプレイス」の
一つである「大人の小杉ゼミ」に参加。
小杉俊哉先生から、「EQ」をテーマに
お話しいただき、活発なやり取りを通じて
充実した時間を過ごした。

EQとは、Emotional Intelligence Quotient
の略称。
EQではなくEIと略すこともあるようだ。
世に知られるきっかけとなった本の副題で、
「こころの知能指数」と言っているほか、
「情動

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鳩の落穂ひろいが何を教えてくれるか

鳩の落穂ひろいが何を教えてくれるか

稲刈りが終わって、稲架掛けを
している田んぼの隣の田んぼに、
鳩の大群が押し寄せて落ち穂を
ついばんでいた。
刈った直後だと、それなりに多くの
落ち穂があるのだろう。

人口密度ならぬ「鳩口密度」が非常に
高い状態で、あちこち動き回る様子を
見ていたところ、時折そこにカラスも
降り立って来た。

鳩の動きは、とにかく一心不乱に、
あたり構わずせっせとついばんで、
自分の腹を満たそうという感じに

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インプットだけ、アウトプットだけ、そうなっていないか

インプットだけ、アウトプットだけ、そうなっていないか

インプットは大切だ。
語るべき言葉を何も持たないならば、
世の中に価値を創出することなど
できない。
そうなると、誰からも頼りにされない。
存在意義が希薄になる。

アウトプットも大切だ。
いくらインプットしたところで、
それが外に出て活かされない限りは、
ただの自己満足に過ぎない。
宝の持ち腐れに終わる。

インプットが大好き!という人は、
一生懸命に本を読み、
新聞、雑誌やウェブサイトなどから

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