「トライアル」を理解して、日常に活かすには?
はじめに
本投稿は、人間が大好きのマーケターの私が妻に日常でしている小話をnote化したものです。
人間関係にお悩みの方から、マーケティングでお困りのマーケターの方まで、日々を生きるヒントになればと思っています。
#主婦でもわかるをモットーにしていますので、厳密な学問やビジネス的な正確性はご容赦ください
トライアルとは?
マーケティングの仕事や、ビジネスをしていると、やたら「トライアル」という話が出る。
無料トライアルでまずは試してもらおうとか、トライアル期間に課題を洗い出すんだとか、かそんな感じだ。
やたら、トライアルというておけば、いかにもお客様の心理を理解した歴戦の猛者感が出せる、マーケティング横文字ワードあるあるにも共通する、マジックだね。
さて、嫁ちゃんよ。
「トライアル」とは何かわかるかな?
こんな問いかけを毎回していることが、ある意味でのトライアル期間を脱却できていない、私の甘えている感が出てしまっているね。
トライアルは、説明しなくても主婦なら大好きな言葉だからわかると思うけど、
「お試し期間」ということだ。
よくあるのは、「初回は無料」とか「初回は2000円のところ100円」とか、「量が少ないお試しパック」とかそういう感じのやつだね。
うまく理解すると、簡単に人を思うがままに誘導することできる…事があるかもしれないね。
ということで、「トライアル」について解説しよう!
トライアルを機能させる3つの条件
トライアルがうまく機能するためには、3つ条件があるんだ。
①何回もリピートして利用するものであること
お祭りの出店とか、観光地のお土産屋さんとかでトライアル!って見たことはあるだろうか? トライアルというのは、最初は赤字でもいいから、試してもらって、2回、3回と買ってもらうために使うものなんだ。だから、二度と会う機会がないお客さん相手の商売ではトライアルをすることは少ない。
②商品自体がよいこと
バストアップエステ、今なら初回0円!と言われて、試してみたものの、バストがアップしないどころか、ダウンしたとする。
次回から1000円ですと言われて、もう一度行くだろうか?
ただでも行かないはずだ。
③利用するための障壁が高いこと
例えば、以下の2つの商品があるとする。
A:きつねうどん500円
B:南国キツネ風味バナナうどん 500円
どっちが、トライアルがないと売れなさそうだろうか?
(もちろんどっちも美味しいとして)
きつねうどんの場合、あえてトライアルをしなくても、それなりにみんな味がわかっているから、なくても売れそうだ。
ただ、南国キツネ風味バナナうどんは、よほどの物好きじゃないと注文をしないと思う。 こういった場合には、初回100円!などのトライアルは有効だ。
トライアルは人間関係にも使える
この3つの条件に当てはまる通販とかWEB系のサービスでよく使われているトライアルだけど、本当は人間関係にもすごく使える考え方なんだ。
例えば、あなたがこだわりが強すぎて、金髪で、眉毛がなくて、とっつきにくい、だけど、本当は自分はいいやつで、話せばきっと伝わる。
そんな思いを持っているときは、トライアルの考え方を思い出してみよう。
最初は小さな挨拶でもいい、とっても簡単な取っ掛かりから、自分を知ってもらうキッカケを作ってみよう。
ゴミ拾いをしてみるでもいい、歌を歌うでもいい、何か相手があなたを知ることができる小さなトライアルを用意しよう。
全員ではないと思うが、何人かに一人の割合で、あなたに興味を持ち、魅力を感じて、長期的に仲良くできる友達やご近所さんができるだろう。
嫁ちゃん。ちなみに私はコスプレに興味がある。一度トライアルをしてみないか?ドクターとナース、これどうだろう?
今日の夫婦関係円満テクニック 「一度だけやってみようよ♥」
旦那さんは、こだわりが強く、いつも同じお店にしか連れてってくれない。そんなとき、「ねえ、あのお店トライしてみようよ。私がごちそうするからさ!初回だけだけどねw」と言ってみよう。「そんなにいうなら、いいけど」とまんざらでもない顔をしつつ、最終的にはごちそうをしてくれるという新鮮なデートが楽しめるだろう
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