【妄想】ドラえもんを聖典として扱うファンタジー世界を考えてみる
舞台設定
はじめに
ドラえもんを聖書とするには予め我々の世界は破壊しておく必要があります。
なので世界大戦とかで滅ぼしておきましょう。
はい。
滅びました。
その最中、特殊なシェルターに外伝などを含むドラえもん全巻のコミックスをぶち込みました。
コレは人類に匹敵する新たな知的生命が触れるまで開かない事とします。
他の物は一切入れません。
ドラえもんのグッズとかもです。
新人類誕生
おめでたいですね。
しかし、ドラえもんを聖なるモノとする為に我々とは少し差異をつけましょう。
ドラえもんの世界は基本的に黒髪です。
まぁそら日本が舞台ですからね。
あと肌が黄色人種のソレです。
まぁそら日本が舞台ですからね。
なので青肌のピンク髪が基本としましょう。
かわいいですね。
物理法則
ドラえもんを聖なるモノとするには我々の文化とは全く異なるものにしましょう。
かと言って想像つかないシロモノにすると面倒なのでザ・ファンタジー世界としましょう。
エルフとかドワーフとかドラゴンとかがいる世界です。
科学は存在せず、魔法が発展した世界です。
まぁ各々が思う無難なファンタジーを思い浮かべましょう。
名称
かと言ってそれらの名前は通常と異なります。
そう。
『ドラえもん』を基準とするのです。
しかしそのまんま出すとちょっと混乱してしまいます。
知ってる名称を聴くとどうしてもそれそのものを連想しますからね。
だから名前をサカサマにしちゃいましょう。
ただしそのままだと『ー』の母音ばかりになるのでそれらは削除。
そして母音のみの後に来る音を反転させる場合はそちらを基準に子音を統合しましょう。
『ー』も対応する母音の統合で良いでしょう。
魔法=グゥド
それでは魔法を考えてみましょう。
ドラえもんを、否、ドラえもんの『道具』を基準にしてです。
勿論、『魔法』なんて名前ではダメですね。
『スペル』とかでもダメです。
なのでドラえもんの『道具』を反転して『グゥド』と呼びましょう。
グッドみたいでかわいいですね。
空を飛ぶグゥド
コレは簡単ですね。
『タケコプター』を反転させ
『タプコケタ』にしましょう。
あんまり変わらないですね。
タケコプターを模した光の翼を背中で回転させて普通に飛びます。
何もタケコプターそのものを再現する必要は無い訳です。
大体わかりましたね?
主攻撃グゥド
ドラえもんの攻撃道具といえば?
ころばし屋?
いいえ
『空気砲』ですね。
『くうきほう』と母音が多いので
『ホクク』となりますが流石にちょっと言いずらいですね。
『ホキュク』としましょう。
物体浮遊グゥド
ウィンガーディア…違いますね?
チンカラホイ
ですね。
コレだけガチ魔法ですね。
『ホラカンチ』で。
更にコレは『タプコケタ』の下位グゥド。
『タプコケタ』のように使えると勘違いして自身に『ホラカンチ』をかける事はかなり危険な行為であり、重篤な事故に繋がりうるとかにしておきましょう。
物体落下グゥド
ホラカンチの逆位置のグゥドを設定しましょう。
タプコケタの天敵でもありますね。
逆に上級者はコレを利用してタプコケタの飛行中に急降下するなんてのもエモいかも知れません。
名前は地面に沈むトラウマ道具『どんぶら粉』にしましょう。
『コラブンド』
瞬間移動グゥド
コレはドラえもんの代表的な道具『どこでもドア』から
『ドモデコド』
しかし、コレは『使えないグゥド』なんてのにしちゃいましょう。
『どこでもドアで移動した先の人間は同一人物か?』
というのを間に受け、移動した先でグチャグチャの肉塊になっちゃうなんてバイオレンスにしちゃいましょう。
勿論、人間が使えば即死です。
転生なりコールドスリープから目覚めた者がウッカリ唱えてピンチになるみたいなちょっとした展開に繋げちゃいましょう。
え?それだと劇中でロクに使えないじゃないかって?
大丈夫です。
グチャグチャの肉塊になっても大丈夫な者達が使用すれば良いのです。
物体再生グゥド
はい。
時計の針を巻き戻したかのように肉塊を元の姿に戻せるグゥドです。
『タイム風呂敷』
から
『キシロフミタ』
コレを予め唱えておく事でドモデコドのデメリットを帳消しに出来ます。
チートですね。
なので制限があります。
ある事とします。
『粘土を捏ねて成形されるように身体を捻られ引き裂かれ続けるかのような激痛を伴う』
で良いでしょう。
まぁドモデコドの時点でも身体をグチャグチャの肉塊にされてるので痛みは伴っているのですが。
人間であれば、痛みとスワンプマン理論で発狂する事となるので通常使う事はまずありません。
ですが、どうしようもないピンチの際は仕方がないですよね?
その後遺症で苦しむとかも美味しいかも知れません。
時間移動グゥド
『ンシマムイタ』
聖典『ドラえもん』が封印されていた漆黒の箱もしくは棺。
人1人が丸まってギリギリ収まるかどうかの収容面積しかない立方体なものの、コレに『中身』を入れ鍵をかければ例え宇宙に放り出され天文学的年数が経過しようとも中身が劣化する事が無い。
それは例え生物であっても例外はない。
欠点は
機能としては中身の保存しかない事。
開くにはパスワードが必要な事。
再現性が無いと言ってもよく、この世に2つしか存在しない事。
(再現性が無いというのは不可能では無いが到底実現出来ないという話。具体的には作成するには惑星1つを食い潰すほどの資源が必要。)
また、起動するには最低でも中身と同じだけの体積の命1つが必要。
また、この箱もしくは棺には一切の重さが無く、
『空間に固定』
されており移動する事が出来ない。
どれだけの力で押しても引いてもビクともせず、どれだけ地面を削ろうとも落ちてくる事はない。
この存在がこの世界において『ドラえもん』を聖典として昇華させる大きな要因となっている。
敵
モンスター
モンスターも勿論、『モンスター』とは呼ばれません。
ドラえもんにおけるモンスターとは何かを考えれば良いのです。
劇場版限定のヤツら?
いいえ?
ジャイアンとスネ夫ですね。
ではモンスターにあたる存在を
『ナィヤジ』
モンスター側に寝返った人間を
『オネス』
としましょう。
魔王
ギガゾンビです。
大魔王デマオンでもいいかも知れません。
恐竜ハンターでもいいです。
それら敵キャラ達を束ねるF先生なんてジョーカーでも良いかも知れません。
いずれにせよ、映画ドラえもん本編の敵ラスボスがそのまま転生してきたかのような存在です。
自身が創作の産物である事を理解しています。
『ドラえもん』を理解しています。
どう倒せばよいのでしょうね?
倒すとかなんでしょうかね?
主人公
のび太
のび太です。
いや、のび太本人ではなく
『のび太と名付けられたドラえもんマニアの子供』
です。
なので苗字は野比ではありません。
主人公は『ドラえもん』の事を好きで熟知していますが、この『のび太』という自信の名前についてはよく思っていません。
これはのび太があまり好ましくないキャラクター像だからではなく、のび太という名前が自信に相応しくないと考えているからです。
未来への一方通行とはいえ、未来の世界で『タイムマシン』と称されるシロモノを生み出した父の元に生まれ、自身もそれなりに文武ともに優秀である為、『グゥド』に関しても的確に判断して使えます。
ですが、そこに優しさや思いやりといった要素は欠けており、『ドラえもんの道具』の知識をフル活用して敵を追い詰めます。
故に構図としては『最強主人公に対策を講じる敵』のパターンになりますね。
最近よくあるヤツですね。
彼には過去に友達と呼べる存在も彼にちょっかいをかけてくるいじめっ子も憧れのマドンナもいない。
ショートスリーパーで睡眠時間は1時間程度で充分。
しかし寝付きが悪く目の下にクマがある。
射撃が不得手で縄はすぐに切断するタイプ。
まぁつまりは
『アンチ野比のび太』
ですね。
他人を信じず、夢を見ない彼がどの様な末路を遂げるのか。
是非みたいものですね。
おわり
現状はコレで『ドラえもんを聖典として扱うファンタジー世界』の妄想はおわりです。
世界設定やらモブモンスターやらの設定がまだまだ必要ですがまぁ気が向いたら追加するかも知れません。
また、いないでしょうが万が一億が一これらの設定を使用したい方は是非ご一報してください。
その際は協力します。
みなさんも是非『◯◯を聖典として扱うファンタジー世界』の妄想などされてはどうでしょうか?
こんな稚拙な妄想垂れ流しを読んでくださり
ありがとうございました。
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