そんな装備で大丈夫か 山岳信仰④
神です。伊藤誠です。
この前、御岳山と那須岳の神に、言われました。
「そんな装備で大丈夫か?」
神として「大丈夫だ、問題ない」と言いましたが、かなり危険な登山になりました。
例えば、那須岳
鎖が冷たいけど、掴まらないと落ちかねません
手袋が必須です。
そして霧
霧で見えないので、迷いかねません。
遭難したら「そうなんだ、遭難だけにね」では済みません。でも、コンパスもヘッドライトも何もなかったです。夜になったら、迷ったら、終わりです。ここらへんは、かなり深い山なので、周りに助けてくれる人も皆無です。
そして、もし雨が降ったら?
恐らく気温5℃だったので、命を落としていたでしょう。神ではありますが、死ぬものは死にます。山の神はそこらへんは厳しいのです。
避難小屋があるのも、一定の数の人が命を落とすのもそういうことです。
そのなかでワタシの装備です。
死ににいってるのか?
上はスカスカのマラソン用ウェアで、雨風余裕で通します。下は15年使ってるズボン。
その他、なし。寒くて大変でした。
山の神に説教されたので、装備を整えにきました。御徒町駅近くのmont-bell直営店です。
ウェアです。これを買っとけばまず間違いないストームクルーザーでいきました。上下とも。これで雨が降っても安心です。
一応、歩きやすいズボンも買いました。
レインザックカバー、コンパス、温度計、熊よけの鈴、専用の靴下も買いました。手袋も。神の化身ネコのきなちゃんが興味津々です。
ヘッドライトはもらえました。
これで、装備は整いました。
山の神の信託は、自然を舐めるなでした。
今までの自然の向き合いかたを反省し、改めるとともに、他の神々の山へ挨拶するに相応しい装備で登山していきます。
伊藤誠 山4