かんたん絵本の作り方5
今回から本文について。
手順としてはページ割を考える、その3です。
台割表を見て、表紙や奥付など以外で「写真を入れられるページ」を「本文」と言います。
例の24ページ(TOLOTとしまうまブック)だと、11の見開き、22ページ。
例の(フォトバック・ポケット16ページ)だと1ページ+5見開き+1ページの12ページですね。
この本文だけの台割を自分用に描き出します。
そこから絵本の内容をどうレイアウト(配置)するか?
という事になります。
ここで重要なのが
「文字をどう入れるのか?」
「絵をどう入れるのか?」
という基本的な配置についてです。
普通の印刷物だったら、自由にレイアウトできるのですが、フォトブックは各社、各フォトブックで仕様が違っているので、作る前によく確認する必要があります。
絵(写真)を配置した右や左に文字を入れられる場合もあるし、下に1行しか入らない場合もあります。
だいたいのフォトブックは写真についての説明文程度しか文字が入れられないのです。
何文字入るか?
それもチェックしておく必要があります。
または文字は別に用意して「写真のように」配置するという方法もあります。
例えば、ExcelやWordやその他でデータとして作成したデータを別のデータで書き出し、最終的には「写真として使う」のでJPEG(.jpg )という形式にする必要があります。
ジェイペグと読みます。
スマホの写真はこの形式で保存されています。
フォトブックは写真を冊子にするので、形式は全て写真データ(JPEG)になるわけです。
もしPDFというデータを持っていたら、JPEGに変換すればフォトブックにすんなり使えるのです。
または、絵と一緒に文字も手描きするという手もあります。
文字入力ができるできない、レイアウトの種類についてはそれぞれのフォトブックによって違うので、別の機会に紹介するとして、今回はなるべく全面に絵を配置、文字はフォトブックの仕様に合わせて調整、という形で進めていこうと思います。
雑でごめんなさい。
さて本文のみの台割を自分用に作成する。
こんなかんじです。
注意点としては、フォトブックのページ数と合わせて台割のページ数を書いておくと、後でまちがえにくくなります。
本文は自分が考えやすいように、見開き2ページをタテに全部並べて映画の絵コンテみたいにしたり、自由に描いて下さい。
でも最初はワクだけを並べて、全体の起承転結とか、自分が持っている文をざっくり3分割とか4分割とかするとこのページには何々が入るなぁとか、考えやすくなるのではないかな、と思います。
全部を左ページに絵、右ページに文字というふうに配置しよう、とか考えながら、このページはクライマックスだから見開き全部が絵だけで表現するぞ、とか自由に文と絵の流れてを決めていきます。
次回は絵と文ですね!
よろしくお願いします。