カスタムロジック関数と数行のコードをコピペするだけで簡単にMT4のEAが作成できるEasy Customize EA
作成が容易なEAテンプレートで自動売買を開始しましょう
MT4のEAは手軽で効果的な自動売買ツールです。既にEAを持っている人にとっては便利ですが、持っていない人はまず入手から始める必要があります。ネット上で質の高いEAが販売されており、入手は難しくありませんが、公開されていないロジックのEAを使うことに躊躇する人もいます。
そこで、プログラミング知識がなくても簡単にEAを作成できるテンプレートを作成しました。用意されたコードを指定された場所にコピー&ペーストするだけです。現在は提供できるカスタムロジック関数が少ないのですが、将来的にはより多くの関数を提供する予定です。
EAの作成に興味はあるけどプログラミングを学ぶのが大変だと感じる方は、このテンプレートでEA作成を体験してみてください。
プログラム不要でロジック作成が出来るEAを使いたいという方は以下の記事を参考にしてください。
Easy Customize EAについて
EAの概要と目的の理解
このセクションでは、パイナップル兄さん(→私ですw)によって開発された「Easy Customize EA」の基本的な概要と目的について紹介します。
Easy Customize EAは、ユーザーが独自のトレードロジックを簡単に組み込めるように設計されたテンプレートEAです。
このEAは、特にプログラミングに精通していないトレーダーでも、効果的なトレード戦略を簡単に実装できるようにすることを目的としています。
EAの利用の前提条件
Easy Customize EAを使用する前に、MetaTrader 4 (MT4) プラットフォームに慣れている必要があります。特に自動売買に関する操作を覚えてからこのEAにチャレンジした方がいいでしょう。
プログラミングの基礎知識があると、EAのカスタマイズがよりスムーズに進む可能性がありますが、必須ではありません。ただし、MetaEditorの簡単な操作(コンパイル等)が出来ないと先に進めません。
EAの基本構成の理解
このEAは、ユーザーが特定のエリアにカスタムコードをコピペで挿入することで機能します。
エリア1~エリア3が主要なカスタマイズポイントであり、それぞれのエリアは特定の目的を持っています。
カスタマイズプロセスの概観
EAをカスタマイズするには、ユーザーはまず自分のカスタムロジック関数を用意し、それをEAの指定されたエリアにコピペする必要があります。カスタムロジック関数は私のnoteで順次公開していく予定です。
このプロセスは、EAの機能性を拡張し、ユーザーの特定のトレードニーズに合わせることを目的としています。
EAの使用開始
次の章から各エリアの詳細なカスタマイズ方法に進みます。
ユーザーは、このガイドに従って、自分だけのカスタマイズされたEAを作成し、運用することができます。
カスタムコードの挿入
カスタムコードの準備
まず、EAに挿入するためのカスタムコードを準備します。このコードは、あなたのトレード戦略に基づいたロジックを表すものである必要があります。
コードは、トレードの条件、エントリーポイント、エグジットポイントなどを定義するものです。
エリア1の編集
目的: エリア1では、カスタムロジック関数用のパラメーターを設定します。
実行: あなたのロジックに必要なパラメーターを特定し、エリア1にコピペします。この段階では、パラメーターの名前、型、および初期値を正確に定義することが重要です。
エリア2の編集
目的: エリア2では、トレードの決定を行うロジックを定義します。
実行:
エリア2-1: カスタムロジック関数を呼び出すコードをここに挿入します。
エリア2-2〜2-5: 買い注文と売り注文の条件を入力します。両建てが許可されている場合とそうでない場合の両方の条件を定義します。コピペする場所は買い条件2か所、売り条件2か所の計4か所になります。
エリア3の編集
目的: エリア3では、カスタムロジック関数自体を挿入します。
実行: カスタムロジック関数をエリア3にコピペします。この関数は、トレードのロジックを実行するための核となる部分です。関数は、入力パラメーターに基づいてトレードの決定を行うように設計されています。
コードの確認とテスト
コードを挿入した後、すべての変更点を確認し、コンパイルしてエラーがないことを確認します。EAをデモアカウントまたはシミュレーション環境でテストし、カスタムコードが期待通りに機能することを確認しましょう。
Easy Customize EAのコードとカスタム関数
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