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月光、再演

こんにちは。こんばんは。おはようございます。
いつどこで誰が読んでいるのかは分かりませんが、閲覧ありがとうございます。
今回は月光再演の感想を気力が続く限り綴らせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

月光再演全体を通して

約90分間、間に休憩など挟まずのライブ。
やっぱり「最高だったな」の一言に尽きてしまう。
そして「だから僕は音楽を辞めた」と「エルマ」の2つのアルバムが私にとっては至高の作品なんだろうなというのを改めて思い知らされてしまった。

月光の主役、エイミーの最後の瞬間、
彼自身が命を賭けて、人生を賭けて残した作品はあまりに残酷だ。だが、

「人生は終わり方」
「結びの弱い小説ほどつまらないものはない」
「僕は僕の人生で作品を作ろう」
「1年だ、この1年が僕の一生だ」

月光ライブより

上記の通り、彼の遺したエルマへの作品は残酷でありながらもとても綺麗だった。何故かと言えば、1年でただ1人に向けた作品だから。ライブのタイトル「月光」にも負けず劣らずの美しさ。

どこか悲しい気持ちになるけど、やっぱり綺麗だったと何度も思い返してしまうライブ(作品)だった。



印象に残っている場面

1.n-bunaのpoetry
2019年「月光」
2021年「盗作」
この2作品でもあったn-bunaのpoetry。毎回聴くたびに、よくあんな文字数を噛まずに(噛んだという感想を何度か見かけたこともあるが)言えるなと思う。このnoteでも一部分を記載してあるが、ヨルシカのコンセプトライブには必要不可欠なものとなっている思う。

私を含めて、一部のファンはpoetry集的な作品を世に放ってくれないだろうかと思っている。

2.suisのだから僕は音楽を辞めたのラストサビ後の叫び

2019年時の私が最も忘れられない、忘れさせてくれない1つとなっているあの部分が聴けただけで鳥肌が止まらない。何処か、やり切れない部分があったのか。はたまた、エルマにもう一度会いたいが、会えないことへの叫びなのか、はたまた、やり切ったことへの叫びなのか。色んな事を考えさせられる。

ああ〜!!!!!!!!

3.サポートメンバーの皆さん
2019年、n-bunaとsuisっていう人がヨルシカをやっている。これくらいしか知らなかった私は、正味サポートメンバーの人達の動きを覚えていない。唯一、覚えているのは私が立っている方のギターかベース弾いてる人、髪長いな。って事くらいだ。(今思えばたぶんキタニ)

あれから3年が経ち、色んな事を皮肉にも知ってしまった訳だが、キタニは相変わらず脚が長いし、はっちゃんは相変わらず頭取れそうで翔んでるし、下鶴さんやマサックさんは髪を分けてる姿やドンドコしてる姿がカッコいいなと思った。

最高でした、ありがとうございました。

月光、冒頭(印象に残っている場面1)

n-bunaのポエトリーとsuisの歌唱で作られていく本公演。最初にスクリーンに映し出されていたのは海の中。
これを見ただけでは、まだそれが何を意味しているのか分からない。

「僕らは鯨だ」
「自由に息は出来ない。口も動かせない」

月光ライブより

この辺りで、ああ、彼は既に入水してしまったのだ。
もう最後の瞬間なのだなと。そんな風に思った。
そこから始まる、音楽たち。

「夕凪、某、花惑い」「八月、某、月明かり」という死にはあまりに程遠い楽曲。
suisやn-buna、サポートメンバーが一気に会場を支配したように感じた。
始まったのだなと思った。エイミーの最後の瞬間。走馬灯が。

休憩(ずっと真剣に文章書くの疲れるもの)

踊ろうぜでsuisがn-bunaを見ていたシーン。
本当に私みたいなオタクが歓喜してしまうので、是非今後もやってほしい。

月光、走馬灯。(印象的な場面2)

冒頭で始まったな。走馬灯が。と言ったものの、あれは2回目だし、作品自体への理解も深まっているからだなと思う。そんな風に思ったりもするが、


「息が出来ず藻掻く」
「海抜0mを超えて」
「そうか、ずっと見えていた、
 この光は、景色は、思い出は、雨のカフェテラスは、夜紛いの夕暮れは、富士見通りは、メロディーは、
音楽は、長い夢を見ていたようなこの時間は、
あの日の景色は、全ては、
僕の見る走馬灯か。」

月光ライブより



 


ここで、今までやってきた楽曲達は全てエイミーの見てきた走馬灯だという事が分かる。

そして、最後となる、「だから僕は音楽を辞めた」
ライブの最後でもあり、エイミーの最期でもある。
だからさっき述べたsuisの叫びは余計に胸に刺さる。
どんな思いで、叫んだんだろうか。推測はできても正解は本人にしか分からないのかも知れない。


もうちょっと書きたい事があるのだけれど、疲れてしまった。来週とか東京の最終公演が終わってからでいいや。

さようなら。



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