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ヨルシカの新アルバム「盗作」を咀嚼

こんちゃ!ピーナッツ🥜です。お久しぶりです!

今日はヨルシカの新アルバム「盗作」の感想を語らせていただきたいと考え、文章をnoteを記している。

まず始めに、これは僕が感じた感想、印象で、他の皆さんがどう感じたとかは興味があまり無い。仮にn-bunaさんが別の解釈をしていようが、自分らしさをしっかり持ちたいと思う。

今回はインストゥルメンタルは字数の関係上、飛ばさせて貰う。

コンセプト

これは様々なサイトでも記載されているが、今までのヨルシカのアルバムにはコンセプトがある。今回のコンセプト……それは

音を盗む事に目がない「音楽泥棒」の破壊衝動

その中での男の苦悩であったり、将来的にこうなりたいみたいなのが描かれた作品となっている。

全体像

今回、私がこのアルバムを買い、そして咀嚼させていただき、感じた事。。。

音楽泥棒は何もかも失った夜が観たい。そして、その夜を観ながら、回想したい。その夜を壊す作業は自分では出来ない物で、「誰かに」築いてきた地位、名誉など全てを壊してもらいたい

という事を感じた。今回の誰かとはメディアなのか、それとも書いた曲を聴いている大衆なのか、はたまた、ネットとかいうクソみたいなものなのか。それは分からない。ただ、自分では壊さないという矛盾を抱えた主人公の話だと解釈する。


昼鳶(ひるとび,ひるとんび)

音楽泥棒の自白の次にスラップがカッコいい曲。昼鳶。元々の意味は家に忍びこむ、スリのことらしい。

夜の全部が欲しい。ただやるせないから歌にしたい。

先程、上記でも述べた夜という単語。お分かりだとは思うが朝昼夜の夜ではなく、人生の夜を指すのだと思う。

確か夜行でn-bunaさんが人生の夜というワードを用いていた気がする。素敵な言葉だ。

主人公は何もない状態で夜を迎えるのではなく、一定の地位や金、愛を得たい。他人を馬鹿にする曲を書きたい。そこから一気に失いたいのだろう。そして、それをするのは音を盗むことが得意なことから、音楽をやり始めたのではないか??

そういう欲をも感じる曲だった気がする。

春ひさぎ

今までのヨルシカにはなかった感じの曲だと思う。

「春をひさぐ」→売春の隠語らしい。

主人公も大衆に売れる音を作っている。また世の中は大衆音楽で溢れ返り、安売りされている。今回の春ひさぎはそのメタファーとして機能している。

この曲に限った話ではないのだが、n-bunaさんの考えというか、ヨルシカへの考え方にも通ずるところがある気がしている。

商売の為の音楽、、、、、

伝えたいこと、尖ったこと、そう言ったことは一切言えず、綺麗事を述べる歌詞、売れるような曲調、コード、そう言った曲を作り、売れるものの満たされない。その主人公の寂しさを歌った曲ではないだろうか。  

爆弾魔(Re-Recording)

爆弾魔の再録。ヨルシカファンが爆弾魔って負け犬に収録されているあの曲かと盛り上がっていたのが懐かしい。主人公の破壊衝動を伝えるのにこれほど適した歌詞があるだろうか。音楽で最もタブーとされる「盗作」。その大きな爆弾を持っている。そして、いつか投下して夜を迎えたい。そして、主人公の人生に大きな影響を与えた妻。様々な思いが詰まった曲が負け犬の頃に出ていることは大きな衝撃だった。

この夜を爆破したい 君だけを覚えていたい

そんなにも影響を受ける人に私もあってみたいものである。


長くなり過ぎてしまうので一回終ろうと思う。 

続きはまた今度。。。


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