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ヘルシンキの歴史建築訪問🇫🇮旧ユニオン銀行 Nordea Bank Museum

ヘルシンキにあるNordea銀行にアポがあったのですが建物がとてもキレイだったのでご紹介したいと思います。

レリーフのある重厚なドアの存在感がすごい。別世界に連れて行かれそう

ここは1862年創業の旧フィンランドユニオン銀行(Union Bank of Finland)だった建物で、1898年に建設されました。
建築家 Gesellius, Lindgren, Saarinen(ゲセッリウス、リンドグレン、サーリネン)が設計し全ての家具を選定しています。
現在はNordea銀行の建物となっています。

1F

ホールだった部屋は今では銀行に訪れた方の見学やイベント向けに公開されています。

玄関ホールを上がるとコンシェルジュさんがお出迎え
階段を上がると大理石の円形の広間が
その奥にホールへと続くドアがある
文化的価値の高いホール
ATMやオンライン取引の無かった昔はこのホールで全ての契約が行われていた
ひとつひとつの装飾がとても美しいです
2Fへ続く階段(登らずエレベーター使いました)

2F

2階は見学用ではなく、現在はプライベートバンキングの顧客用オフィスになっています。
建物のデザインのほかドア、椅子やランプなど一つ一つに歴史とこだわりが込められているのが分かります。

エレベーターのドアを開けると現れるシンプルだけどデザインの施された空間
一つ一つのアートや調度品がおしゃれ
別の角度から。あのランプも有名なやつ
打ち合わせ用部屋。椅子一つとっても良い品です
廊下もフロアや天井、ドアに至るまで洗練されている。コーヒーやスナックをいただけます
大昔のストックのデザイン
歴史を感じさせるデザイン

おわりに

Nordeaはヘルシンキにもいくつか店舗があり、用途によって建物が違うのですが、今回のNordea Bank Museumの建物にはなかなか来る機会も無いので写真を残しておきました。

家具は最近よくお店で見ていたので、いくつか覚えていて、デザイナーは忘れてしまいましたが良いものばかりが並んでいました。

Bank Museumということで歴代のノベルティの展示もあるみたいなのですが今回は用事がてらササッと回ったのでどこにあるか分からなかったです。
ムーミングッズなどもあるみたいなので、また機会があれば寄ってみたいです。

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