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ご縁を感じないとき 続編

都内校の考査日ラッシュがひと段落しました。
独立自尊を貫く学校を筆頭に、イレギュラーな日程の学校や国立、補欠の調整などがありますが多くの親ができることはこれでひと段落となりました。

私はもっと解放感に浸れるかと思いきや、なんだか失恋直後のような虚無感でぼーっとしています。疲れているはずなのに眠れない(10月31日~3日はガチ疲れなのか昼寝も夜も眠れていた)、これでよかったのだろうか、でもできることはやったし、この想いどうしたら…という中二病みたいな夜を過ごしています。

さて、こちらの学校がどうなったかの顛末です。


出願

願書の出だし、とってもエモエモで一発で書けました。
添削してくださった先生からも「冒頭の一行、読み手(面接官)の心をぐいと鷲掴みします」のお褒めのお言葉。(全願書で唯一の褒め)
検索除けのために画像添付としますが、この想い伝われ!

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面接連絡

どの学校とも重ならず、時間帯も早すぎることもない時間帯でご案内をいただきました。校長先生とお会いしたらもう著書にサインしてくださいとか言いたいくらいだけどせめて握手に留めようかしら…などと無駄なドキドキまでしてしまうほど。
しかし、現実はそんなに甘くなく、後述する通り、試験当日は受けられないことが決まっており、どうすべきかXのアンケート機能で聞いてみました。

※「その他」へのリプ、DMはなし。

100票以上も投票をいただきながらこんなに参考にならないアンケートって…それだけ意見の分かれるのが小受らしさなんでしょうね。

面接当日

複数校で回数を重ねた後だったので、家族全員大きな心理的負担もなく向かうことができました。夫も「あの学校のこれとこの学校のこれを組み合わせるでいい?」みたいな流れで参加に合意。
しかし、「学校の教育方針で共感するところを一つ選んでください」のお題には夫は我が家らしくない回答をしており、43も方針は出ているのだからせめてもっと違う箇所を選んでくれよという気持ちでいっぱいでした。夫は面接練習3回目くらいから反抗期が始まり、他人に指示された回答は嫌だ、自分の言葉で語りたいとか言い出したので、面接に来てくれただけでも良かったのか…40過ぎて大二病を発症しないでほしいです。
そして面接官の先生は…
あの憧れの校長先生ではありませんでした(泣)
面接室のドアを開いた瞬間に感じました。この片想い実らないって。

試験

家族全員の志望度が高い、いわゆる本命校と重なってしまったため受験しませんでした。
この記事の私の憧れ校は伝統的に試験日も試験番号順も決まっており、本命校のほうは試験日は分かっていたものの時間が読めませんでした。もしかしたら2校掛け持ちもできるかも…?という微かな期待はありましたが、3月生まれで小柄、貧弱な娘には日程を問わず掛け持ちは厳しいだろうと家族や先生方と話し合っていたので実は出願時から諦め半分でした。

というわけで、こちらの憧れ校は私から一方的にラブレターを渡して去る、しかも同じクラスの親友に「xx先輩に渡してください!」って言って逃げるようなスタイルで幕を閉じました。

伝えられなかった言葉

この学校は伝統校でありながら先進的な取り組みをしていらっしゃいますが、どれも丁寧な理由付けや未来への繋がりが見られます。願書引用の文章はお世辞抜きの本心で、本当にこのような校長先生の下で親として学びたかったし、一緒に教育を考えていきたかった。気さくで、たくさん本を読んでいらっしゃって、現役学生・卒業生からも学んで、素晴らしいお人柄の方で私の一番の推し校長となりました。
大好きです。O校長先生。『お嬢様女子大付属』のイメージをこんなに覆してくれた先生。いつかどこかでお会いして、女子教育の在り方、社会貢献の在り方、働く女性の未来について小学校受験関係なくお話を伺える日を楽しみにしています。

公式ブログからお借りしました
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