見出し画像

翔んでみたい埼玉 その1

オンライン配信のある私立小の説明会は絶対に受けないエリアや男子校以外、興味本位で見るようにしています。
最近見つけたいい感じの学校2校がどちらも埼玉でした。ぐぬぬ…永遠の宿敵よ…!(←お育ち)
でも東京都民が下り線で通学したら時間がかかるだけで通学は比較的楽だよね?というポジティブシンキングで、けっこう本気で受けてもいいんじゃないかという気分になっていたりもします。


素敵な埼玉校その1. 浦和のルーテル教会系の小学校

もはや何の伏字にもなっていませんが検索除けということで。
学校名に燦然と輝く「A学院大学系属」の8文字。少女漫画から出てきたかのような濃い目のミルクティー色の制服。こりゃビジュアルでやられます。
でもオンライン説明会もとってもとっても良くて、埼玉に住んでいたら第一志望にしたんじゃないかというくらい気に入ってしまいました。

一貫校だからと勉強に手抜きしない姿勢

これは親の私が痛いほど知っているから声を大にして言いたい。
正直、一貫校はここに金かける必要ないのが一般的よ?入試がピークの子どもたちが徐々に校風に馴染んでキャッキャウフフ言っている間に凡人になり、外部生に抜かされて、それでも試験は内部生でつるんで集めたノートで乗り越えるネットワーク力を作るのが大学一貫校の醍醐味だと思っていました。大学系列校だからと手を抜かず、勉強に力を入れていることを正面からアピールしてくるのだからほんとにすごい。

ギフト教育=神様から与えられている個性や才能をしっかりと伸ばし、周りの人のためにも生かす、という方針をとっている。
ギフト教育実現のために、少人数主義(1学年75人)、小中高一貫教育、英語国際教育、キリスト教主義(土台)、補習、クロストレーニング(様々な体験を通して自分の得意や好きを見つける機会。山の上学校、1・6遠足、英語の授業は1年生から週2時間)などがある。
系属校を、大学の質を高める生徒を育成する場であると位置づけており、すなわち質の低い生徒を送り込むわけにはいかないのがこの小学校の立場。
中高についても、大部分がA学院大学には進学するが、進路指導を不要とはしていない。中学ではフィールドプログラムを行っている。分野はArt/English/Scienceのいずれかから選択。例えば世界遺産をグループごとに選び、調べ学習や訪問をし、将来の職業選択までつなげる。
高校でも徹底した少人数教育を導入。英語は学年÷4グレードで細分化。選択科目も1人でも希望者がいれば開講する。親身な受験指導をした例として、音大受験者もいた。大学のチャペルで実技試験トライアルを開催し、大学講師も同席するなどでサポートした。
なお中学入学は25名の枠、高校入学は25名の枠ということで小学校が一番入りやすい様子。(幼稚園は不明)

オープンすぎる試験制度

正直、目と耳を疑いました。
学校自ら映像配信で前年の試験解説をしてしまうなんて…。
問題文を読み、図を写し、思考フローを説明したうえで「よって、りんごが正解です」と言ってしまう。お受験塾でしょうか。いえ、公式です。
以下は雑なメモですが、ひらがなが出るのがかなり独特だと思われます。

  • 試験の構成は知力、巧緻性、運動応力、グループ活動、受験時面接、保護者には親子同伴面接とアンケート。

  • 知力:自分の名前を書く、お話の記憶(1000文字)、その他いろいろひらがなも含む。

  • 巧緻性:20分。見本をよく見て自分で手提げを作る。

  • 9/21 知力テスト(全員)

  • 9/22,23 巧緻性、運動、グループ活動、授業形式テスト(受験児面接から変わった)

  • 8/24-29 の平日、親子同伴面接。Web出願。

  • 第一志望出願を選ぶと、合否でボーダーの際は優先される。

ゆかいなパペット学校紹介

学校探検動画では突然のマペット、にゃんじろう君とI井先生の登場。
初めは裏声と地声のひとり掛け合いに恥じらいのあったI井先生、だんだん慣れてきて、途中で自分の言ったことにウケている感じが好感が持てました。
グラウンドは広く、男子も女子も制服で遊んでいました。一輪車に乗る女の子が女子らしくて良かったです(憧れつつも買ってもらえなかった思い出)。
図書館は中高生も来る場で、畳のあがりがある。靴の脱げるカーペットのスペースがある学校は複数あったけれど、これは初めて!掃除も楽でアレルギー対策にもいいわ!
普段の礼拝は教室で行っており、「神様にご挨拶」と表現している。音楽室は机と椅子があるスタイル。保健室には先生が3人おり、相談室は別途、シャロームという形で設置されている。温水プール有。

他にも卒業生の声もあり(男子大学生と女子中学生というバランスの良さ)とてもいい映像配信でした。
次回はまたまた素敵な学校の説明会をご紹介します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?