最近のこと〜ayU tokiO 「北の遊撃手」〜
前書き
3月22日に開催されたayU tokiO 『北の遊撃手』に行ってきました。
心に残る素敵なライブだったので、書き残そうかと思い筆を取りました。
ライブ前
せっかくの遠出なので、早めに会場近くまで行ってお昼を食べることにしました。
オススメされていたラーメン屋「たかの食堂」さんへ。
ザ・中華そばという感じで美味しかったです。540円という今どきなかなか見ない価格設定の上に量も多く、食べ応えがありました。
周りのお客さんの注文を聞いている感じだと天ぷら中華が人気のようです。今回は中華そばを食べたので、次回は是非チャレンジしたいところ。
会場について
会場は宮城県栗原市は栗駒にある「ねこの森雑貨店」さんの2階でした。
すぐに受付に案内していただいたため店内は見れませんでしたが、何やら可愛らしい雑貨の作成・販売をなされているようです(こちらで通販もできるようです)。
また、ご近所のカフェ「NorthWest」さんのドーナッツの販売もありました。
会場は祖父母宅を思い起こされるような建物で、その時点で少ししんみりした気持ちになってしまいました。今思うと、祖父母も青果店を営んでおり、今回の会場も元々は青果店ということで、青果店共通の建築フォーマットみたいなものがあるのかもしれません。
会場にはお子さん連れの方も多く、なかなかアットホームで賑やかな空気が流れていました。
イベント運営者のオープニングトーク
もともと仙台に住んでいたところ、奥さんのお店を出すために栗駒に移ってきたそうで、今のお店はもともとは青果店でそれを業者さんの手も借りながら自分たちでリフォームしたとのことでした。
栗原市ではお店を出す人に対して助成金が出るみたいで、他にも色々なお店があるそうです。
参考1)栗原市チャレンジショップキーパー支援事業補助金
参考2)六日町通り商店街 - 宮城県栗原市栗駒
二階堂真悟さんのオカルト話
栗原出身の方で、元々は郵便局員でしたが、現在は企業向けの講演だったり、子供向けにオリジナルヒーロー「輝望閃詩ダクシオン」として読書会を開いたりしているそうです。
四角や丸という形には意味(陰陽)があり、日本の有名な建物(東京スカイツリー等)にもそれらが含まれているといったお話やスプーン曲げの実演がありました。
路地裏調査隊
仙台発のアコースティック男女デュオ。
宮城県に住んでいるにも関わらず、お恥ずかしながら全く知りませんでした。
生活を切り取ったような(路地裏から見える風景のような)歌詞とそれに寄り添う音楽でなかなか素敵でした。
ayU tokiO
今回はエレキギター(猪爪東風)とキーボード(やなぎさわまちこ)のみというシンプルな構成。
ただ、エフェクターがすごくて、こんな音出せるのか!?という音が出まくりで、エレキギター・エフェクターのことを見直しました。特にhi-beamでは途中でガラッと音が変わって、めちゃくちゃかっこよかったです。
また、元のメロディが美しいせいか、シンプルな構成だと余計にそれが感じられ、その点でも大変良かったですね(Nirvanaのアンプラグド的な)。正直以前[new solution6]のバンドセットで聴いて感銘を受けていたので、今回はどうだろうと思っていましたが、いい意味で裏切られました。
楽曲は『遊撃手』からがメインで、『恋する団地』から3曲とやなぎさわまちこさんの楽曲も2曲ほど。
[new solution6]のときも感じましたが、『遊撃手』の楽曲はどちらかというとライブ映えするな、という感覚を今回も覚えました。また、デジタル音源の高解像度よりもカセットテープのような中解像度ぐらいが一番合うという気もします。
SaToAのライブのときのMC(ギターに関する話)もそうですが、演奏途中のMCも相変わらず面白くて、『犬にしても』のジャケット作成秘話、『遊撃手』のジャケットデザインにはオカルトが含まれているとか含まれていないとか、そんな話を聞けて面白かったです。
終了後は物販でチケットソノシートを購入しました。イベント運営者のお父上がサインをもらうのに便乗して自分もサインをもらい、あまつさえ写真まで撮ってもらってしまいました。
恥ずかしながらも気合を入れてayU tokiO MTRTシャツを着ていったわけですが、めっちゃ見てましたと喜んでもらえてよかったです。
終わりに
そんなこんなでとても心に残るライブイベントでした。
以前参加したアットホームなライブイベントでの苦い思い出があり、正直今回は一抹の不安を抱えた状態での参加でしたが、蓋をあけてみればあっと言う間に時間が過ぎ去ってしまうとても楽しい時間を過ごすことができました。
最後に今回のイベントを企画立案・運営していただいた皆様・演者の方々に感謝申し上げます。