山中さわお トーク&ミニライブ タワーレコード渋谷店 B1「STAGE ONE」
さ「前、『退屈な男』を発売日前にU-STREAMやったけど、その時淳書き込みまくってただろう」
淳「いや、知らね~よ」
さ「淳、大人気でな。『抱いて』とかあった」
さ「『ミュージシャンの食生活が気になります』ボクは今日そこのマックを食べてきましたよ。ボクは超モデル体型じゃないですか。だからハンバーガーもパンは食べない。肉だけ食べる。手がベットベトになるけどね。肉まんとかも肉だけ食べる」
淳「それすでに『まん』じゃなくなってる」
さ「『最近聞いて良かったアルバムは?』」
淳「カミナリ(グモ)、かな」
さ「よかったよね。スマッシュ・・・」
淳「Smash this world!」
さ「宣伝か、これ。あとシュリスペイロフの『0.7』もすごいよかった。すごい良かったのでみんな買わないで」
淳「なんで?」
さ「若い芽を摘んでおく」
淳「まだ芽も出ていないよ」
さ「BORN AGAINのおまけのダンス。あれすごい中途半端だよな~。ちゃんとダンスしていて、『なんでそんな事してるの?』みたいな笑いをとるはずだったのに、中途半端で」
淳「オレは8割出来ればいいと思ったんだよ。それであとから細かいところを覚えていこうと思ったのに、さわおくんが足はこうで、って10割で覚えようとするから進まない」
さ「シンちゃんは酔っ払ってたけど、あれは逃げだよな。先生の振り付けがあって、それをもとに踊ってる映像があるんだが、そっちのほうが笑える。今度から特典映像簡単なものにする。ただ楽屋で喋ってる映像とか」
さ「『電車に乗る時意識していることは?』電車は基本あんまり乗らないんだけど、最近さ、やめようと思ったことがあって、バスターくんが描いてあるバッグ。あれ自分が使いやすいように大きさを設定して作ったんだけど、そのカバンでオレだとバレることが多くなったんだよ。バッグを見て、あ、ピロウズだって上を見て、あ、もしかしてみたいなパターンが多いんだよ。それもピロウズの大ファンの子ならいいんだけど、彼女がピロウズファンで自分はあんまり興味ないんだけど、CDの裏で写真だけはなんどか見たことあるみたいな。ファンならやらないような(見ながら首を縦に振る)感じで」
さ「『髪型は元に戻さないんですか?』そう言われるとパンチかけたくなる」
淳「もう戻すタイミングを逸してるよね」
さ「日によって髪質が違う。今日は比較的クルックルッだけど、リンスかけるとサラッサラになる」
淳「その髪質うらやましいよ」
さ「でも40代でサラッサラの髪型だとおっさんに見られるんだよな。オレが髪の毛をクルクルやってるのに、お前はペターっと髪を伸ばして」
淳「あんまり伸びないけどね」
さ「『若く見られることについて』オレは伝説の、浜松のコンビニでお酒が売ってもらえなかった事件」
淳「でも一緒に歩いているとボクのほうが若く見られる」
さ「人間の格が違うからな」
さ「『The Devil's PubのPVはどうして髭を生やしているのですか?』あれは付け髭です。本格的なやつだから。『4日間つけられます』って書いてあった。剥がすときスゲー痛かった」
淳「あれクハラが誰かわからなくなってるよね」
さ「キュウちゃんの事務所に怒られそう。でも本人がやるって言ったんだよ」
さ「『B型だと感じるときは?』B型らしいってどういうことかわからない。わがままとかそういうイメージなのかな~?淳もB型だよね。Absurd SongはエンジニアもB型の人で、B型3人で録った」
淳「カミナリグモは全員B型なんだよ。だから人の話を聞かないで話が行ったり来たり」
さ「うちの両親もそうだよ。お互いが勝手に喋る。間で聞いてて、えっ、ってなる。あ、母親はAB型か。AB型とB型のB型」
さ「『12月7日生まれは性格が悪いのでしょうか?』そうなの?他に誰がいるかわからない」
さ「『なぜ全部英詩?』日本語だとうっかりいい曲がかけるとピロウズに行ってしまうことになるから。英詩は英語圏の人に評価されようとかって思ってない」
さ「『ソロアルバムのツアーの予定は?』予定はないです。ベースは誰にするか。アッコちゃんか鹿島さんか」
淳「オレのスケジュールだいたい空いてるから。スケジュール(さわおさんと)被ってるから」
さ「オレのギター弾けないんだよな。あれかなり細切れにして録音してますから。だからあれはよほどギターの上手い人をゲストに迎えるしかない。怒髪の上原子さんとか」
淳「いや、でもツアー考えてもいいんじゃない。オレ、クハラと『ツアーどうする?』って言ってたもん」
さ「来年はソロは1年休む。来年はプレデターズをやろうかと」
さ「『3日間仕事しちゃダメですって言われたらどうしますか?ギターも触っちゃダメ』」
淳「ボクは3日休みってよくありますけどね」
さ「バラエティ番組が好きなので、撮り貯めていたものを見るかな。6月のとかあるんだよ。お酒飲みながら見るかな」
淳「ああいうのって録っただけで満足してしまうところがある」
さ「『最近見て良かったライブは?』noodlesの20周年だね。あれいいライブだったね。ボクは20周年武道館で感極まってしまったんだけど、知ってる?yokoちゃんはそうならないだろうって言ってたんだよ。あれは何かを成し遂げた人がなるもんであって、noodlesは何も成し遂げてないからならないだろうって。それ聞いてなんか淋しいなって思ってたけど、本番見たらyokoちゃんなんどか泣きそうになってて、noodlesに影響を受けてピロウズで作った曲とかあるんだよ。それだけでも何かを成し遂げられたんじゃないかって思うんだけど・・・」
さ「退屈な男とかけまして、高級マンションの排水管ととく・・・『そのこころは?』って言えよ」
淳「今聞くのに夢中だった。そのこころは?」
さ「どちらもつまらないでしょう」
淳「オレもできた。退屈な男とかけまして、毛虫ととく」
さ「そのこころは」
淳「女の子には持てない(モテない)でしょう」
さ「『ジャケットの灰色のファッションは本物?それともCG?』シャツからカーディガンから、ズボン、靴下、靴と全部で2万8千円。靴以外は全部GAPで。靴はABCマートで3千円くらい。『この靴26センチのありますか?』って言ったら『28センチのがあります』って『分かりました』ってそれ買ったけど、普通、靴屋の店員が客が『26センチのありますか?』って言って28センチのは出さないだろう。最初は裏の廃車の山のカラフルな背景にモノクロの格好をしたらおもしろいんじゃないかって思ったんだけど、それが最初のジャケットの案だった。でもそれが思ったようにいかず、中ジャケ用に撮ったエイベックスの屋上で撮った写真をジャケットにした」
さ「『淳さんのベースのどこが好きですか?』うーん、思いつかない・・・いや、でも100点ですよ」
さ「『次ソロで組んでみたい人は?』怒髪のシミとか坂さんとか。でも怒髪は忙しいんだよな。あとギタリストとも組んでみたい。ギターは全部オレ一人だったから。あとゴマちゃんのキーボードとか。The Devil's Pubでは名脇役って感じだけど、もっとメインでやってみたい。キーボードとギターで歌う」
さ「『音楽で世界は変えられましたか?』マジメに答えるとそういう気持ちは0%で作ってるんだよ『救われました』って手紙を貰ったりするんだけど、それは意図してやったことじゃない。自分のキャラクターに合った人が誰か見つかるんじゃないかと思ってやってて、今日もこんなに集まってくれた」
さ「『アメリカツアーの時淳さんは何をしていましたか?』」
淳「泣いてたかな~」
さ「お笑いのライブを見たんでしょ」
淳「お笑いのライブを見たり、カープの試合を見たり、あと泣いてたかな」
さ「だってさ、エイベックスの弁護士に相談したんだけどわけ分かんない説明をされただけで、『こっから先どうにかするには数十万円する』って言うんだよ」
淳「70万円って言うんだよ。出せる?」
さ「出せねえよ。ただでさえ赤字のツアーだってのに」
淳「いや、ポケットマネーでさ」
さ「ああ、それなら出せる」
淳「代わりのベースが(monokuroの)塩井でしょ」
さ「塩井平気で遅刻してきたりするんだよ。5時集合だってのに5時に部屋で寝てるんだよ。それで遅れても『すいませーん』って軽いノリで。でもベースは100点だった」
さ「『ボクはコピーバンドをやっていて、Comic Sonicをやりました。次ソロアルバムをやるときはボクを使ってください』」
淳「これは潰しておかなきゃな」
さ「『エネルギヤの意味は?』最初エネルギーってタイトルだったんだけど、ピロウズにはエネルギーって曲がもうあるんだよ。インディーズで。それでいろいろ調べてロシア語のエネルギヤになった。本当の発音はエネルグィヤっていうらしいんだけど。最初はComic Sonicのカップリングにする予定だったんだよ。でも『別の形で発表したほうがいい』っていろんな人に言われて、真鍋くんも『カップリングじゃもったいない』って言ってシングルにした。大出世だよな」
さ「それじゃあそろそろ時間だから曲やるか」
さ「本当は退屈な男からやるのがいいんだろうけど、ギターとベースって難しいんだよな」
淳「難しいし、合わせにくい」
さ「ファーストアルバムから何曲かやります」
さ「あ、オレのギターから入るのか」(→Birthday)
さ「うちの母親、山中愛子73歳から手紙が来て、『退屈な男送ってくれてありがとう。発売日より早く聞けてうれしいです』っていうファンみたいな手紙で『5曲目のRehabilitationって曲がいいです。これは私のリハビリの曲です、って違いますよ』ってノリツッコミが書いてある」
淳「そんな高度な技を」(→Rehabilitation)
Music Creature
Birthday
Rehabilitation
Absurd Song
感想
たまにはこういうトークイベントみたいのもいいね。そりゃライブのほうがいいって言えばいいけどさ
今日のレポは量が多いから書くの疲れたよ
イベントが終わったあと、エネルギヤが聞けた。いい曲だった
追記
エネルギヤの音源が初披露になったのがこれだね。エネルギヤって図にすると定規みたいに横に長い曲って第一印象があったな。
このライブレポ、分量が多い(wordによると4千字超えらしい)からかミスがたくさんあったので直した。