REBROADCAST TOUR＠名古屋 CLUB QUATTRO

（会場BGMはThe BeatlesのPast Masters vol2）

さ「ひさしぶりじゃないか！」

さ「ニンゲンドモが集まってきたな。オレと同じ良い音楽が好きなニンゲンドモが集まってきたな。なんでキミたちが集まってきたかわかるぞ。良い音楽が好きだからだろ？ボクたちは良い音楽を持っています。We have good music.今日もオレたちは孤独じゃない。それじゃあ最後まで、いい時間にしよう。よろしくね」

（２ブロック目が終わる）
（イヤモニをいじる）
さ「最新のブラジャーの調子が悪い」

さ「肌寒い時にあると便利なカーディガン」

さ「このシーンとするのはどうしたんですか？他のバンドではこういうことはないけど、なんか言ったらオレにキレられるかもしれないからですか？今も場にそぐわないようなことを言ったらキレますよ。でも『さわおさ～ん』キッ（にらむ）みたいにはしませんから。だってGLAYのライブ行ってる人いる？GLAYのライブで『JIRO～！』とかっていうでしょう。なんでなんだろう？キミわかる？」
客「緩急をつけたい」
さ「緩急って普段あまり使わない言葉だな。そうなの？なんかキミと２人で会話してるな」
（盛り上がる）
さ「でも次のブロック終わったらまたシーンとしてるんでしょう。29周年やってるけど、まだ教育してやる」

（３ブロック目が終わる。盛り上がる。掛け声）
さ「これはこれでどうすればいいのか」

さ「そろそろ大きい声でラブソングを歌いたい年頃だ」（→眩しい闇のメロディー）

さ「ベース、有江嘉典です」
有「こんばんは。ありがとうございます。今月ピロウズが名古屋に来るのは２回目です。その時はベースがかわいい（Base Ball Bearの関根）史織ちゃんだったんだけど、今日はオッサンであの２回来たかたくれぐれも申し上げておきますが今日いるのは別人です。それじゃあ最後まで楽しんでいってください」
さ「もっと楽しげに話そうぜ」
有「そうですか」
さ「さびしいのが目に見えている」
有「いや～でも、史織ちゃんがベースやったんですけど、そのライブが終わったあと、シンイチロウさんが『あれ、有江くんは？』って言ったたってのを聞いてものすごくうれしかったです」

さ「ドラム佐藤シンイチロウです」
シン「いや今の有江の話を聞いて、今月名古屋に２回来ていたことを知りました。なんか月に２回も名古屋に来ちゃうなんていいんじゃないの？なんかいいんじゃないの？それじゃあ最後まで楽しんでいってください」

さ「ギター、真鍋吉明です」
P「今日は来てくれてどうもありがとう！すっごい自信のあるいいアルバム作ってそれを引っさげてツアー回れて演奏できるのすごい幸せですよ。この喜びをみんなにも分けてあげたい。いや、でもその喜びをこうやって共有してくれてどうもありがとう。じゃあ最後までよろしく！」

さ「ロックンロールを聞きたいか？」（→WALKIN’ ON THE SPIRAL）

さ「そろそろベッドに向かう時間だ」（→Before going to bed）

（Before going to bedはハンドマイクで歌う。最後、客席を順番に指さして演奏が終わる前にマイクを通さず『ありがとう』と言ってさわおさんが去っていく）

さ「ありがとう！いいライブができたよ。今回のアルバムはいつも全身全霊込めて作ってるんだけど、かなり良いアルバムになったと思う。みんなと対面して喋ったりするわけじゃないけど、今回は20年ついてくれているスタッフの人とか、インタビューとかうけて、みんながこうあって欲しいピロウズとか、こうあって欲しい山中さわおの世界観になったと思う。もちろん意識的にそういう方向に寄せていって作ることはできないし、しないけど今までのNOOK IN THE BRAINとかSTROLLを超えるアルバムができたと思う。だってさ、Coooming sooonとかオレはこういうのが好きなんだけど、『それは別に今やらなくても、ピロウズでやらなくても良くない？』みたいな感じがあるだろう。・・・ない？きれい事かもしれないけど、今日もみんなの気持ちが1つになったシーンがあったと思うし、良かったよ！来年３０周年じゃないか。オリンピックで会場が今争奪戦でな。しかも916は敬老の日だから大きい会場はなかなか貸してくれないんだよ。大きい会場でやる底辺のピロウズにはなかなか貸してくれない。3デイズとかでやるバンドが多くてさ、今大きい会場からの返事待ちなんだけどたぶんダメだと思っている。大きい会場も売れてる人たちに貸したいんだよ。30周年だからって理由じゃ難しい。だからってさ、30周年渋谷クアトロでやりますってのじゃダメだろ。来たい人が全員来られるような大きい会場でやりたいんだよ。金とか旅費貯めとけこの野郎って話だ」

さ「ツアー3ヶ所目だけどオレたち今回あんまりポンコツじゃない」
P「そうですね。ポンコツじゃない」
さ「オレのマイブームの話をしたいんだけどその話は今はおいておいて（有江さんに）なんかマイブーム的なものとかありますか？そんなたいそれたものじゃなくていいけど」
有「靴の中敷き」
さ「どういうこと？」
有「みなさんは靴穿いて別の靴持ってきてライブ前に履き替えたりするじゃないですか。ボクはめんどくさがり屋なので履き替えない。ブーツとかで来ます」
さ「ああ、それで中敷きをライブの時だけ」
有「そう。100円ショップとかで買うんですけど、中敷きがゾロっと並んでいるのを見て興奮します。ツアー中は使い捨てにするやつをたくさん使うじゃないですか。あったかいやつとかあるんですよ。ナイロンのやつが」
さ「あったかいやつはライブでは要らなくね？」
有「あったかいのが欲しくてこの時期出てくるんですよ。11月とか12月に。でもボクのよく行く近所の100均には中敷きなくて、それでツアー先のマイナーな100均で探そうと。ナイロンのやつを。この時期あったかいのがたくさん出るので」
さ「そうか。なんかオレのマイブームハードルが上がるなあ（シンイチロウさんに）なにかマイブームありますか？」
シン「白髪染めですね」
さ「マジか。だとしたら全然効果が出てないぞ」

シン「すみません。ウソつきました。白髪染め使ってません。でもドラッグストアとか行って白語染めを見ている。へぇ、今こういうのあるんだって。家で白髪染めると風呂場が汚れてしまう。汚れも落ちない」
さ「そうだな。30周年髪が真っ黒で出てきたらみんなびっくりするだろう。カツラ感がある。（真鍋さんに）なにかマイブームありますか？」
P「私が2018年に買った家電で一番気に入っているのは炭酸水メーカーです」
さ「それは自宅で炭酸水が作れる。ガスとかで？」
P「ガスとかで」
さ「機械につないで？」
P「機械につないで」
さ「どこで売ってるの？」
P「Amazon」
さ「なるほど」
P「ガス使い終わると回収もしてくれる。環境に優しい。家で無尽蔵に強力な炭酸水が作れる」
さ「無尽蔵なんて滅多に使わない単語を会話に混ぜてくんじゃねえよ」
P「私が2018年に買った家電で一番気に入っているのは炭酸水メーカーです」
さ「どうしよう。オレのマイブームレベルが低い。オレのマイブームは毛玉取り機なんだよ。毛玉取り機を買おう、毛玉取り機を買おう。と思ってんだけど、毛玉取り機のことなんて忘れちゃうじゃないか。でも今日は毛玉取り機を買おうって決心して1番高い3千円の毛玉取り機を買ったんだよ。そしたらカーディガンとかから毛玉が取れる取れる。それまだ取りたくて毛玉だらけのセーター着た後輩とか来ないかなあとか思って、で毛玉取り機の取れたやつを見るといっぱい取れていて、このままいくとカーディガンがなくなってしまう」
P「話の途中にごめん。毛玉取り機3千円もするの？もっと100均とかでない？」
さ「でもオレは高いのが良いと思いこんでいる病気だから」
P「毛玉取り機で無尽蔵に取れる」
さ「今日みんなSNSで『無尽蔵』って言葉を使うのが流行るな・・・それじゃあやるか・・・近所のうるさい犬とか毛玉取りたい。ウソ。ウソウソウソウソウソウソ・・・ウソですよ」

さ「今日もオレたち孤独じゃなかった。だって知ってるか？ここはEMERALD CITYだから！」

Rebroadcast
I think I can
Freebee Honey

Binary Star
Spiky Seeds
Skim heaven
王様になれ

ニンゲンドモ
ぼくのともだち
箱庭のアクト
プライベート・キングダム

眩しい闇のメロディー
MARCH OF THE GOD
Bye Bye, Me
Starry fandango

WALKIN’ ON THE SPIRAL
BOON BOON ROCK
No Surrender
Before going to bed

アンコール１
Star overhead
POISON ROCK'N'ROLL

アンコール２
EMERALD CITY

　感想
楽しかった。めっちゃ盛り上がったねえ
長野、渋谷、名古屋とどこもMARCH OF THE GODは盛り上がるねえ。
もちろん他の曲もだけど

　追記
このライブよく覚えてる。さわおさんの予言通り「無尽蔵」って言葉が一時的にSNSをやってるバスターズの間で流行ったね。
ライブ後バスターズ友だちと話をしてたら帰りの新幹線の時間を忘れてて慌てて駅に向かってギリギリ間にあった思い出。