僕の叔父さんはヤブ薬剤師!
みなさんこんにちは。あかばねと申します。
さて、今日は私の叔父についてお話ししたいと思います。
私の叔父は、薬剤師の資格を持っていて、薬局を営んでいました。
なんで過去系なのか?
言わずもがな、ヤブだったから店が潰れちゃったんですね。
ヤブ医師は良く聞きますが、ヤブの薬剤師は珍しい気がします。
今日は、今だからこそ言える叔父のヤブ伝説を紹介したいと思います。
①私が水疱瘡になった時、ムヒを付けて治そうとした。
激痛でのたうち回った記憶があります。
ムヒ万能説を信じてやまない人でした...
②治すのに時間がかかりすぎて、もはや自然治癒と変わらない。
色々な薬を試すのですが、基本的に効かないので、普通の風邪でも治るのに1週間はかかります。
正直、風邪って薬を飲まなくてもそれくらいで治るので、薬代だけが無駄にかかります。
③困ったら謎の健康茶
クソまずのお茶。叔父曰く、全ての薬が効かない時の最終手段だそうです。
もはや風邪が自然に治る段階で飲まされるので、絶対にこのお茶が効いている訳ではないのですが、叔父の中で「飲むと治る」の図式が出来上がっており、このお茶が万能だと信じ込んでいます。
万能なら最初から飲ませろよ。
④店よりサッカー中継
サッカー中継が始まると店を閉めていました。商売をなめていやがる...
⑤アバンギャルドな店構え
これは薬剤師の腕と一切関係ないのですが、店の入口に「宿便」と書かれたポスターを大量に貼っていて、ご近所から不気味がられていました。
いかがだったでしょうか?
今だから笑い話になりますが、当時は頭を抱えていた記憶がありますね。
客もあまり来なかったので、被害者が身内ばかりですんだのが不幸中の幸いでしょうか。
そんな叔父も亡くなって3年。たまーにあの健康茶の味が恋しくなったりして。
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