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100回も

ごきげんよう。
塩野義ピル子です。

先日、ふたりの友人と石切へ出掛けてきました。
石切駅に降りるのも初めてです。
近いからと大阪の名所は行ったことないところも多くて。
通天閣やグランシャトーも立ち入ったことがありません。
きっと ええとこ なのでしょう。

少し曇り空の下、坂をくだって神社まで。
参道の商店街はにぎやかで神社に近づく程ヒトも多くなってきました。
お正月はもっと賑わうのかな…などと想像しつつ。

明石焼やおでんを出すお店が多くて、名物なのでしょうか。
そして乾物屋や金物屋。
友人は「巣鴨のようだ」と言っておりました。
時間もちょうどお昼時でいろいろ食べたかったのですが、3人とも朝食を元気いっぱいもりもり食べて
まだお腹がいっぱい。
泣きながら素通りです。

鳥居の前では、南京玉すだれを披露するグループがいて、カラフルなお衣装が可愛らしいです。
そのおじいさま・おばあさま方のお声の上品な事(ほぼ聴こえない)といったら。
技術は素晴らしく、玉すだれを何かの造型にたくさん変化させてていらっしゃいました。
「何か」が聴き取れれば…!!


石切神社の境内では、沢山のヒトがぐるぐるぐるぐる輪を描いて歩いています。
なんせ初めてお参りするので何事か分からずびっくりしました。

石切さんでは御百度参りをするのですね。

本殿に先にお参りを済ませ、一周ぐるりとご祈願する度に紐を折って100数えるようです。
「御百度参り」なんて怪談の世界の出来事だと思っていたので、こんなにカジュアルに取り組めるもんなの?!と私たちは楽しくなっていました。
ただ、あまりにもお参りのヒトが多いので十度ほどにしておこうと友人と決めて歩き始めました。

心静かに ご祈願だけを想って歩け とのことで。

私は雑念だらけでダメダメな十度のお参りでした。
御百度紐も、なぜか12本折っていました。
注意力散漫すぎるな。

石切に来たら占い、という事で私たちもワンコイン手相を体験しました。
お互いの診断を聴き合っていましたが、先生が見事に言い当てるので気持ちいいぐらいでした。
私も「考えすぎ、悩みすぎ」と真っ先に言われ丸裸です。
占い師の目ってホントどんな風になっているのでしょう。
先生の目を通したら、私達の手相は浮き上がったり透けていたりするのでしょうか。
どうしてあのように当てるんだろう…
不思議すぎます。

私たちはすっかり石切を好きになってしまい、今度は早朝に来てきちんと御百度参りをしようと約束しました。

私が百度も念じる心願はなんだろう。
友人達もそれぞれ何をお願いするのかな。

没頭できる何かをお授け下さい

なんて厚かましすぎてお願い出来ません。
無難だし本当の願いである、母の健康にしておきましょう。

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