#2 結婚生活
結婚16年目。アラフォー夫婦。
結婚13年目にして突如訪れた
夫の不倫。
私は結婚生活に胡座をかいていた。
子供が生まれ、完全に私は女ではなく母親になってしまっていた。
旦那の事も男性というより家族の一員として、
子供の父親としてしか見ることしかできなくなっていた。
たまに営みはあるものの、日頃の疲れや眠たさを言い訳に拒む事が多かった。
まさか子供を産む事でこんなにも性欲が落ちるなんて思ってもみなかった笑
日頃の旦那への不満も溜まり、都合良く誘ってくる事にも腹が立っていた。
旦那さんの事、嫌いじゃないんだけどどうも身体が受け付けなかった。
でもこんなの夫婦あるあるだとも思う。
よく聞くし。
結婚をしてから私達はお互いを尊重し、私は旦那に対して絶大なる信用をしていた。
それは私の事が大好きだとずっと思っていたからだ。
それにウチの旦那に限ってそんな事するはずがない、できっこないと思いこんでいた。
だから、女の影を感じた時、色んな違和感に納得できた。
不倫が完全なる黒だと知る1年前頃から
夫婦の関係性は最悪なものになっていた。
前々からぶつかり合う関係だったけど、
喧嘩すらしないようにすれ違い生活をお互いが
敢えてしていた。
週の2日、3日は外泊。
帰ってきたとしても0時頃。
居ない事に私はラクさを感じていた。(ご飯作らなくていいし、イライラしなくてすむ)
今思えば、こんな生活おかしいって分かる。
その当時は、居ない事が楽で、夫婦向き合う事を避けていた。
意地になって連絡もしなかったしで、
旦那は好き放題してたんだと思う。
コロナが流行し、義両親とも距離ができ、
家族で毎年出掛けていた旅行も行けなくなり、
夫婦の距離も少しずつ溝が開いていたのが、
コロナを期に加速したと思う。
つづく...